♪ドはドーナツのド、レはレモンのレ
私が現在通っているタイ語の学校は、現地では結構名の通っている学校で、日本人対象にタイ語を教えている教室とは別に、タイ人にも日本語を教えている。ここはバンコクだから当然、後者がここの学校のメインで、ここで日本語を学んでいるタイ人の数は一番多いそうだ。
そんな学校だから、私がいつも使用している教室にも常に「あいうえお表」が仮名カナ共に存在している。「ア はアイスのア」「き はきりんのき」といった具合にこの表にはその文字を使う単語の絵も付記されているのだが… 中には我々日本人が首を傾げたくなるような例えがあり、その中から一部を紹介。
まずは「ヤ」。ヤングのヤは許せるが、この絵が…(→写真)。ちょっとヤングとは程遠い気がするのだが…
次に「ぢ」。日本人がこの「ぢ」で何か単語を出せ、と言われたら何て単語が出せるだろう? 確かに「ぢ」の付く単語はかなり少ないのは理解できるが、この「はなぢ」以外には無かったのだろうか… しかもやっぱり絵が変。
そして極めつけが「ヒ」。この右写真の「ヒッピー」って一体… これはちょっとあまりにもイケてなさすぎる。この表を見たカタカナを学ぶタイ人は「ヒ」は「ヒッピーのヒ!」って憶えているのだろうか?! 他にも「ヒーター」とか「ヒマラヤ」とかあったと思うのだが…
ちなみに、「ヒッピー」とは、
既存の制度・慣習・価値観を拒否して脱社会的行動をとる人びと。また、その運動。長髪や奇抜な服装が特徴。1960年代後半、アメリカの若者に生れ、世界に広がる。 −広辞苑より
やっぱりこの例えは絶対に良くない、とつくづく思う今日この頃 (-_-)。