Let's cook Thailand

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2007年2月
9月22日

今秋、日本にて「七夜待」という映画が公開される。
日本でOLをしていた女性が、“自分探しの旅”にタイを訪問する。
そこで、出会った人々やタイマッサージに惹かれていく、、、という設定らしい。(サイトより)

一方、一部で話題になっている「闇の子供たち」。
タイを舞台に児童買春や臓器売買に目を向けた作品である。

こちらもサイト上でしかストーリーなどを読み取ることしか私にはできないが、ひとつの事実として、今年予定されている「バンコク国際映画祭」に出品予定だったものが主催者側の判断でキャンセルになったということ。

どちらも「タイ」を舞台にした邦画である。しかし、内容があまりにも正反対。

是非、映画を見る機会があれば、どちらもすぐにでも見てみたい。
9月18日

タイの“ハニカミ王子”ことアイス・サランユー君が日本で10月8日に新曲を発売するそうである。
曲名は、Beat☆Bang!!Bang!!
 ここのページで試聴が可能!

曲を聴いてみると… タイ語・日本語・英語がMIXなんですねー。
ちょっとだけ、なんか不思議な感じ。でも結構違和感無かったりして・・・

アイス君と言えば、2006年にヒットした彼の曲「コン・チャイ・ガーイ คนใจง่าย」がタイ国内外では結構有名。
↓(私もひそかにこの曲カラオケ練習中。・・・むずい。)



今回のCDの二曲目には、この曲の日本語版「恋ナンジャナイ?」も収録されているようで、いよいよアイス君本格的に日本進出ですね~!
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 で、実は今回のこの日本で発売されるアイス君のCDジャケットのデザインを作成したのが…
私の友人で東京在住のタイ人デザイナーBENZクン(←あだ名)。
現在は日本で某タイ関連の雑誌を発行している会社で活躍中。 何気にこのLet's cook Thailandでも、昨年ここのページで顔出ししてます。笑

 このベンツ君。以前はタイの巨大な音楽会社「G社」でCDジャケットのデザインなどを作る仕事をしていたものの、数年前に辞めて大好きな日本へ留学し、映像の技術も取得。
そんな彼が留学時代に作った作品のひとつがこれ。

↓題して「TOKYO


無機質に見えて無機質でない。
毎日時間通りに動いていて、一生懸命働き、不満もあるけど我慢して何も言わない、日本人。

日本にいるタイ人が見た、東京の日本人サラリーマン。 私は結構この作品がお気に入り。
9月15日 【越南記 その6】
 ハノイ滞在中「ベトナム戦争」に関する歴史を少しでも知りたくなり、「戦争博物館」「ホーチミン廟(遺体安置廟)」「捕虜収容所(通称・ハノイヒルトン」と一通りの戦争にかかわる市内の建物を見学して周った。

 戦争博物館では、当時実際に使われた戦車や兵器、そして、撃墜したアメリカ軍の軍機が巨大モニュメントとして飾ってあり、アメリカに対する戦勝国である「ベトナム」を讃えている施設でもあった。

 ただ、知れば知るほどベトナム戦争は奥が深すぎる。植民地の時代から、東西冷戦に翻弄されるまで、そしてアジアの小さな国が、巨大国家アメリカの社会を二分する事態になっていくまで。
ウィキペディアの項を見ただけでも実に奥が深い。

 戦争博物館内には、日本からの北ベトナム支持者による寄書きも数多く飾られていた。

 「ベトナム」は隣国「ラオス」と同様に“社会主義国家”である。民主主義国家「タイ」とその狭間に長年翻弄されてきた「カンボジア」。軍国ミャンマー(ビルマ)同様、東南アジアは本当に奥が深い。
  
9月13日
【あまりここでは政治の話題はしないようにしているのですが、今回も少しご勘弁を…】

まぁ、とにかく、タイの政治家は元気がいい。(気がする)
日本では既に引退してしまった「ハマコー」のような政治家がタイには結構いる。

その代表格(と勝手に思っているの)が… チューウィット・カモンウィシット氏。
元ソープ王としてその筋では超がつくほどの有名人。(スクムビットソイ10にあったスクムビット・スクウェアの強制破壊でも有名)
4年前に政界に進出しバンコク都知事選に立候補、第3位の得票率だったのは知っている人も多いと思う。(詳細はこちらのページに詳しい。)

今年10月5日には再びバンコク都知事選があり、現在その選挙戦の真っただ中である。
前回初当選し、現職のアピラック氏と前回同様このチューウィット氏も出馬をしている。
 現在バンコクの各所には、チューウィット氏の資金力を見せつけるかのごとく、市内の至る所にこの看板が立っている。

スローガンは
私は“問題”を見る事が出来る チューウイットにチャンスを」。

双眼鏡片手に髭をたくわえ、相変わらず渋い顔をしている。
ちなみに… 4年前のポスターはこちら。

ハンマーを持って、「ぶっ壊す!」みたいなイメージを持たせていた。

それに引き替え、今年のポスターはまだ少し大人しい気が…
こちら、「本命候補」の現職アピラック氏。タイの野党民主党に所属。野党民主党、バンコクではすこぶる強い。
[以下経歴はこちらより転載]

〈アピラック・コーサヨーティン〉
1961年生まれ。チェンマイ大学理学部卒、タイ国立開発行政大学院(NIDA)経営学修士。ペプシコーラ(タイ)社員からスタートし、フリトレー (タイランド)、タイ音楽最大手GMMグラミー、携帯電話サービス会社TAオレンジ(現トゥルームーブ)などの社長を歴任した。2004年の都知事選に出馬し、当選。民主党副党首。パティマー夫人との間に1男1女。

 記事を見ると今回も支持率4~50%という結果も出ており、ほぼ今回の選挙はこの人で決まりだろうか(!?)

いずれにしろ、私はチューウィット氏の動向に注目中。 
9月9日 とうとう、やってくれました、タイの憲法裁判所。

タイのサマック首相に対して、“(副業を禁止した)首相職でありながら、TVの料理番組に出演してギャラを貰っていたのは違憲”として首相職の失職を命じる判決を出し、「内閣総辞職→解散→選挙」という流れになる感じである。

選挙をしても結局またサマックが勝って、彼が再び首相になるという見方もあるようで、この国の政局はますますの混沌が深くなっていくような感じである。

結局はこのゴタゴタがまだしばらくは続くということである。 あ~あ…
 
プチ切れ辞職してしまったどこかの国の首相もいたが、首相職にここまで固執する一国の指導者も全く正反対で興味深い。

ちなみに「サマック」とはタイ語で「志願する・応募する・自ら好んで物事をする」という意味。
この御方、全く名前負けだけはしていない。 というか、ちょっと前に出過ぎ?

私の近くにいる(自称)無党派のタイ人は「タクシン万歳、サマックBoo!Boo!」と言っていたが、今回のこのサマック劇場、結末やいかに!?
9月8日  今日はま~ったく、現在の生活と関係ない話です。

 何気にmixiを見ていたら、成田の「鈴木やきそば」店のコミュを発見。(写真もmixiから拝借)
 ここは、私の地元“成田”では「ゲリそば」の愛称で非常に有名な焼きそば専門店。 学生時代には私も幾度とお世話になった、地元学生のオアシスともいうべきお店である。

 ここの店、まずなにが凄いって、メニューは「焼きそば」のみで、焼きそばの具は「キャベツのみ」なのである(笑)。

2008年現在のメニューは 
・並 400円
・大盛 500円
・特盛 600円 だそうである。
この「特盛」、本当に「特盛」で皿はみ出さんばかりの超山盛りになって出てくる。(この写真は多分「並」。)
最後まで食べきるのには、相当な覚悟と体力が必要な特別な食物であった。

 今、よーく考えてみたら、このお店、私が学生時代には既にかなりの年期が入っている店だったが、更に10年以上たった今も営業しているということである。しかもメニューは全く変わらず。
 店のある場所は成田山新勝寺の近くではあるが、絶対に地元の人しか通らないような路地の中に立っており、地元民以外がこの店を探すのはかなり困難。
それでも、キャベツだけの焼きそばでン十年も営業を続けているのである。

 飲食店の視点で見ると、入れ替えの激しい業界の中、これだけ個性的な店で、地元の人々の記憶に強く残り、長期に渡って三等地営業しているというのは凄すぎる。

是非、成田空港に降り立った際には、この「鈴木やきそば店」となぜか成田にあるタイ寺院「ワット・パクナーム」のへちょっと足を延ばしてみるのも面白いかもしれないですね…
9月5日 【越南記その3】

ハノイの街角にて。

ベトナムの街角でよく見かける「ノンラー(Non La)」と呼ばれる葉でできた円錐形の帽子。
タイ国内でも見かける事はなくはないが、ベトナム人ほど普通にかぶって普通に似合う民族はやはりいないと思う。

私は土産物屋で試しにかぶってみたが、完全に田舎のおとっつぁんになってしまったので、あっさりと購入をあきらめた。(我ながらある意味似合いすぎていたが…)
9月7日 一度、このサイトでも紹介させてもらったことがある、以前知人に教えてもらったこのページ。

「あなたのタイ人度チェック」
http://www.tls-group.com/khonthai.html

久しぶりにやってみました。

私の結果は…




あなたはタイ人です。

違うとは言わせません。



国籍に関係なく、前世はタイ人だったはずです。

タイで暮らしたり、タイ人と商売をしてもきっと上手くいくでしょう。

早くタイに帰ってきてください。


まぁ、ある程度は予想通りの結果で…
9月5日
【越南記その1】
ここは・・・ 
バンコク新国際空港、スワンナプーム空港。 

実は先月、仕事でのちょっとした所用&休暇を兼ねて初めてここから「ベトナム」へ行ってきた。

バンコクからベトナムの首都ハノイまではタイ国際航空、ベトナム航空をはじめ、エールフランスなども就航しているようであるが、私が今回(も)利用したのは「Air ASIA」。
無料の機内サービスが一切ない格安航空会社で、私が搭乗した日もタイ人、ベトナム人、西洋人の客でほぼ満席であった。(日本人は見なかった…)

航空賃はもろもろが加算されて、往復で9,000Baht。日によっては6,000Baht程度で往復可能なようである。
 これは、スワンナプーム空港内の出国審査場近くにあった看板。 
 「VAT」とはタイの付加価値税、つまり消費税のことで、一定以上の条件がクリアされれば、ここでタイ国内で支払った税金が返還されるというもの。

英語、中国語とともに、日本語でも一応説明が書いてある。
 まぁ、ここでスタンプを取得してVATの還付を受ける必要があります。

ということのよう…
スタンプが無いと還付受けられません… って、なんで、いきなりギャル語??

「スタンプないしぃ~」 笑

 明からに日本語をちょっと勉強したタイ人がこの看板製作には関わっているのであろうが、、、なんでギャル語文法!?
 まぁ、そんな事はさておき、無事に離陸した飛行機は、正にバンコクの中心地の上空を通過して一路、ハノイへ向け飛び立っていった。

…つづく。
 (昨日の晩餐と連動してベトナムで撮った料理写真などを不定期連載していきます。)
9月2日  なんだか日本でも大きなニュースになってしまっている「バンコクの非常事態宣言」。

南部のプーケットや、クラビ、ハジャイ(ハートヤイ)の空港が閉鎖されたとか(現在は一部解除されたらしいが)、首相府を占拠して武力で衝突したりと、なんだかこれが本来のあるべき民主主義の一つの形なんだかよく分からない状態のタイだが、ニュースで騒がれているほど、一般市民の生活はいたって平穏のようである。

 特に私の住んでいるシラチャでは、今回の出来事は完全にテレビやパソコンの中だけでの出来事のような感じが今のところする。 影響と言えば仕事上で日本から来られる予定だった方が来られなくなったこと。

 2年前のクーデターの際には私はタイにいなかったので、よくは分からないが、今回は一体どうなるのであろうか? なんだか、報道を見る限り前回より冷やかな視線で今回の騒動を眺めているタイ人が多いのは気のせいだろうか?  ある方に聞いたところ、「今回のタクシン問題はかなり根が深いのでないか」との事。

富裕層の利害、政治家の利害、そして田舎にいる農民を買収して集会を先導している人々の利害。
これらの様々な利害が複雑に絡み合って、本当は恨みもない人を恨みあい、勢いで暴力が発生し、死者が出てしまい、報道により一部の話だけが誇張していき、勢いがさらに加速され、、、…一体どうなっていくのであろうか?

 間違いがないのは、せっかくタイ国内の経済がこれから大きく成長していこうという時期に、大きく水をさされてしまった事実。 ベトナムやインド、そして中国やアラブ諸国などとの国際競争も激化していくはずなのに、この身内でのゴタゴタ。

 「タイのイメージが悪くなっていくことは避けてほしい」というのは、この国に少しでも関わっている日本人が皆、感じていることだとは思うのであるが。

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