Let's cook Thailand

アロイ!! タイ料理
2005年9月
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   今日は先日行ってきた、バンコク市内にあるパーククロン市場の写真を
      あまりにも長くなったので、説明文は極力少なくしています。  でも、やっぱり長いか…
市場の中は、手押しの台車が多数行きかっている。
大量に物を積んでいるものは、勢いがついているので、追突注意!!
市場ではトゥクトゥクも
重要な運搬車
マーク タイの胃袋、「市場」にはやはり屋台も豊富。 市場内の小売店では、所によって貸しトイレを設置している。看板には、「トイレ使用 3バーツ / 水浴び 10バーツ」と書いてある。この店舗奥で水浴び…!?
  ↑
マークについて。

(過去の晩餐55より転載)
バイチャプルーは和名を「キンマ(蒟醤)の葉」という。

“キンマ”とは…広辞苑によると(一部略)…
タイ語又はビルマ語の転訛語。コショウ科の常緑低木で先端が尖り、光沢がある。葉・根・種子を健胃・去痰薬とする。その葉をを採って、檳榔子(ビンロウジ)・石灰と共に噛んで嗜好品とする。

キンマを嗜好品、と辞書には書いてあるが、現代のタイ社会では既に“過去の嗜好品”である。 しかし、タイの田舎に行くと、確かにこの葉を未だに噛んで、嗜好としている老人が今でもいる。 
歯が真っ赤になるのが特徴で、もし田舎の爺さん婆さんが歯を真っ赤にしていたら、重度の歯肉炎、、、ではなくてキンマを噛んでいることからによるものであるのは間違い無い。

・マークは元来、「果実」の意味があるものの、ヤシ科の(ビンロウ)のことを直接指す事が多い。

・葉は20mに達する幹の頂上に集まり羽状である。(→写真参照)

・実は房状になり、熟せばダイダイ色で、3〜5cm、核を檳榔子(ビンロウジ)と呼ぶ。
アレコリンとタンニンを含むため、下痢止め、虫下し、皮なめしに用いることが出来る。
この核を薄く切り、赤く染めて石灰を塗った“プルー”の葉に包んで噛む事を『キン・マーク』と言う。(転じて日本語では“キンマ”と呼ぶ。→参照)

・渋い刺激と、麻薬的な清涼嗜好品として、東南アジアでは古来広く常用されてきた。

・東南アジアでは、これを用いる習慣が社会に広く行き渡っていたので、日常の必需品となり、結納品中の重要な要素となった。「果実」の意味である“マーク”という語によって果実の代表とされる程、ビンロウジは社会的に重要なものであった。

・しかし、あまりにも非現代的であるとの見地から、第二次大戦後、ピブーン内閣はこの使用と栽培をやめるよう、国民に勧告した。なので、現在においては、これを常用する人は地方を除いて非常に少ない。

・しかし、ビンロウジをかむ習慣は無くなったものの、『マーク・ファラン(西洋のビンロウジ)』というタイ語は「チューインガム」の事を指すように、言葉自体は現在も生きている。

・スコータイ時代には、マンゴー(マムゥアン)、タマリンド(マカーム)、ミカン(ソム)の事を(マークムアン、マークカーム、マークソム)と言っていたが、“マーク”が‘マ’に縮音されたり消失したものである。タイでは‘マ○○○’と呼ぶ果実や植物は多いが、大抵は果樹でマークの縮音である。
《参考 日本タイクラブ発行 冨田竹二郎監修 タイ日大辞典より》
さすがタイの市場。唐辛子が正に山ほど売っている。 こんなにカラフル!!
ピックアップはそのまま小型店にも大変身。
↑写真は‘カボチャトラック’が溢れそうなカボチャを直販している。
これまた、畑から出て
きたような産地直送品
このかごの中に入っているのは、
ミント(
バイ・サラネー)。
タイでは廉価で大量に手に入る。
最近では洋野菜も栽培されている 左↑カーと呼ばれている生姜科の南薑(ナンキョウ・はじかみしょうが)
右↑クラチャーイと呼ばれているこれまた生姜科のオオバンガジュツ。根をカレーに入れたりする。
ランブータン・紅毛丹(ゴ)を選別している店。5月〜10月が出荷時期。 ドーク・ホーム
(葱の花・芽)
ソムオー
(ザボン)
ケーオ マングコーン
(ドラゴンフルーツ)
青リンゴ(中国産) クルワイ ナーム
ワーデッイプ

(バナナ)
ラムヤイ
(龍眼)
ロンコーン
(ズク)
アグン
(ぶどう)
マフゥアング
(カラムボラ・
スターフルーツ)
スライスすると、星型になる果実。
決して美味しくはないが、見た目はとてもキレイ
ここ、パーククロン市場は食料以外にも、「花」で有名な市場。
この日も日本人団体観光客を発見! ここに来るツアーがあるとは知らなかった。
歩道の花屋さん  ガーム プー
直訳すると「蟹のツメ」。
日本語名:カニバサボテン。
アメリカネムとも呼ばれる植物で、高さは長いもので20m。
莢(さや)は熟すと内部が甘く可食。山羊が好む。約100年前にビルマ(ミャンマー)から移植されてきた
 プワンマーライ
 糸に通して、輪状にした花輪、花冠。
タイの宗教・習慣上で欠かせない物の一つ。 タイ人は、このプワンマーライを祠に直接掛けたり、お供え物等に添えたりする。
タイの結婚式でも新郎新婦はこの花輪をお互い首にかけ、それぞれを糸で繋いだりする事もある。 
ここの市場の歩道の一角は、全てプランマーライ屋 オーキッド・蘭もタイでは数多く売られている  そしてそして・・・
 やっぱり、市場の端では犬猫がグーグーと寝ていた…
 なんて、気持ち良さそうに…zzz 
 スクムビットsoi16という通りは、スクムビット本通りからはチョット離れたところから始まる珍しいソイ(路地)である。 決して長いとはいえないソイであるが、高級コンドミニアムが軒を連ね、所々に飲食店が店を構えている。
 そんなソイ16で8年前のオープン以来、富裕層タイ人をはじめ西洋人や駐在日本人に支持を受けてきたCafeバーがここ「Kuppa」。《カッパと読むが決して河童ではない》
 お洒落で、雰囲気がよく、スタッフの感じもかなり良い。在住の人にとってはデートスポットとしても、親しい友達と気取って出かける箇所として持ってこい。
 また、観光でバンコクを訪れた人にとっても、“Bangkok's Cafe”として是非尋ねてみてもらいたい場所である。(英語可)
 まず、この店はCafe専門店だけあってコーヒーのレベルが非常に高い。デザートも充実している。
料理も西洋料理をメインとはしているがタイ料理もあり、正にフュージョン。(安くはないが…)
 AM10時のオープン以降、夜22:00まで通して営業しているので、午後のティータイムにコーヒー1杯又は紅茶1potとスウィーツだけとしても利用できる。
 BTSアソーク駅から徒歩だと約15分。歩けない距離ではないが、決して近くはないのでタクシー等で行くのがオススメ。 (9月24日)
入口看板 Mocha
Penne Bolobnese Papaya
Pok-pok

(=ソムタム)
店舗内 Mocha 85バーツ(≒232円)
Penne Bolognese 260バーツ(≒710円)
Papaya Pok-pok 60バーツ(≒164円)
 先日チャトチャック市場(→写真)へ買物に行った際、ある場所で豚肉の三枚肉=ばら肉をそのままカリッと揚げて、ぶつ切りにして売っている店舗を見つけた。

「ばら肉」のことをタイ語では「サーム・チャン」と呼ぶ。
「サーム」は“3”、「チャン」は“段階・階層”という意味があり、日本語でも「三枚肉」と呼ばれるように、タイでもばら肉のことを“3層になっている肉”と呼んでいる。
タイ人は、この豚ばら肉をそのまま食べたり、ラーメン(クイッティアオ)のおかずにしたりして食べているようである。
(9月22日)
 
ムー サームチャン
トート クロープ

(豚ばら肉揚げ)
 
これスイカです。
 バンコクにある国際展示場、クイーン・シリキット・コンベンションセンターにて「国際フード&ホスピタリティーショー」なる催しがあった。(→IFHS'05 サイト)
 主に食関係の商談会や販売、料理コンテストなどが開かれており、その一角ではフルーツ・カービングのコンテスト展示も行われていた。
 バンコクで、フルーツカービングを習っている日本人女性は近年増加の一途をたどっており、習得した技術をもとに日本帰国後、カービング教室を開いている人も多々いるとのこと。 それを証明するかのごとく、カービングの展示会場の見学者は日本人女性の率が相当高いようだった。
私は…、全くカービングできません。(習ってはみたいのですけれどね〜…)
 
 その展示会場で見つけたヘンな(?)豆乳。
OHAYO(おはよう)と命名されている富士山と桜マークがトレードの商品。何で「豆乳→日本」なのかは理解に苦しむが(タイにも元々豆乳はある。)、まぁ、ものは試しで飲んでみると… 甘さ控えめで、結構美味しかった。 名前を変えて出したら良いのに。 日本ブームに便乗なのだろうか? (9月18日)
フルーツ カービング ナーム ノム
(豆乳)
チェンマイやランプーンなどのタイ北部地方が名産地といわれているラムヤイ(龍眼)。
このラムヤイジュースが現在コンビニでパック売りされている。
販売元は、日本食や緑茶で一大企業となった「OISHIグループ」。 オイシ・グループは日本食関連だけではなくこのような“タイ人の為のタイ人によるタイのジュース”を販売し始めた。
 味はというと…、街中でたま〜に飲むラムヤイジュースの味そのもので、多少は飲みやすくなったかな?という感じであった。 
個人的に、イマイチこのラムヤイジュースは好んで飲む方ではないので、特にそれ以上の感想はなし。 紙パックで持ち運びに便がよいので、荷物の余裕があれば、タイ土産として日本へ持っていくのも悪くは無いかも知れない。(9月13日)
ナム ラムヤイ
(龍眼ジュース)
 日本でよく売られている“アジアン雑貨”は主にタイやベトナムを中心に買い付けられ売られていることが多い。タイであればバンコク市内のチャトチャック市場は有名で、週末になると数万人もの人々が集まる巨大市場である。
バンコク市内にある某西洋料理店で食事をした所、器具から装飾、食器までこのチャトチャックで売られているような「MADE IN THAI」の雑貨が多く使われていた店であった。 

左写真、ホットココアを注文した所、タイ模様(ラーイタイ)の急須でサービスされた。
右写真、会計の時、伝票や釣銭がココナッツの木で出来た小物入れに入って出てきた。

なるほど、西洋料理店といえど、このようにタイ雑貨をうまく使うのも、そこの店の雰囲気に違和感が無ければなかなか素敵である。(9月9日)
 チャオプラヤー川の近く、シープラヤー通りの一角に、チャイナパレスという高級中華料理店がある。元々、どこかの権力者の邸宅だった所を改造し店舗となっている。タイ人の金持ち華僑は、いつもこんな所で食事をしているのだろうか? と疑いたくなるくらい、店舗前の駐車場には、ベンツやBMWなどの超高級車がズラリ…。
 料理は、ムーハン(子豚の丸焼き)から始まって、北京ダック、点心、炒め物、ご飯、麺、そして甘味、と色々…
そりゃ、どれも美味しかったです。ハイ。(9月3日)
ムー ハン
(子豚の丸焼き)
焼きそば
先日のこと。
プライベートで親しくさせて頂いていた、某日系企業の社長がバンコク市内の自宅で急性心不全の為急逝された。 亡くなる数時間前にもお会いしていたので、その驚きと衝撃たるや未だに言葉には表わせない。
数日後、バンコク・エッカマイにあるワット・タートーン(タートーン寺)で、葬儀がしめやかに執り行われた。
葬儀の際、僧による読経が5回ほどに分かれて行われたのであるか、その3回目が終了すると同時に、参列者にS&P製のスナックボックスが配られた。
この箱の中に入っていたのは、サンドイッチやバナナケーキ、パイケーキ、オレンジジュースなど。 
タイの葬儀では、読経の間に参列者皆で同時にこのような軽食をとることがあるのだという。僧もこの時間は、この軽食を口にしていた。
この“皆で同時に”ということに何かしらの意味があるのだそうである。
《←私はカメラを持っていなかったので、写真は参列した知人よりお借りしました》


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