Let's  cook  Thailand

アロイ!! タイ料理
2002年6月その3    トップへ戻る
タイ語には時に2つ以上の名詞が組み合わさって1つの名詞を形成する事がある。「ナム(水)ター(目)=涙」とか「メ(母)ナム(水)=川・河」などなど。このフルーツのネーミングもそうで、「ケーオ」は「ガラス・宝石」、「マンコーン」は「龍」という意味である。"龍のガラスの宝石''で"ドラゴンフルーツ''。個人的にこのネーミングはとても好きである。4月にも一度食べているが、あの時には中は白かった。今回は切るとご覧の通り鮮やかな赤であった。写真ではわかりにくいが、「ビーツ・赤カブ」のような色であった。味は白色の物とそう変わらず、やはり食感は「キゥイフルーツ」。ただ、キゥイほど甘みも酸味も無い。半分ほどシロップをかけて食べてみたら、美味しかった。シロップに滲み出てきた赤色がとても鮮やかできれいであった。(6月30日)
ケーオ マンコーン
(ドラゴンフルーツ)
ケーオマンコーン 57バーツ/kg ・ これ一個で 20バーツ(≒59円)
凄いネーミングだと思う、日本語名。「釈迦頭」である。この形がお釈迦様の形に似ていると言うことからこの名前が付いているらしい。大きさは丁度大人のこぶし大ぐらいの大きさ。写真では定規を当ててます。
収穫時には表面がきれいな黄緑色をしている。実は先日その状態の物を購入して食べたのだが、渋すぎでとても食べれたものではなかった。その後タイ人に聞いた所、指で押して潰れるぐらいまで柔らかく熟してから食べる物と言われ、笑われた。という訳で、今回はそのリベンジ。固かった表面の皮も手で簡単に剥けるほどになり、中からは黒い種の周りに白い果肉が付いた物がギッシリと詰まっていた。みかけによらず甘い。食感はとあるタイ料理の本から勝手に引用すると、「里芋を柔らかく煮たようにねっとりとしている」。この形容が一番適切かも知れない。
ノイナー
(釈迦頭)
ノイナー 42バーツ/kg ・ これ一個で 7.75バーツ(≒22円)
最後は定番ティエングモー。すいません、やっぱり私はこれが大好きです。日本でもよく一人で半個分とか買ってはドカ食いをしていたが、タイではこれだけの量を買っても値段が10バーツ(≒30円)以下なので、ついつい、いつも買ってしまう。(写真は買ってラップが付いたままの状態。ラップをはずした直後についついにかじりついてしまい撮影するのを忘れてしまった…)
日本と違い、形は丸ではなく楕円形のものが多いように感じる。が、味は日本のものとそう変わらず、美味しい。4月の物に比べて暑さがひと段落した昨今の物の方が甘く感じる。タイでは年中食べる事が可能。今後も私の胃袋に最も多く入るフルーツだと思う。
ティエングモー
(スイカ)
ティエングモー 一切れ 8.75バーツ(≒26円)
果たしてこれを「ニラ饅頭」と訳していいのかは、いささか疑問ではあるが、中国の料理で似たような料理があったと思うので、この名前にした。
道端でオバちゃんが焼きながら売っている所で購入。注文をすると「いくら分欲しい?」と聞かれ、「20バーツ分」と答えると、結構な量(だいたい7,8個分)の焼きたてグイチャーイをはさみで"バチ、バチ''と切って袋に入れてくれた。一緒に濃いタレと竹串を入れてくれ、買った直後から歩きながら食べる事が可能であった。味はかなりタイ人好みで濃い!!(6月29日)
グイチャーイ
(ニラ饅頭)
グイチャーイ だいたい1人前は20バーツ(≒59円)位であろうか…
日本には豚肉を油で揚げる料理として「とんかつ」が存在しているが、タイ料理でその技法を見たことは無い。ただ、唐揚のように揚げた物は存在している。
注文をすると上のグイチャーイと同様に「いくら分欲しい?」と聞かれる。肉類の屋台はだいたい20バーツ位が最低ラインであろうか、いつも私は20バーツ分注文をする。ここの店では20バーツで「カツ」1枚分であった。まな板で一口で食べれる大きさに切って、横にあるニンニクの唐揚と共に袋に入れてもらえる。揚げたてで、揚げ油のきれいな店で購入する事が美味しく食べるコツ。
ムー トート
(豚肉の唐揚げ)
ムートート 1人前・「カツ」1枚分で20バーツ(≒59円)
ついに発見!!普通の屋台でヌア(牛肉)を取り扱っている所。場所はバンコクト市内ではなく、隣のノンタブリー県。アラブ語でのメニュー表記もしていた店であった。作っていたオバちゃんも顔はなんとなくタイ人の顔であったが、格好は全く別世界の人。なんと今日は自分の屋台にテレビを持ち込んで、W杯サッカー「トルコ」対「韓国」の試合を観ていた。もしかして「トルコ方面」の人なのだろうか…やっぱりタイでは外国系の人間以外はあまり牛肉を食べないようである。
肝心の料理の方は、完全にタイ料理。目玉焼きと共に食べるパッガパオ(バジル炒め)は特別に他の材料で作るハッガパオと相違は無かった。
パッ ガパオ ヌア(牛肉のバジル炒め) W杯サッカー・「トルコ」対「韓国」観戦中… パッガパオヌア 20バーツ(≒59円)
実はこれを購入して食べたわけではないのだが、なんとなく写真を撮ったので、掲載。

ある程度の規模の市場に行くとだいたいこのようなガイヤーン(ペットヤーン・家鴨焼き)の専門店がある。タイは鶏肉の生産業が盛んであり、とても安い。写真にあるように鶏もも肉を焼いたものが1本、15バーツ(≒45円)である。家鴨にいたっても1羽を丸焼きにしたものが100バーツ(≒300円)でここの店は売っていた。安いとは言っても、日本円で見ればのことである。バーツの値段を見れば妥当な値段だと思う。タイ人だって決して安いとは思っていないのかも知れない。
ガイ ヤーン
(鶏の丸焼き)
タイ人の友人宅で料理をする事になった。「○○」を作って欲しいといわれたのだがタイ語でサッパリ分らない。どこの料理?と聞くと「トルコ料理」と返ってきた。作り方を説明してもらったが、煮込み料理だという事以外、また分らない。材料をみたらオリーブオイルやトマト玉ねぎがあったので「ラタトゥイユ(フランスのトマト煮込み)」もどきを作った。(→写真が材料)
果たして言っていた「トルコ料理」なのかどうかは不明だが、とりあえず味はタイの野菜でも普通のラタトゥイユが出来上がった。(6月27日)
夕食の様子。床に新聞紙を敷いてそこを皆で囲む タイ野菜のトマト煮込み
タイのおかずで「カイヤッサイ」というオムレツがあるが、これを今日はご飯の上に乗せ(カオナーにし)てもらった。カイヤッサイは、野菜や豚の挽肉をトマトケチャップ等で味付けをした物を卵焼きで包んである。左写真がご飯の上にのったノーマル・カイヤッサイ。右写真はそのカイヤッサイの卵焼きを開いて中身が見えるようにしたもの。上にのっている緑の香草はパクチー(中国パセリ・コリアンダー)。味はひと言で形容すれば「お子様ランチ」。全く辛くない。
コリアンダーやナンプラーが嫌いな人はタイ料理を食べる事が出来ない、と聞いた事がある。ところが、タイ料理はパクチーを使っている料理だらけと言うわけではないので、そんな事は無いと思うし、私の周りにもにもパクチーの苦手な人はいる。また、ナンプラーはなんとタイ人でも嫌いと言う人がいて、別にナンプラーが嫌いでもタイで生活は出来るという事がわかった。(6月26日)
カオ ナー カイ ヤッ サイ
(タイ風オムレツ乗せご飯)
カイヤッサイ 25バーツ(≒74円)
「カイチィアオ」をよく卵焼きと日本語で訳してあることがあるが、私は間違いだと思う。確かに日本人の感覚では卵焼きが一番近い料理ではあると思うが、正しくは「卵フライ」。卵焼きではない。食べれば尚更そう思う。「チィアオ」というのは「油で揚げる、油で煎る」という意味である。「焼く」という意味は無い。この料理の作り方はとっても簡単。
1.卵を溶いてその中にムーサップ(豚挽き肉)を入れる。
2.鍋(中華鍋)に大量の油をいれて熱くし、その油の中に溶いた卵を流し込む。
3.表面が固まったら、油をまんべんなくかけ続け、カリカリになるまで完全に火を通す。
ちなみにこの写真に写ってるカイチィアオは卵2個分、豚肉は多分100g弱入れていた。赤いタレは、チリソース。カイチィアオには必ず付いてくる。だいたい市販品そのまま。
カイ チィアオ
ムー サップ
(豚挽肉入り卵焼き)
バミー ヘン
(汁なしラーメン)
カイチィアオムーサップ 25バーツ(≒74円)
バミーヘン 25バーツ(≒74円)
「カオパットを下さい」とだけ言って注文をすると「ムー(豚)、ガイ(鶏)、クン(海老)どれにする?」と必ず聞き返される。肉類であれば25バーツ、海老であれば30バーツがここの店の定価である。タイではどこの店でもタレー(海鮮物)の方が肉類よりも高い。また基本的にウア(牛)は置いていない。専門店か中級以上のレストランでのみでしか私は見た事がない。
パットパッククルワムミットを注文すると毎回入っている野菜が違う。今日の物はかなりシンプルであった。カイラン菜とブロッコリーと白菜、そしてトマト。おそらく多種の野菜在庫が少なかったんだろーなーと勝手に推測。(6月25日)
カオ パット クン
(海老炒飯)
パット パック
ルワム ミット

(野菜炒め)
カオパットクン 30バーツ(≒90円)
パットパックルワムミット 25バーツ(≒75円)
この2日間は「ムー(豚)」と名前の付く色々な料理を食べた。このココナッツカレーに入っている具は豚肉とマクアプワン。辛い。でも程よくココナッツミルクがその辛さを中和していて美味しい。グリンピースのように見えるのが「マクアプワン」。茄子の一種で日本語でスズメナスビと言うそうだ。皮が固く、噛むと中から茄子の実が出てくる。私個人的にはさほど嫌いではないが、私の周りにいる日本人にはすこぶる評判が悪い野菜。
パット パック
バイ
クーイチャーイ
(クーイチャーイなどの炒め物)
ゲーン ガティ
ムー

(豚肉のココナッツ
ミルクカレー)
パットパックブワローイ 20バーツ(≒60円)
ゲーンガティムー 15バーツ(≒45円)
パット(炒めた)ウンセン(春雨)は日本の麻婆春雨のマーボーを抜いたような感じ、とでも形容したら良いだろうか…(いや、多分違う)。味は結構入っていて、ご飯と一緒に食べるとかなりグット。ほとんど唐辛子も入っておらず、ヤムウンセン(春雨サラダ)のように辛くて苦しむ事は間違いなく無い。
いつも昼食をとる語学学校近くの屋台でパックブンファイデーンを注文したら、顔なじみのおっちゃんが「目玉焼きはどうする?」と聞いてきたので、思わず「一緒につけて。」と言ってしまった。確かに目玉焼きはタイ料理には欠かせない一品ではあるが、予想通りパックブンファイデーンには合わなかった。目玉焼き代・プラス5バーツ。おっちゃんー…(6月24日)
パット ウンセン
(春雨の炒め物)と
ムー トート
(豚肉の揚げ団子)
パックブン
ファイ デーン
カイダオ ドゥアイ
(空芯菜の強火炒め、
目玉焼付き)
パットウンセン と ムートート 25バーツ(≒75円)
パックブンファイデーンカイダオドゥアイ 30バーツ(≒90円)
コー(首・喉)ムー(豚)ヤーン(焼く)は近所の屋台街にある「イサーン(タイ東北地方)料理専門屋台」で購入。一緒にカオニャオ(もち米)を注文した。「ヤーン」というのは「焼く」という意味ではあるが、タイ人曰く「肉汁の滴るように焼く」という意味らしく、まさにその通り、網にはさんで炭火直火焼きであった。かなりお薦めな一品。ただイサーン料理らしく、添えられるタレは超激辛で、一滴でもかなり凄い。写真では分かり難いが、ドス黒い赤色である(緑色の物体はネギの一種)。
ムーサテーは変わって元々南部のタイ料理。同じく炭火で焼くのだが、タレはピーナッツベースで若干唐辛子が入っているものの殆ど辛くない。共にエシャロットとキュウリと唐辛子(全て生)の酢漬けが添えられる。「漬け」とはいっても浸してあるだけで、浅漬けでも漬物でも無い。日本でもお馴染みの一品。
コー ムー ヤーン
(豚喉肉の炭火焼)
ムー サテー
(豚のサテー)
コームーヤーン 20バーツ(≒60円)
ムーサテー12本 20バーツ(≒60円)
ナムトックムーはつい10日ほど前にも食べたのだが、ついつい今日も食べてしまった。やっぱり美味しい。アユタヤ地方にナムトックのクイッティアオ(麺料理)というものがあるが、あれには豚または牛の血が入っているものであるが、この料理には入っていない。ナムトックとは「滝」の事。直訳すると「水が落ちる」と訳せる。だいたいどこのデパートのフードコートにもナムトックを取り扱っている店がある。(6月23日)
ナム トック ムー
(焼き豚のイサーン風
煮込み)
カオニィアオ
(もち米・イサーン風)
ナムトックムー 20バーツ(≒60円)
カオニィアオ 5バーツ(≒15円)
カオムートートはカリカリに揚げた豚肉を細かく切って、ご飯の上に乗せたシンプルなご飯。横に添えてある野菜は、豚肉との定番「カナー(カイラン菜)」。カイラン菜はケールの一種。ケールはあの青汁の原料である。とはいってもこの野菜自体は多少苦味があるもののそこまで苦味は無い。ご飯自体には、カオカームー(豚足ご飯)でかける煮込み汁がかかっている。
タイ人の友人から右写真の饅頭をもらった。うっかりタイ語名を聞き忘れてしまったが、普通のクリーム(カスタード)まん。日本には「あんまん、というのがある」と説明しようとした時に「あんこ」の説明が出来ずに困った。一体「あんこ」はタイ語でなんと言ったら通じるのだろうか…。とりあえず「あんこ=日本のお菓子!」と言ってしまった。
カオ ムー トート
(揚げ豚肉ご飯)
クリーム入り饅頭、
クリーム(カスタード)マン
カオムートート 15バーツ(≒45円)
撮影不可能(禁止)でした…
というか、見た目は
普通のラーメンと一緒です
朝、タイのラーメンの定番ともいえるクイッティアオナームを食べた。鶏出しの淡白なスープに麺(センレック・米麺)が入ってる。
昼、タイ人の友人と共にマーブン・クローン・センター(ショッピングモール)内にあるその名も「8番ラーメン」という店に入った。日本のラーメンチェーン同様、タイでチェーン展開しているラーメン屋。私は今回あえてチャレンジせず「味噌ラーメン」を食べたが、友人はなんとトムヤムラーメンなるものを注文。「日本にもこれあるの?」と聞かれ、「無い!」と断言しておいた。
味はトムヤムクンにラーメンが入っているという、そのままの感じであった。一口食べたが辛くてよくわからなかった。
ちなみに味噌ラーメンの味は……って感じ。タイ人の友人は「美味しい!」と言っていた。(6月22日)
クイッティアオ
ナーム ガイ

(タイ風ラーメン)
トム ヤム ラーメン バーミーナーム 25バーツ(≒75円)
トムヤムラーメン 50バーツ(≒150円)
「ゲーンチュート」とは直訳すると「淡白なカレー」という意味になってしまうが、この写真のように、スープに沢山具の入っているスープをさす。淡白と入っても実は結構味が濃いことが多く、このままでもご飯のおかずになるような一品。
テェングモーは日本にあるものと全く一緒だが、タイではとにかく安い!。スーパーで買ったのだが、この量で10バーツ、日本円で僅か30円。日本で四角いスイカが発売されたそうだが、間違いなくタイではディスプレー用としても、あの値段(約1万円)では売れないと思う。私の住んでいるアパートの一月家賃とほぼ同じじゃないか…
ゲーン チュート
(沢山具の入ったスープ)
テェングモー
(スイカ)
ゲーンチュート 25バーツ(≒75円)
テェングモー 10バーツ(≒30円)
事情により削除しています 一口に野菜炒めといっても、各家庭・各店の味があるように、いつも利用しているここの店で食べる野菜炒めも、毎回入っている具が変わっていてついつい注文してしまう。今日のパック(野菜)は、サヤインゲン、玉ねぎ、カリフラワー、袋茸、そして豚肉などなど。塩味が若干薄いので、私はいつもナンプラーをかけて食べている。
野菜炒め同様に、ゲーンキィアオ(グリーンカレー)も具が色々と様変わりしている。今回はノーマーイ(筍)とムー(豚肉)。「ワーン」は甘いという意味であるが、他のカレーほど辛くないという事であって、決して「砂糖甘い」言う事では無い。(6月21日)
パッ パック
ルワム ミッ

(野菜炒め)
ゲーン キィアオ
ワーン ムー

(豚肉のグリーンカレー)
カオケーン(おかず乗せご飯) 25バーツ(≒75円)
BTS(スカイトレイン)・トンロー駅の直ぐ近く、スクムビット通りソイ38には夜になると様々な屋台が溢れている。色々なガイドブックで紹介されていて、一部では有名な屋台街であるが、あまりその規模は大きくない。大体50m位の部分に屋台がひしめき合っている程度である。ある軒先に入り、テーブルについて注文をする。専門料理屋台ばかりなので、とても一店舗だけでは全ての客の注文には答えられない。色々な店が協力し合って、客の注文に応じている。たとえば「ラーメンと焼飯とサラダ」を頼んだ場合、3店舗の異なる専門屋台から料理が運ばれてくるシステムである。
バミー ラートナー
(あんかけ揚げ麺)
ティェングモー
パン
(スイカ果汁
100%ジュース)
バミーラートナー 30バーツ(≒90円)
ナムティエングモーパン 10バーツ(≒30円)


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