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私のたわごと・・・ その90 ('04.6.27〜)
['04.6.27]
とっ、とうとう、このニュースが流れてきた。
[地下鉄開業!!]
本当であろうか… いやいや、今回ばかりは信用して良いと思う。
開業日時は、当初王妃生誕記念日の8月12日とされていたが、準備作業が予定より早く終了したため、1ヶ月以上繰り上がり、7月3日(土)に決定した。
私の(日本の)感覚からすれば、正式開業の直前一週間前になって「日時決定→発表」というのはどうかと思うが、そこら辺がやっぱりタイ。 日本だったら、どんなに遅くても数ヶ月前にはこういうの決まっていませんか!? 普通。
今回流れたニュースは以下の通り。
3日の夕方に始点駅のフアランポーン駅(国鉄バンコク中央駅)にて、プミンポン国王陛下臨席の元、開通式典が行われ、その後、国王陛下を乗せ終点のバンスー駅まで行き、再び引き返して途中にある車両点検所(ラチャダーピセーク通り近く)に向かい、そこを視察をし、その後から一般供与になる、とのこと。
なんでも8月12日まではオール全区間10バーツの運賃になるそう。それ以降は距離に応じて12バーツから31バーツ。開業2年目以降は14バーツから36バーツ。
['04.7.2]
地下鉄が開通!!! この写真は地下鉄のパンフレットから無断転載。 この地下鉄車体、本当にBTSそっくり。しかも車内まで。 座席の色だけがBTSは黄色、この地下鉄はブルーである。
パンフレットを見る限り、駅構内もかなりの綺麗さに驚く。乗車チケットは、BTSとちょっと異なり、一回だけの乗車にはチケット代わりにコイン、回数券(定期券)代わりにはカードが使用され、どちらも香港やシンガポール、JRの関東・関西圏で使用されている、「改札にかざすだけ」方式がとられている。
しかし、この地下鉄路線、私の生活圏と殆ど関係のない所を走っているので、今後あまり乗車する機会はなさそう…
データーを見る限り、最高時速85km/h 平均時速35km/h 開業時間はAM5:00〜深夜(AM0:00)まで。 ラッシュ時は3分ごと、通常時は6分ごとに走行している。 と、いうことはやはり、地下鉄にも日本のような精密時刻表はない模様。
['04.7.17]
乗ってきた 地下鉄。
開業から2週間、そろそろ言われていた混雑も落ち着いてただろう…と思い行ってみたが、車内は満員。やはり、一律10バーツと言う値段が、この混雑を生んでいるのであろう。 果たして来月からの距離制運賃が導入されたらどうなるのであろうか?
写真にある駅はBTSアソーク駅下の「スクムビット駅」。ここから2つエスカレーターを降りた階に改札があり、そこからさらに一つ階を降りた所にホームがある。予想より施設が深く作られているような気がしたのは私だけであろうか。
駅構内はさすが日系が作っただけあって日本の地下鉄駅構内となんとなく雰囲気が同じ気がした。
これで走る車体も日系だったら完璧だったのに…
改札で10バーツと引き換えにプラスチックの黒いチケットを購入し、駅構内へ。このプラスチックは先日も書いたが「改札にかざすだけ」方式。あまりにも安っぽいプラスチックなので、絶対無くす人が続出するはず???
実際走っているシエメンス製の車体は本当にBTSそっくり。車内も殆どBTS。「風景が見えないから車内はすぐに飽きる」という人がいたが、私も同感。
ラチャダー地区に住んでいる人にとっては革命的な地下鉄開通であったが、結局は私の生活圏とは全く違う所を走っている地下鉄。今後もやはり乗る機会は少ないと思う。