'06年2月19日〜2月24日に旅行したタイ北部の写真です |
トップへ戻る | |||||
旅行記目次へ戻る |
2日目 朝・メーホーソン | |||||
午前8:30-。 タイ国内にある学校では、毎朝一斉に朝礼が行われる。 校庭には生徒が全員整列し、タイ王国国歌(プレーンチャート)を歌う。ここ、首長族の村でも当然例外ではない。 カレン族の一派、パダウン族はいわゆる「首長族」と呼ばれている。 この民族は元々ミャンマー領で生活していた人々であったが、タイ領にいるパダウン族はミャンマー政府軍と反政府軍の衝突に巻き込まれ、タイへ逃れてきたミャンマー難民である。 今回訪れた所は、ナイソイという街のはずれにあるパダウン族の集落。メーホーソンの街からは30km以上近く離れている。道程は途中全く舗装されていジャリ道(悪路)も通り、まさに山の奥地に入っていく感じであった。 ここの民族は喋る言葉はタイ語ではなくて、ミャンマー語(カヤ族語系)が主である。生活文化・習慣も独自のものを持っている。 学校の朝礼だけは完全に「タイ式」ではあったが、授業は基本的にミャンマー語で行われている。黒板に書かれている文字も(ミャンマーの)ビルマ文字。ここは「タイ」であって「タイ」ではない。 国に認定された難民であるから、首長族の人たちも、本来は15歳以上のタイ人なら皆が持っている「IDカード」を所持しなければならない。 しかし、タイ政府によるタイ同化政策にもかかわらず、タイ北部にいる他の山岳民族もここ同様に、その「IDカード」をもっていない人が多いそうだ。 つまり、住民登録をしていない人が多いということである。 IDカードが無いと、村から出て買物に行くことも出来ない。 携帯電話は圏外で使用不能。電気も殆ど通って来ていないのでテレビも見れない。 ここは正に陸の孤島なのである。 部族の集落がある街の小高い丘の頂きに「キリスト教会」があった。 ここの首長族は多くが「キリスト教徒」であった。 |
|||||
AM8:30 朝礼 国歌斉唱 | 教室 | ||||
機織り、お化粧中 | 食事の支度 | 親子 | |||
食事 食べていたのは、「魚と野菜の辛みそ和え」 |
オバちゃんと私 このオバちゃんの首輪は 6kgもあるそうだ |
||||
住宅 歴史の中にいる錯覚が… |
ここの住民は 主にキリスト教徒 |
村の入口には軍事警戒線が 張られていた |