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私のたわごと・・・ その96 ('04.12.13)
バンコクの社会におけるひとつの大きな問題は、交通ルールとマナー。 有って無いようなバンコクの交通規則は、年々改善の兆しを見せてはきているといわれているものの、「全く」、「全然」の状態である。
まず根本的に信号。
「赤信号」はこの国では、止まれではない。『気をつけて進め!!』である。
ちなみに…
「青信号」は勿論 『進めー!!行けー!!』。
「黄信号」は 『一気に突っ込め!!』。
そんな気が私はする。
数年前まで大阪市内に住んでいたことがあったが、一般的にマナーが悪いと言われる大阪や名古屋の人たちよりバンコク人のほうが遥かに過激である。
この国では、完全な赤信号でも、左折はOKが常識である。逆に本当に止まってしまうと、後ろから追突される恐れがある。この国で運転する人は要注意。
直進路線が赤信号でも、左右両方から車や歩行者が全く来なかったら、直進も可能な場合が多い。
さすがに市内中心部の大きな交差点では赤信号で直進するアホな車は少ないが、歩行者は完全無視の車優先交通ルール社会なのである。
反対車線に車が走っていなければ逆走も結構やっている。バンコク伊勢丹前のラチャダムリ通りはまさに逆走のメッカである。歩道橋の上からよく見ると、対向の路線バスと正面衝突しそうな車、渋滞で反対側車線まではみ出し、対向車側でも大渋滞を引き起こしているお馬鹿な車なと゛、観察していると結構面白い。 しかし、事の外、その当事者になってしまうと本当にイライラする。 経験された方々、分かりますよねー…