Let's  cook  Thailand

アロイ!! タイ料理
2005年1月 トップへ戻る
ご無沙汰してしまいました、屋台料理です。

屋台の軒先で、豚ばら肉が大きな塊のまま揚げてあるのをよく目にする。
今回は、その豚バラ肉を、適当にバンバンバンと切って、ご飯の上に乗せ、ソースを掛けただけの料理。 横には、何故か、生きゅうりと、ちょっと甘いソーセージが添えてある。

豚ばら肉だけでも結構なボリュームで食べ応え充分。
なんだか、豚肉が食べたいナーというときの、私の秘密の一品。(1月30日)
カオ ムー グローブ
(揚げ豚バラ肉のせ ご飯)
今回はちょっと志向を変えてみました。

良く、ここに登場している、ランスワン通りにあるウォンリーレストランの新メニューを掲載。

ただ単に、メニューを安デジカメで撮っただけなので、画像が悪くてスイマセン… 

↓下はメニューの表紙。日本人用には、日本語併記の物が、中国人・タイ人には中国語併記の物が出てくる。
私が行くと、今まで7割の確立で日本語メニューが出てはくるが、3割の確立では中国語のメニューが出てくる。私はやはり、いったい何人に見えるのか!?…

→はメニューの1ページ目。タイ語、英語と共に日本語が印刷されている。しかし、この日本語、所々やはりオカシイ。まぁ、仕方ないのか… まだここのレストランの日本語はまともな方(?)
ちなみに… 私が先日、マズイ!! と書いた豚肉のスライス(←写真)はNo.9の料理。“豚煮ぶつぎり”の日本語は絶対ウソ!! こちらNo.13の“蟹の玉子カレー炒め”。
「玉子」は蟹の卵ではなくて鶏の卵の事。この料理は何度食べても外れることはまず無い。
ペッ・パロー(アヒルの煮込み)はメニュー中、赤字の真ん中にある、“あひるの血醤油煮”。
やはり、この日本語もイマイチ良くない…
こちら日本でもお馴染み、“空芯菜の炒め物”。上記メニュー上では赤字の真ん中下、“パクブン炒め強火炒め”というちょっと理解の難しい日本語名。
注文したことが無いので写真は無いです… → いつも気になっているのであるが、No.3の“金魚の空揚げ”。タイ語を見ると、「プラー・グン・トート」と書いてあり、これは日本で言う「白魚」のことである。白魚と金魚じゃエライ違いであるのだが… 
未だ注文するまでに気持ちが至らず。
【最後に…】ウォンリー・レストランのメニューはこんな感じで、200品位の料理がメニューに掲載されている。 
タイが初めての観光客でも行きやすい大衆料理店であるのは間違いないのであるが…。
タイ人が海に入るとき、水着を着ているかと思いきや… 男も女もTシャツ・短パンのまま海に入っている人が多いのに気がつく。(水着を着ている人も一応はいるが…)
タイ人は、くらげに刺されないようにする為、海に入るとき服を着るという。本当であろうか? 
その話の真偽の程はさておいて、タイの海にもくらげが沢山存在している。
勿論、くらげを使った料理もあった。 “メングカプルン”とは、タイ語で「くらげ」の意である。
甘く、酸っぱく、そして、ナンプラーで塩味をつけてあるのが、タイのクラゲ・ヤム(和え物・サラダ)である。上には、パクチーで香りを。 
バンコクや海沿いのシーフード料理店なら料理名を言うだけで作ってくれるはずである。(1月23日)
ヤム メングカプルン
(くらげのサラダ)
冬の魚で「マナカツオ」という魚が日本である。 この魚、タイでも漁獲されていて、マナカツオを使った料理を、シーフード専門店等で見かけることがある。

タイの場合、マナカツオは揚げで食べるのが、なぜか主流。
 この写真の料理も魚自体を揚げて、青菜とニンニク、唐辛子を入れて作ったアンがかかっている。白身の淡白な魚なので、このような食べ方のほうが確かに美味しく食べられる。(1月20日) 
プラー チャラメット
トート ラートナー

(真魚鰹[マナガツオ]揚げ・あんかけ)
酒の肴、肉料理二品。

バジル炒め(パッ・ガパオ)は、比較的メジャーなタイ料理。鶏挽き肉や豚挽き肉で作られることが多いが、勿論牛肉でも、海老でもOk。とりあえず辛いので、ご飯と一緒にするときには、目玉焼きも一緒に食べる人が多い。

ペッパローは打って変わって全く辛くない料理。タイ料理というよりは中国・広東料理という感じである。 (1月16日)
ヌア パッ ガパオ
(牛肉のバジル炒め)
ペッ パロー
(アヒルの五香粉煮込み)
何度か紹介をしている、バンコク・ランスワン通りにある一般大衆タイ料理店。「ウォンリー・レストラン」。 まぁ、何を食べてもまずハズレの無い料理を提供している店、のはずなのではあるが、やっぱり有りました、ハズレ料理。
←写真の茹で豚肉のスライスは、本当に茹でてスライスしただけの豚肉。下味も何もついていない。添えられてきたソースが美味しければOKなのであるが、どうもマヨネーズと醤油(シーユー・カーオ)をただ混ぜただけのようなソース。ちょっと、これだけではイタダケない…
→写真の料理はただの「蟹サラダ」を注文したら出てきた料理。
生トマト・きゅうり・玉ねぎがボンボンとのっていて、身をほぐした蟹、その上にはタイ版の甘ーい、砂糖入りマヨネーズが、た〜っぷりとかかっている。 イケテナイよなー… (1月14日)
ムー トム ハン チン
(茹で豚肉のスライス)
「海の鼠」と書いて、ナマコ(海鼠)と読む。 中国料理でも海鼠を使った料理が沢山ある位なので、勿論タイにもナマコは存在している。 しかし私はバンコクのタイ料理店で海鼠は今回初めてみた。
タイ語で“プリン・タレー”。「タレー」は海という意味で、「プリン」だけでは『蛭(ヒル)』という意味である。日本語(中国語)では海のネズミであるが、タイでは海のヒル。 どちらにしても、やはりナマコはイメージが良くない。高級食材ではあるはずなのだが…

今回の料理店では、このナマコに葱と唐辛子を入れ黒コショウでサッと炒めた料理が出てきた。ナマコ自体、寒天質なので好みのはっきり分かれる食材であるが、こうして食べると、食感以外はくせが抜け、結構食べやすいと感じた。(1月12日)
プリン タレー
パッ プリック タイ ダム

(ナマコの黒コショウ炒め)
ミィアン・カムという、タイでのひとつの日常食がある。
バイチャプルー又は、バイ・トーング・ラーングという葉に様々な物やタレを包み込んでひと口で食べるというものである。
バイチャプルーは和名を「キンマ(蒟醤)の葉」という。

“キンマ”とは…広辞苑によると(一部略)…
タイ語又はビルマ語の転訛語。コショウ科の常緑低木で先端が尖り、光沢がある。葉・根・種子を健胃・去痰薬とする。その葉をを採って、檳榔子(ビンロウジ)・石灰と共に噛んで嗜好品とする。

キンマを嗜好品、と辞書には書いてあるが、現代のタイ社会では既に“過去の嗜好品”である。 しかし、タイの田舎に行くと、確かにこの葉を未だに噛んで、嗜好としている老人が今でもいる。 
歯が真っ赤になるのが特徴で、もし田舎の爺さん婆さんが歯を真っ赤にしていたら、重度の歯肉炎、ではなくてキンマを噛んでいることからによるものであるのは間違い無い。

手で包んだバイ・チャプルーに包んだ材料は8種。
中右写真から「タレ、ココナッツロースト」。下左写真「干し子海老、炒りピーナッツ」、下右写真「マナオ(ライム)、ホームデーン(エシャロット、・唐辛子、生姜」。
切れる物は適当な大きさに切り、葉に包み、その上に甘いタレとココナッツを乗せ、そのまま口に運ぶ。

このミィアンカム・セットを私に紹介してくれた、タイ人のモンチャリーさんによると、「唐辛子は好みで入れ、ライムは必ず皮のまま切り、その皮の香りも楽しむべき」と教えてくれた。 
屋台でこの料理を売っていることは無く、タイ料理レストランでは見ることの出来るタイ料理である。ちなみに、キンマの葉だけを噛んだだけでは、歯は赤くならないのでご安心を。 (1月9日)
バイ チャプルー
(キンマの葉)
包み方
ミィアン カム (和訳不可)
今年初の「晩餐」。
今年は酉年なので、一応鶏で始めてみました。
鶏肉にキャベツやインゲンをはさみ、丸く整形して、パン粉をつけて揚げてある。
「タイ料理」っぽくはないが、横についてあるナムチム(タレ)は完全にタイ料理用の甘ーいものである。

鳥インフルエンザ・ショックは一応和らいできて、鶏肉を食べることに対して抵抗を示す人は少なくなってきたというものの、今度は津波ショックで魚介類に対する抵抗感が発生してきたり… と「食」の事を一つ取ってみても、決して明るいニュースが続かない。(1月5日)
ガイ ホー パック
(鶏肉の野菜包み揚げ)

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