Let's cook Thailand
アロイ!! タイ料理
2007年2月 in sriracha トップへ戻る







 
 シラチャの市内から、車で約10分程度の所にあるイサーンレストラン「ライ・クルワイ・コー・ムー・ヤーン」。

 「街中には美味しいイサーンレストランが無い」と言ってタイ人の友人が郊外まで案内してくれたのがこの店。 さすがタイ人。どんな街外れにあっても、美味しい店はよく知っている。

 ここの店名にもなっている 「コー・ムーヤーン」始め各イサーン料理が色々とそろっていた。

 周辺には何にもないような所なのだが、店内は満席。
 タイもバンコク以外は完全な車やバイク社会なので、「立地」よりも「味」や「雰囲気」の方が店が繁盛する為に必要な大きな要素なのだと思う。

とにもかくにも、チョット辛いけれど美味しいイサーン料理を食べながら屋外で飲む「キンキンに冷えたビール」は最高!!
コームーヤーン
คอหมูย่าง
(豚の喉肉焼き)
ヤムサームグローブ
ยำสามกรอบ
(カリカリサラダ)
トムカーガイ
ต้มข่าไก่
(鶏のなんきょう[カー]スープ)
上記食事、+瓶ビール2本で 420バーツ(≒1390円)也。
 タイ国内各地で展開している(らしい)「ドゥーディー ก๋วยเตี๋ยวดู๋ดี๋.」という麺屋がシラチャにもあった。

 この店はスープの中に、マナオ汁が沢山入っているのが大きな特徴で、スープ自体が非常に酸っぱい。
 ランチ時になると、店外まで近くで働いているオフィスワーカーが溢れていていつも大混雑している。

 ただ、タイ人の中にも、このクイッティアオ(麺料理)には賛否両論あるようであるが、“これはこれ”として食べれば、そんなに悪くない味であった。 日本にも酸味の強い麺、例えば「冷やし中華」とかはあるわけだし…

 年中熱帯のタイ。昼のカンカン照りの時間帯には、こういうサッパリ麺を食べるのもなかなか良い感じである。
ドゥーディーの麺
 ก๋วยเตี๋ยวดู๋ดี๋.
 そう言えば、最近「空芯菜」が日本のスーパーでも普通に売られているのを見たことがある。 どうやら、日本国内でもこの野菜を大量に生産している農家があるらしい。

 日本の家庭の主婦はこの空芯菜をどんな料理にしているのであろう?
お浸し? 胡麻和え? 炒め物? タイ料理?

 タイではこの野菜、スープに入っている事もあるが、殆どがこの炒め物として食されていると感じる。

 パックブンファイデーン(ผักบุ้งไฟแดง)は代表的なタイ料理の一つ。

 一つの皿に、空芯菜(ผักบุ้ง)と調味料を合わせて乗せ、油を入れて熱くしたフライパンに一気に投入。 赤い炎(ไฟแดง)を出して、ものの5~10秒ほどだけサッとだけ炒める。 →こんな感じ。 近くにいると結構危険。

本日の昼飯代 25バーツ(≒80円)也~。
パック ブン ファイ デーン ムー グローブ
ผักบุ้งไฟแดงหมูกรอบ
(空芯菜と揚げ豚バラ肉の炒め物)
 バンコク市内の旧・「ワールドトレードセンター」、現在の「セントラル・ワールド・プラザ」。
 以前のワールドトレードセンターの時にはいまいちパッとしていないテナントが多かったここだが、私が日本に帰っていた約1年半の間に、一気に店舗どころが建物自体も様変わりしていて本当に驚いた。

 ここの話、バンコクにずっといる方には、「今さら…」なのでしょうが、スイマセン。
 6Fの飲食店街、午後のアイドルタイム(14:00~17:00)なのに、行列が出来ている店がチラホラあった。

 イの一番に目に入ってきたのが「大戸屋」。 日本で「大戸屋」にしょっちゅうお世話になっていた私としては、自宅近所にも欲しいお店の一つ。 …でも、シラチャにはまだ無い。(涙)
 日本料理チェーン店の先駆店、「Fuji」。 タイがメインのチェーン店だが、日本でもタイ料理店を何軒か展開している。

 やっぱりこの店も相変わらずの人気で、満席。 …シラチャ店もいつも混雑。
 中華系タイ人がオーナーの「OISHI」が展開する「Shabu shi」。
一応しゃぶしゃぶ店なのだが、具材が回転すしのレールに乗って回っている(→)。なんともタイちっくな発想である。
以前一度食べた事があるが、味はともかく意外と結構楽しい。
 入口では銀行の受付のように、ウェイティングしている(待っている)人が番号札を持って、レジ横の機械音声がその番号を読み上げるまで、入口近くでじっと待ってていた。
 …その機械を監視している従業員がいて、わざわざお客の呼び出しに機械を頼らなくても良い気がしなくもないが。。。 
 まぁ、一応他店にないハイテク機械ですな。 
 「ラーメン店」は二店。

 一店は、北陸に本部がある、おなじみ「8ばんラーメン」。
もう一店はタイの店(?)、「ラーメン王」。 メニューはいまいち日本人好みではなかったが、超満席。
 その隣には、タイスキの王様「MK」。
しかもここは2年ほど前に登場した新スタイルの「MK 金(Gold)」である。 さすが「金」好きのタイ人に受けるネーミングである。看板からして“金キラキン”。

 MK Goldでは店内の内装や、使っている器などが普通のMKに比べて豪華&スタイリッシュになっている。 ただ料理内容は基本的にMKとそう変わりはない。
 …ただやっぱり、値段は一応「Gold」価格。


 このフロアにある飲食店舗で一番驚いたのがここ、「Pepper Lunch」。
日本ではFC展開を積極的にしている会社ではあるが、いつの間にかタイにまで進出してきていた!
 メニューは日本で提供されているメニュー+プラス 「牛肉」を食べないタイ人を意識してか「豚料理」、そしてタイ人大好きの「サーモン」を使ったオリジナルメニューがあった。
 裕福そうな煌びやかな格好をしたなタイ人が、服の汚れや匂いをさして気にもせず「ジュージュー」と鉄板の上で、自らの手で肉を焼きながら食べている姿には本当に驚いた。

 このセントラルワールド、他のフロアには「モスバーガー」タイ一号店をはじめ、欧米系の名だたるファーストフード店、及びバンコク市民にはおなじみの某居酒屋など、まさに多種多彩な飲食店街が出店している。

 『タイらしくない』と言えばそれまでだが、よく見るとこれもまた「タイな店」が多いのも事実なので、是非観光でバンコクに来られた方も、ちらっと立ち寄ってみるのも良いかもしれない。
 …おまけで、、、私が最後に立ち寄った場所。

 MUJI好きの私としては、この店がタイにあることに感謝感激。ただやはり日本の値段より、さらに高い(約1.2~1.5倍)のが、ちと難点。

とはいえ、、、タイではなかなか売られていない「タオルケット(2,200バーツ)」等を衝動買いしてしまった。 やっぱ、無印はイイですね~。。。
タイに総合商社の「CP」という巨大な会社がある。
主に鶏肉(ブロイラー)の生産から巨大化していった会社で、現在では不動産・流通・通信と色々な事業を展開している。

このCPの商品は、傘下のセブンイレブンやテスコ・ロータス(SC)で売られているのを良く目にする。

そんな中に新発売と銘打って「日本の伝統」と書かれた、ソーセージが売られていた。内容量100gで29バーツ(≒100円)。

正直今までのCPから売られていたソーセージ類は、いまひとつの感じがあったのだが、このソーセージ、なかなか日本人好みの固さと味付になっていた。

そういえば、「CP」は昨年に東京にも事務所を開いていよいよ日本にも本格的に進出を図っているようである。

←左は最近、タイの街中で見かける「コカ・コーラ」の広告。
右上に書いてあるタイ語のコピーは“のど渇いてる?”。

 普段使うタイ語で「のどが渇いている」は“ヒウ・ナーム หิวน้ำ”。
また、“コー・ヘン คอแห้ง ”(直訳でも‘喉が渇く’)と言う事もあるが、この“クラハーイ กระหาย”は「のどが渇く」の文語。 ・・・まっ、そんな事、どうでも良いですね。

更に、もっとどうでも良いことだが、→右はペプシコーラの広告。

[上] が“タイ”

[下] が“ラオス”

こうやって見ると、タイ文字とラオス文字って、やっぱり似てる?
 職場の同僚のタイ人から貰った「みかん」。
写真では分かりづらいかもしれないが、直径わずか3~5cm程度の小さな小さな「みかん」である。

 「なんて言う名前のみかん(ソム)?」と聞いたところ、オフィスにいたタイ人すら誰も知らない名前のみかんであった。
(どなたかご存知ですか?)
 
 小さい実の皮を剥いて食べようとしたところ、「そのみかんは皮を剥かないの!」とすかさず突っ込まれてしまった。
 …皮を向かずにそのままみかんを食べるなんて初めてである。

 ただ、さすがに皮についているであろうタイの強力な農薬が怖かったので、洗剤でみかんをしっかり洗ってから、口にポイッ!
 皮の苦味が少しあったものの、充分にそれをカバーするだけの果肉の甘味があった。
 
 …ん~、でもやっぱり皮ごとみかんを口に頬張る事に少し違和感を感じるのは私だけだろうか。
ソム
ส้ม
(みかん)
 タイ料理=「健康で低カロリーな料理」というのは正しくはないと思う。
 確かに、低カロリーな料理も少なくはないが、基本的には油たっぷり、味しっかり、ついでに化学調味料も… という感じで、決して健康的な料理だらけではない。

 なにせこの私が一向に痩せていかないのが良い証拠。(原因は他にも多々あるが… 反省。)

 『玉子焼き』と訳されることもある「カイ・チィアオ」も日本のフライパンで焼く“玉子焼き”とは大違いのタイ料理。
 中華鍋に大量の油を入れ、その油が熱くなったところで、一気に溶き卵を流し込んで、油で「揚げ」焼きにするといった感じ。

 写真のカイチィアオは卵がとてつもない量の油を吸いこみ、天ぷら衣みたいにカリカリの状態になっている。 料理人によっては、ふわっと仕上げる人もいるが、どちらにしろ油の使用量は“沢山”。
カイチィアオムーサップ
ไข่เจียวหมูสับ
たまご焼き(揚げ)ごはん
 ひっさしぶりに、突然カオマンガイが異常に食べたくなり、近所にあるフードコートに駆け込んでしまった。

 近頃は、会社の近くにある「注文式・大衆食堂」でしか、食事をとっていなかったのでカオマンガイを食べる機会を失ってしまっていた。(註 : カオマンガイは仕込み等が大変なので、専門料理店でないとなかなか食べられない料理)

 そう言えば、何で「カオマンガイ」という名前なのだろう?
・カオ(カーオ ข้าว)は“ご飯”
・マン(มัน)は脂
・ガイ(ไก่)は鶏

 まぁ、そのまんまと言えばそのまんまなのだが、鶏肉の脂で炊いたご飯に、スープでゆでた鶏肉が乗っているので、こういう名称のようである。

…そう、この料理のご飯は鶏肉の脂で炊いているのである。  つ、ま、り、超高カロリー料理。

 あるデータによると、決して量の多くない普通盛りのカオマンガイ一皿だけで800kcal以上あるという話。
コレストロールやカロリーを気にしている人は、食べすぎに注意。(私か。)
カオ マン ガイ
ข้าวมันไก่
(鶏のせご飯)

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