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ゴルフ場には、ゴルフクラブがある。 タイ国内には数多くのゴルフ場があり、日本に比べてもラウンドフィーが格安なので、ゴルフをする在住日本人の中には、毎週のようにゴルフをしている人もいる。ゴルフ目当てでタイに観光へ来る人も決して少なくはない。 私は、まだゴルフは未経験者であるが、今回のタイ料理はキヤタニー・クラブ・カントリーというバンコク市内から車でおよそ40分の所にあるゴルフ場のクラブにて。 ここのクラブ、なかなか美味しいタイ料理を数多く提供している。 日本人の客が多いゴルフ場には、所によって日本料理も用意している所がある。 ちなみに、このキヤタニー・カントリー・クラブには、私の職場の日本料理店の支店が入っている。(5月30日) |
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カオ パット ガイ (鶏肉チャーハン) |
ムー マナーオ (豚肉のライム漬け) |
一番左は、ココナッツミルクに、タロイモが浮いているちょっと温かいお菓子。 真ん中は、慈姑(クワイ)から作られた、タプティム・グロープと言うお菓子。タプティムとは直訳では“ルビー”の意味。その名の通り、ルビーのような色に染めているのがタイ式。 そして、一番右は、寒天で固めたココナッツゼリーと角切りのフルーツのシロップ漬け。 どれも非常にシンプルなお菓子であるが、結構美味しい。 真ん中のタプティムは、一昨年日本のファミレス大手のデニーズがデザートメニューとして取り上げたことがあったが、結局定着せず、ワンシーズン限りで姿を消してしまった。 ナタデココを発掘したレストランだっただけに、私個人としてはかなり期待していたのであるが、ネーミングが悪かったのか、根本的に覚えづらい料理名だったからか、ダメだったようである。結構日本人には受ける、と私は今でも思ってはいるのであるが・・・(5月23日) |
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カノム (菓子各種) |
タイ民族は歴史的に、中国地方の南部で生活していた人々が、北部からの侵攻を逃れる形で一千年以上昔に現在のマレー半島の方まで南下してきたのがそもそもの始まりであると言われている。 「河」のあるところに人は住み着き、そこで文明は進化していく。タイもまた例外なくそうであり、バンコクはチャオプラヤー川を中心に発展した街である。昔は川の左側(トンブリー)に王朝があり、現在は右側に王宮がある。 この地に住み着いたタイ民族は各地から様々な習慣、風習を取り入れ、独自消を化し、自分たちのものにしていった。宗教(仏教)の元は西方面から、文字の元はサンスクリットやクメール(カンボジア)方面から、そして食文化は北方面から多くが入ってきた。 タイ料理を語る上で必ず出てくる「唐辛子」はまだ歴史が浅く、16世紀以降の大航海時代に西洋人によって原産地の中米から運ばれたのが始まりと言われている。 唐辛子は500年前までこの地には無かったのである。料理は常に時代と共に変化していくのであろう。 このタイ料理、あんかけ麺も一見するとまるで中国料理である。しかし今ではれっきとしたタイ料理になっている。(5月22日) |
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セン ヤイ ラートナー ムー (米太麺の豚肉あんかけ) |
シーロム通りにある中華料理店にて。 「タイ」という国は、単一民族国家ではない。タイ民族以外にも、華僑、マレー系、欧米系、ミクロネシア系、そして日韓系と様々な人種が混ざり合っているモザイク国家である。その中で、一番この国を牛耳っている民族は実はタイ民族ではなく、華僑の人々である。 この国の経済はこの華僑の人々によって成り立っているといっても過言ではないのである。 ちなみに、シンガポールもそうだと聞いたことがある。 そのため、バンコク市内にも沢山の中国料理店が存在している。 今回のお店は、中国人による、中国人の為の中国料理店。 働いている従業員はほぼ皆中国人。タイにいるので、多少のタイ語は理解してくれたが、メインは中国語。料理注文時には、なかなか食べたい料理が伝わらず、漢字メニューを直接指差したり、紙に漢字で「麻婆茄子」とか書いたりして、オーダーを通した。 肝心の料理の味はまずハズレ無しの店。 店名は「GOLDEN DRAGON RESTAURANT」。 シーロム通り、ソフィテルホテルの近くである。 |
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バミー ナーム ヌア (牛肉入りラーメン) |
福建焼飯 (ちょっと写真のアングル失敗…) |
日本人に限らず、多くの観光客がタイにきたら、まず一度は口にする料理、「トム・ヤム・クン」。 不思議である。何故ここまで、この料理だけが世界的に有名になってしまったのか? この系統の料理はまだ他にも様々ある。「トム・カー・ガイ」だって、ココナッツミルクと鶏肉を使った美味しいタイ料理のスープではある。が、しかしこのトムヤムクンには知名度で足元にも及ばない。 個人的には、トムカーガイの方が好きなのではあるが。 たしかに、どこぞやの料理評論家が言うように、タイ料理の基本エキスが詰まっている料理ではあると思う。マナオ(ライム)の酸味に、ナンプラーの塩味、タクライ(レモングラス)やバイマックルー(こぶみかんの葉)そしてパクチーの香り。 作り手によっては、ココナッツミルクを入れてまろやかにもしてある。そしてメインの具はタイ特産の「海老」。 やはり「海老」=「高級食材」というイメージが強いのであろう。 私は個人的に周りにいるタイ人に“好きなタイ料理は?”と質問をしてみたが、この料理を挙げるたタイ人は殆どいなかった。 (5月19日) |
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トム ヤム クン (海老のスープ) |
今回はとことん、スクムビット・ソイ38の屋台街!! (通称・トンロー屋台街) | |||||
仕事帰り、BTS(スカイトレイン)で帰宅途中、なんとな〜く屋台で食事がしたくなり、途中のトンロー駅にて下車。駅の高架下に広がる屋台で食事をすることにした。 まずは路いっぱいに広がる屋台を色々と物色。 路上では美味しそうに豚肉をジュージューと音を立てながら炭火焼きしている。 隣では、豪快に炎を上げ野菜炒めを作っている。そのまた隣にはカゴから溢れんばかりのフルーツが山盛りになっている。 遠くからはスイカジュースをミキサーで作る音が響き渡ってきた。 周りを気にすることなく、自分の食べたいものを一人で、友達と、あるいは恋人同士でタイ人たちは生活を営むための食事をしている。 おぉっと、後ろでは、金髪の西洋人が一人でカオマンガイを食べているではないか。さすがトンロー、ワールドワイドである。そういう私(外国人)も、変なタイ語を喋りながら、写真をバチバチ撮りまくっている。 勢いに乗って屋台のオヤジと一緒に写真まで撮ってしまった。 かなり変な奴だと思われているのであろうか? まぁ、そこら辺は、気にしない気にしない、マイペンライ。 街の喧騒と屋台の香り。そして日付が変わろうという時間なのに、この微妙な暑さ。 屋台には料理だけでなく、タイの様々な魅力と現実が一緒に乗っかっている気がする。 (5月16日) |
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お菓子である。 箱に張ってあるシールに書いてある電話番号は市外局番(035)、バンコクの北、アユタヤ県の辺りの番号である。 この菓子、この近辺のものであろうか? 材料はズバリ「ばなな」。 皮を剥いて縦に薄くスライスしたバナナをシロップのような物に漬けてから、軽く乾かしてある。 それを→写真のように並べ、端からクルクルと丸めてある。ただそれだけのお菓子。しかしながら、やはりタイで食べるバナナは美味しい。 バナナチップスのようにパリパリではなく、微妙なしっとり感を残してこの菓子は出来ている。 この菓子の名前であるが、シールには[ソンニミット]と書いてある。「ソン」は“形”という意味で、「ニミット」は私の持っている辞書にも記載なしで意味不明。とりあえずはニミット形の菓子ということで・・・。 ちなみに、おなじみ「タナッシーおじさんのドンブリマーク」付き。 (5月13日) ⇒8月22日にこのお菓子の話の修正版が載っています。… スイマセン。 |
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ソン ニミット (ニミット形 ??) |
現在、BTSオンヌット駅の直ぐ側にある敷地で、「タイ人によるタイ人のための市場」なるものが開かれている。 BTS(スカイトレイン・モノレール)を使ったバンコク旅行だけではなかなかタイのローカルまでを見ることは難しいが、この市場はまるでバンコクにいることを忘れてしまうような、タイの田舎にある市場とも錯覚してしまうよな雰囲気であった。 特設ステージ上ではタイで言うサーオ(若い女性)が、タイ音楽(主にタイ演歌)にあわせてド派手に踊っている。 横では縁日が開かれ、雑貨が10バーツ程度で売られ、食べ物屋台は買い物がてらに来た主婦や学生たちで賑わっていた。 そんな屋台の一角。なんと「たこ焼き」屋台を発見!!!! 赤いたこマーク屋台に、たこ焼き機に、正に作っているのは「たこ焼き」。 勿論早速買って試食。1パックに5個入り。 価格は20バーツ。 まぁ、この価格、適正価格であろう。 店員が焼きあがったたこ焼きの上に掛けたのは、ソースとマヨネーズ。 ソースは合格点であったが、マヨネーズはタイお決まりの砂糖入り甘いマヨネーズ。全然美味しくない。そして肝心のたこ焼き自体の味はというと… ↓ なっ、なんと蛸が入っていない!!!!! タイで蛸は決して安い食材ではない。しかし、さすがの私もビックリした。ただの“熱々の野菜入り小麦粉団子”を食べている感じだった。 20バーツの適正価格評価、前言撤回。(黙) (5月11日) |
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たこ焼き |
「ヘット」は“きのこ”、「ホーム」は“香る”。 「ヘットホーム」で香るきのこ=“椎茸”である。 「サン」は“形状”、「クルアング」は“機械”という意味なので、この料理名、直訳すると“椎茸の機械型”と言うちょっと不気味な料理名になる。 実際には、実厚椎茸の上に海老のすり身で作った団子が乗ってあり、それを蒸して蟹あんがかかっているちょっと贅沢な料理。 欠点といえば、椎茸の実が厚すぎて、ナイフを使わないとスプーンでは切り辛いこと。 タイ料理では基本的にナイフは出てこなく、スプーンとフォーク、あって箸なので、この料理を食べるときには、一気に口に頬張るか、がんばって分解するかのどちらかになる。 それほど椎茸の実が重厚であった。(5月10日) |
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ヘット ホーム サン クルアング (椎茸と海老のすり身蒸し) |
皿の真ん中にある、緑色の物体はミントの葉っぱ、その上はただの人参である。 周りにあるのは、生の海老。日本で言うところの車海老であろうか。全く火は通してない。 その海老の間には、生のにんにくと、なぜかゴーヤ(生)が形良く盛られている。 私がタイの屋台で、今まで一度も食べられなかったタイ料理、「生えびのナンプラー漬け」。 タイの屋台はナンダカンダ行ってもやはり衛生観念には乏しい所なので、火を通したものはある程度信用して食べていたが、やはり生物となると、私といえどそうはいかなかった。 タイ生活3年目にしてやっとこの料理にありつけたという感じ。 食事した場所は、屋台ではなくシーロム通りにある、日本人や西洋人観光客でいっぱいのタイ料理店。 観光客をこれだけ呼び込んでいるくらいなのだから、信用できるだろうと思い注文した。 海老自体は、恐らく冷凍の生食用海老であろう。背を開いて、背ワタを取り除き、ナンプラーを主としたタレをさっとかけてある。 別皿で唐辛子入りの辛いタレも付いてきて、これにつけて食べても美味しい一品。(5月9日) |
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クン チェー ナン プラー (生えびのナンプラー漬け) |
「カイダーオ」 とは、目玉焼きのことである。「カイ」は卵で「ダーオ」は星、「卵星」で目玉焼きという意味である。 話はそれるが、確かに“目玉焼き”という日本語は『目玉』を焼いている様であまりイメージが良くない気がする。その点、タイ語の「星のような卵」は響きとしては心地よいと感じるのは私だけであろうか? タイでは普通にこの目玉焼きをヤムにした(唐辛子・ナンプラー・ライム汁等で和えた)料理がある。それがこれ。「ヤム」はタイで食べると、とりあえずとにかく辛い。しかし、これをヤムカイダーオにすると、カイダーオ(目玉焼き)が幾分か辛さを和らげてくれる気がして、ある程度食べやすい。 しかし、その辛さの度合いもあくまで[ある程度]であり、やはりタイ人が食べる“ヤム”は何を食べても日本人にしてみれば辛い!! (5月6日) |
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ヤム カイ ダーオ (目玉焼きのサラダ) |
出来るものは何でも作ってくれる注文屋台で「一品」を頼もうと思い、軒先を見ると豚、鶏、シーフード様々な野菜、大量の野菜、そして色々な調味料が並んでいる。 さてさて、どうしよう…。 あぁ、ここまで来て注文を決めていないのは結構面倒くさい。 んー・・・ まず、とりあえず今回は「ルワムミット」にする事を決定。 屋台用語で“混ぜ合わせた、ミックスした”という意味である。「パッ」は“炒める”、「パック」は“野菜”。「パッパックルワムミット」で、、、そう“野菜炒め”になる。 んー、野菜だけでは何か物足りない… 何かメインを付けよう!! ということで、「パッ・パック・ルワムミット」後に「ムーグローブ」を付けて“カリカリ揚げ豚肉”入りり野菜炒めの完成!! (5月5日) |
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パッ パック ルワムミット ムー クロープ (豚肉揚げと各種野菜の炒め物) |
パッパックルワムミットムークロープ 30バーツ (≒84円) |
鶏インフルエンザの影響で、落ちるところまで落ち込んでいた、“鶏王国”タイの鶏需要も、最近になって徐々に以前と同じように戻りつつあるようである。「鶏肉」はタイ料理でも無くてはならない、重要食料の一つであるので当然かもしれない。 鶏肉を使った料理で、代表的なタイ料理といえば「カオマンガイ」(茹で鶏のせご飯)が挙げられる。 この料理は専門性が非常に高い料理で、これ一品だけで屋台をひいている人が沢山いる。今回の鶏インフルエンザ騒動において、一番タイ国内で被害を受けた人たちもまたこのカオマンガイ屋台の人たちであろう。 カオマンガイは、「肉」・「ご飯」・「タレ」が正に三位一体となって始めて美味しく感じる料理で、タイ人も各々に「自分ひいきのカオマンガイ屋台」を持っている。 今回紹介する屋台は私がひいきしている屋台の一つ。 私の職場、日本料理店「日本亭」の料理長が行きつけの店でもある。 屋台名は左上の屋台写真の下。 この名前の通り、夜営業がメインである。場所はバンコクの中心、プラトゥーナームの交差点よりペップリー通り側に100m程行った所。ここのすぐ近くに、これまたガイドブック等で有名なカオマンガイ屋もあるが、私はこちらの方がどちらかというと好きである。 ここは、なんと言ってもタレが美味しい。辛みは好みで入れられるので、辛さが全くダメな人でも大丈夫である。 ここの店では、一人本物のオカマちゃんが働いている。一見女性なのであるが、声は完全に男性。写真を撮ったが、フラッシュ等はたけず、ほぼ盗撮だったので右下(←)の写真はブレでピンボケ。 これで、なんとなく雰囲気だけでも分かってもらえれば… さぁ、生の実物を見たい方は、この店へLet's Go!! (5月1日) |
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MID NIGHT KAITON | ||
ガイ (鶏肉) |
カーオ (ご飯) |
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ナム チム (タレ) |
ガトゥーイ (オカマ) |