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私のたわごと・・・ その94 ('04.9.28)
日本の通貨は言わずと知れた「円」。タイの通貨は「パーツ」である。現在1バーツは≒約2.8円。
数字だけを見れば、同じ「1」でも、タイのバーツのほうが日本円より価値は大きい。
しかしタイにはバーツの下に補助通貨の“サターン”というものが存在している。 100サターン=1バーツである。
現在、タイ国内にはバーツ以外で、この25サターンと50サターンの2つの硬貨が流通している。しかし、それにしてもこのサターン硬貨、本当にツカエナイ…
タイで通常生活をしていて、サターン単位で何かを請求されることは殆どなく、あってもスーパーでの買い物くらい。
屋台や、バス・電車等の交通機関でさえ全てバーツ以上の請求額である。
何せこの硬貨、財布に入っていても日の目を見ることがホント少ない。
ある程度貯まったところで、バーツ代わりにサルン硬貨を使ってまとめて支払おうとすると、受け取った
タイ人は(日本人もそうだが)、まずあからさまに嫌な顔をする。多分私もその立場であればそういう顔をしてしまうと思う。
いっそのこと、どこかの国のEU硬貨の様に廃止してみてはダメなのであろうか?
[注・硬貨の単位で“サルン”というのも存在しているが、1サルン=25サタンで4サルン=1バーツである。サターン硬貨は、サルン硬貨とも呼ばれている]