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バンコクは、ここ最近連日連夜、晴→曇→雨→大雨→晴 の天気である。 完全に雨季入りした。 雨季といえば… フルーツの美味しい季節である。 年中暑いタイではあるが、殆どのフルーツにはやはり「旬」がある。 マンゴーは2〜3月、梨(サーリー)は9〜10月といった感じである。 そして、果物の女王とも呼ばれている「マンゴスチン」は今の5〜6月が、まさに『旬』である。 硬質の紫色した皮に囲まれたこの果物をあけると、中は純白の実がギッシリと詰まっていた。 スプーンで軽くすくって、一気に頬張ると… フ・フ・フ〜美味しいですね!!〜 マンゴスチンの皮の底面には、花弁で出来た花形の模様がある。 これは、中に詰まっている実の数を表わしていて、「花弁」の数が6であれば、その中の実に付いている房は6つということである。 ちよっとしたマンゴスチンの‘トリビア’。 (5月31日) |
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マンクット (マンゴスチン) |
ネパール在住の知人がバンコクへ出張に来た。以前はミャンマーに滞在していて、その時にもミャンマー産のビールを頂戴してここに紹介したことがあるが、今回もお土産でネパール産のビールを頂戴した。 ネパール産とは言え、銘柄は外国ブランド。 タイでもシンハーやチャーンビールの地ビールと並んで、ハイネケンやクロスターなどの外国ブランドも好んで飲まれているが、同じような感じなのであろう。 “ピリョク”は最近発売になった、新しいお茶。 タイでは昨今の緑茶ブームの為に果物ジュースやコーラ等の売り上げが以前に比べかなり減ってきているそうである。 今回の発売されたピリョクにもやはり甘味が付いてしまっているのは、ちと残念ではあったが、このように緑茶以外の「お茶」も徐々に出始めてきている。 この「お茶ブーム」は静まる所を全く知らない。 (5月28日) |
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ネパールからのビール | ピョリク (白茶) |
東南アジア圏の料理で「タイ」と共に日本でも比較的食べられている「ベトナム料理」。 ゴイクン(生春巻き)に代表されるように、独特の料理文化を持っている様にも見えるが、タイの料理とも近い料理を数多く見かける。 ベトナムの麺料理「フォー」はタイのクイッティアオ(麺)料理と非常によく似ている。しかし、タイ語でフォーは「フォー」であり、「クイッティアオ」とはメニュー上には書いていない。どうやらタイ人から見ると、これはタイ料理のクイッティアオとは似て似つかない物なのだろうか? 麺と一緒に出てくる卓上調味料もタイと殆ど同型であった。 本場ベトナムでもどうやらこのスタイルらしい。 そういえば、以前ラオスのルアンパバーンにあった屋台で麺料理(それこそラオス語でも「フォー」)を食べた時も、卓上にこの調味料セットが出てきた。 ベトナム・ラオスの料理、特に麺を食べる時には、決まって大量の生野菜が付いて来る。タイでもイサーン地方料理を食べる時にこの生野菜付きスタイルをよく見かける。 素手でムシャムシャと生野菜を食べるのには、以前私も若干の抵抗感があったが、よく考えてみればとても健康的。 もうちょっと食べやすいスタイルだったら、良いのに… となんとなく思ってみたりもした。 (5月22日) |
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フォー ナーム ガイ (鶏肉入り ベトナム麺) |
クルアング プルング (卓上調味料) |
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サラッタ ペット プラー (魚のチリサラダ) |
パック ソット ルワム (生野菜盛り) |
タイスキでは、タイ国内シェアNo.1のMKレストラン。そのファミリーレストラン的なチェーン展開とインパクトに残る宣伝が巧みなレストランである。 元来、タイスキの元祖はコカ・レストランと言われているが、タイ国内において今では「MK」という言葉が「タイスキ」の代名詞化していると言っても過言ではないと思う。 現在この店で使われているメニューには、タイ語・英語と共に、日本語も表記されていて、観光で来た日本人も違和感無く注文が可能なスタイルをとっているのでありがたい。 また、“健康的な新鮮野菜盛り”と言う商品名でメニューに載っている野菜は僅か100バーツ台という価格帯で、予算的に魚介類や肉類も頼みやすくなっている。 タイ人もこれらの鍋に「麺類」を入れて食べるのが好きなようで、「バミー・ヨック」と呼ばれるヒスイ麺を入れたり、「バミー・パック」と呼ばれているモロヘイヤ麺を入れたりして食べている。 (5月15日) |
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生野菜盛り | 単品の具材 | ||||||
バミー パック (モロヘイヤ麺) |
鍋の中 |
タイの伝統的菓子の一つ。日本人の口によく合うタイ菓子の一つで、日本国内のタイ料理店ではこの菓子をメニューに入れている所が多いと感じる。 卵や砂糖で作られた生地を、昔は陶器に流して焼いていたそうだが、今ではステンレスの型に流して焼き、そのまま売られているのをよく見かける。 写真のは左の茶色い物がシンプルなモーケンで、上に挙げて甘く仕上げたホムデン(小玉ねぎ)が乗っている。右の黄色いモーケンは“かぼちゃ”入り。 (5月11日) |
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カノム モーケン (タイ風 焼きプリン) |
バンコクは、華僑の人々が多い街でもあるので、中華スイーツをあちこちで見かける。 タイ人の知人より頂いたこの中華菓子もその一つで、箱の『朱色』がなんとも中華っぽい。 タイ語で“カノム・ピア”とは、いわゆる饅頭のことで、“ピア”とは、潮洲語で『餅』の事。“カノム”はタイ語デザートの意味。 写真のカノム・ピアはパイ生地に餡が入っているシンプルな饅頭。バンコクでは、餡子がドリアンで出来ているドリアン饅頭なんかも、ポピュラーな一品。 ちなみに、←写真のタイ語は、箱の横にあった、この饅頭を売っている店の名前だそうである。 〔カノム・ピア・ガイ・イアングクワン〕と書いてある。(5月8日) |
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カノム ピア (ナツメ饅頭) |
「カオタン」とはタイでよく食べられている食事の一種で、直訳すれば、おこげ飯。 “カオ・タン・ナー・タング”はこのおこげ飯を油でカラッと揚げて、豚の脂身、ネギ、唐辛子、ピーナッツなどを炒めて作った薬味をつけて食べる。 この写真で紹介しているカオタンには、ナムチム(薬味)はなく、それ自体に味が付いていて、スナック感覚で食べられる。 この度、一時的に日本へ帰国するのでお土産に、と買ってきて下さった。 売っている場所は、マーブンクロン内にあるお菓子店舗らしく、決して一般的に出回っている物では無いとの事である。 “ジョームポン”と名前が付いているが、これは生産している場所の名前。 稲から作られているコーンフレークみたいな感じである。(4月8日) |
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カオ タン ジョーム ポン (おこげ飯) |
今の世の中、世界中のどこででも動物(魚・肉等)を食物とする人々がいる。 つまり、その動物をトサツし食用としているのである。そして自給で賄っていけない場所では、それを職業した人々が必ずいる。 タイは鳥インフルエンザの影響があるとは言え、やはり鶏は豚や牛以上に食べられている「動物性タンパク質」のひとつである。 バンコク某所のトサツ場を久しぶりに覗いてみると、深夜フル稼働で人々が無表情のまま、鶏を処理していた。 インフルエンザの恐怖は無いのだろうか? と思うが、“仕事”として生鶏と向き合っている人々にそんな事を気にしている余裕はないのであろう。 世間に需要があれば供給しなければならないし、それが自分たちが生活していく為の仕事であるはずだからである。 鶏のトサツ場で働いている人々の目は真剣そのものであった。 (4月5日) |
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カイチィアオ ムー サツプ (豚挽き肉入り卵焼き) |
鶏のトサツ場 |
タイに「サーケー(トン)」と呼ばれる樹木がある。(右写真参照) この実を椰子砂糖で甘く煮付けたのが、左写真の蜂蜜色の「サーケー」。 “サーケー”とは、日本の「酒」と全く一緒のタイ単語であるが、両方の関連性は特に無い。 「サーケー(トン)」はクワ科の植物で、「パンの樹」と日本では呼ばれている。 ジャックフルーツ(カヌン・波羅蜜)と同属の樹木の為、実自体もカヌンに似ている。 “パン”の名前は付いているが、澱粉が多く、実際にはサツマイモのような味がする。「パンの樹」自体の原産はポリネシア。タイでは、お菓子として食べられてきたそうである。 椰子砂糖で甘く煮てある実は、本当〜に甘く、栗のようなと形容してもよい様な感じの香りであった。 [菓子の提供、及び写真提供 モンチャリー氏] (4月2日) |
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サーケー (パンの樹、波羅蜜) |