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私のたわごと・・・ その27 ('02.9.2)
最近、ますます円高バーツ安が進んでいて、嬉しい限り。
実は、この為替相場は私にとって…。
→現在、残り少ない全財産を全て日本円で日本の大手銀行に保管しており国際キャッシュカードで必要時にタイのATMから引き出すという方法をとっている。一回の引出し手数料は\210。一度の最大引き出し額は20,000バーツである。ここでは「円高になる=自分の貯蓄残高」が増えていくという公式が成立している。
冗談ではなく、笑い事で無い位金欠なので、万が一にも今後円安にでも転向しようものなら、私の生活は大打撃!!を受けてしまう。 日本に住んでいたとき毎日ニュースでちょっとだけ流れていた為替相場のニュースなんてさしも気にはしていなかったことなのだが、今では異国の地でほぼ毎日ネットでチェックしながら一喜一憂している。
数ヶ月前から、一気に日本円が円高傾向になって私は一人で喜んでいたのだが、塩川財務大臣のあの「急激な円高はよろしくない」発言はちょっとガッカリ。確かに急激な円高は日本で外国相手に仕事をしている業種には良くないことなのであろうが…
ちなみに私がバンコクに来てからここ5ヶ月の為替推移は以下の通り。
日 付 | 為替レート (対:1バーツ) |
つまり、100万円あれば・・・(Bはタイバーツの単位) |
4月 2日 | \3.17 | B 315,457 |
4月30日 | \3.06 | B 326,797 |
5月31日 | \3.02 | B 331,126 |
7月25日 | \2.92 | B 342,466 |
8月31日 | \2.88 | B 347,222 |
上記の表の右にある「100万円」、現在実際に私はその半分も持っていないのだが、100万円がこの数ヶ月で3万バーツ以上もの金額で動したことにはある意味驚く。私の2ヶ月強の生活費と同額。
超自分勝手ではあるが、『円高は 残高増えて 万々歳 円安に なったら終い バンコク生活』。マジで。為替の世界はタイにいる、とあるビンボー日本人にとっても重大な死活問題なのである。