Let's  cook  Thailand

アイスキャンディー


私は見た事が無いが、昔の日本にはアイスキャンディー屋というものが存在していたそうだ。タイには未だにそのような店(屋台)が存在している。
小さな台車にアルミ製の桶のような物を乗せているのが「アイスキャンディー屋」さん。その「桶」の中にはいくつもの小さな穴が開いていて、そこに竹串を挿し込み、材料となるものを注ぎ込むとくるくると回りだす。後はそれが冷え固まるのを待つだけという代物。
注文をすると、冷え固まったうちの1本を取り出してくれ、渡してくれる。原材料は店によって様々で、専用のシロップのような物の所もあれば、ただのジュースの所もある。1本あたりの値段はとても安く、私が買った→のアイスキャンディーはなんと2バーツ(≒6円)!! すぐに溶けてしまいそうなほど細く、またバンコクの気温自体も高いのですぐに食べる。一気にほお張ると…なんとキャンディーの中からは「当たりマーク」ではなくて竹串のカスが出てきた。どうやら回転中に竹串の先端が折れて中に紛れ込んだらしい。あーヤダヤダ。まっこの値段だから文句を言う気にもならない。というか、私には文句を言うためのタイ語力なんてどこにも無い。そもそも文句を言ったところでタイ人に笑われて終わりだろうからおそらく無駄な努力であろうが。
この右上の緑色アイスキャンディーの原材料は…あの「ファンタ・メロン」。タイのファンタは日本の物とは糖度も色も全く違い、飲んだらとても甘く最初はビックリする。しかしキャンディーにしてしまえばそんなに甘さを感じないからキャンディー用には向いているのかもしれない。
ここのアイスキャンディー屋は屋台街にあって、店の前の歩道には犬が爆睡していた。超〜ジャマ。近くにいた猫は横にはなっていたものの、近づいたらすぐに起き上がってシャキッとするのに対し、何でこうもここいら辺の犬はだらしが無いのだろうか… (・_・")?

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