'06年2月19日〜2月24日に旅行したタイ北部の写真です |
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3日目 昼〜夜・メーホーソン〜メーサイ | |||||
2月のメーホーソンの朝は、よく冷え込んでいる。「寒い」と言ったら日本にいる人に怒られてしまいそうだが、バンコクの気候に慣れてしまっている私には、この15℃前後の冷え込みが非常に身にしみる… 長袖用意していて良かった… 8:00メーホーソン出発のミニバン(ワゴンタクシー)でチェンマイへ向かう。 飛行機で飛べば30分で着くことが可能であるが、ここは敢えてガイドブックに「険しい山岳地帯を通り抜ける」と書いてあるルートを通って6時間の長旅に挑戦することにした。 地図が無いと説明が難しいが、メーホーソンからチェンマイまでは、パイという街を経由する北回りルートと、メーサリアンを経由する南回りルートの2つがある。 この北回りルートの道は、第二次大戦中に日本軍がビルマ侵攻に利用するために地元民などを使って建設した道で、私自身、どうしても見てみたかった道である。 結局、ビルマ侵攻に失敗した日本軍の敗走にも使われた道で、多くの日本軍兵士が遠いチェンマイまでたどり着くことなく、この険しい道々の途中で命を落としていったそうである。 道は…国道であるのにもかかわらず、本当に険しかった。 よくぞ、こんな場所に我々の先代は道を建設したものだと感心すると共に、その苦労は凄まじいものであったのだろうと思う。 距離にして270km。 その距離は、数字以上に遠く感じられた。 |
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朝のメーホーソン 朝霧に包まれている (写真では分からない…) |
メーホーソン-チェンマイ間の 移動に利用したミニバン 普通バスなど他にも 車両は多種ある。 |
国道とはいえ、未舗装の所もある 山越え、九十九折カーブの連続 |
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こんな橋も渡った。下は川。 これでも国道、怖ッ!! |
メーホーソン県・パーイ | チェンマイ バスターミナル | |||
道程の途中、立ち寄った休憩所にて。 | 山道を走っていた、 工事関係者を乗せた車 このピックアップに 15人以上乗っている |
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チェンマイのバスターミナル到着後、次の目的地メーサイへ向かうバスは僅か15分後の出発であった。ラッキー。 チェンライ経由で4時間30分である。 メーホーソンからの移動で乗車したミニバンは狭く、窮屈だったので、ちょっと贅沢して大型バスに24席しかないVIPバスを選択した。(320バーツ) ミャンマーとの国境の街、メーサイに着いたのは日没後の19:00過ぎ。 ここも、国境があるとは思えないほど静かな街である。 |
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メーサイの夜 静かな街 路肩には、夜食を提供している屋台が並んでいた |