Let's cook Thailand
アロイ!! タイ料理
2007年2月 in sriracha トップへ戻る












 先月、タイ北部を旅行した際に、チェンコーンという街から、船でメコン川を渡りラオスへ入国をした。

 タイからラオスへ陸路で入国出来る道は何箇所かあるが、その中でも最もポピュラーな道は「ノーンカイ(タイ)←→ヴィエンチャン(ラオス)」にまたがる友好橋の所であろう。

 ここ、チェンコン(タイ)からフエサイ(ラオス)に入る手段は、観光客向けというより地元民向けといった感じの静かな国境である。

 “フエサイ”はとても小さな街であった。とはいえ、一応国境ではあるので、商人を多くは見かけたが、やはりそれでもドがつくほどの田舎である。
 ラオス側のメコン川沿いにあるレストランで、川の風にあたりながら食事をした。
本当に、こういう所で食事をすると、時間がゆっくり流れているように感じるのは気のせいだろうか。

 ラオスの文化は、歴史的にもタイ・イサーン地方とほぼ同じか、またはかなり似ているものがあり、言葉だけではなく料理もかなり似ている。
 主となる米は「カオニィアオ」であるし、川魚料理、そして激辛料理が多いのも大きな特徴である。

 「肉は高価」、「海はない」という事で、昔から貴重なたんぱく源を「川魚」や「虫」などに頼ってきた地方だけあって、その臭みを消すために使う香草の量、トウガラシの量は半端ではない。

 氷でキンキンに冷やしたビールと激辛料理、そして、カオニィアオと生野菜。 私も大好きな、この地方での特徴的な組み合わせである。
トムヤム・プラーブック
(大ナマズのトムヤム)
パッ・ノーマイ・ヌア
(牛肉とタケノコの炒め物)
パッ・プリアオ・ワーン
(ラオス風酢豚)
ラープ・プラー
(魚のラープ)
…料理名、失念! (パネーン・ヌア?)
牛肉の辛いカレー
カオニィアオ と ビアラオ
(もち米とラオスビール)
ヤム ホイ マラ
(アクキ貝のサラダ)
ヤム カイ チャイチュア(メンダー)
(カブトガニの卵を使ったサラダ)
 私が現在住んでいる街、シラチャはもともと漁師の村。

 10年ほど前に巨大な輸出港が近くのレムチャバンに建設されてから、国外企業が一気に押しよせ、特に日本の自動車産業関連の工場があちこちに建設されて行ったという地域である。
そんな全体的には機械工業の一帯なのではあるが、やはり一歩海辺に出ると、そこは地元民の世界。漁師が朝取ってきた魚が並び、そしてその横には屋台が並んでいる。

 職場のタイ人に連れられ、「コ・ロイ」という街から橋で渡れる海に突き出した小島へ行ってきた。
ここで並んでいる魚介類は、やはりバンコクの街中に並んでいるものとは、またちょっと違う感じである。
そのまま刺身にできるのじゃないのか? と思うようなものから、見たこともないような魚や貝まで色々と並んでいた。

 「何が食べたい?」と聞かれても、さっぱり何があるかわからないので、タイ人にお任せで注文をしてもらったところ、出てきた料理が写真の通り。 

 ソムタムやイカ焼きなど定番のものから、「ヤムカイチャイチュア」というでっかいカブトガニ卵を使ったサラ、貝のサラダ、そして今までタイでは一切食べてこなかった「生の牡蠣」。。。

 6人で、ビール(LEO)と共に大量に飲み食いして〆て900バーツ。
ひとり150バーツ(≒500円)の食事会であった。
プラームック ヤーン
(イカの丸焼き)
ホイナンロム
(生牡蠣[カキ])
直訳すれば、「豚肉入り麺、透明スープ」といった感じであろうか。

『ナム・サイ』=“透明スープ”ということであるが、このような麺屋(クイッティアオ屋)では、
①麺 ②具 ③スープ をそれぞれ、好きなようにチョイスし組み合わせて注文する。

ここのお店では、
 センヤイ(太麺)、センレック(細麺)、センミー(極細麺)、バミー(卵麺)

 ムー(豚)、ガイ(鶏)、ルークチン(つみれ) 他

 ナムサイ(透明スープ)、トムヤム、ナムトック(肉汁入り)、イェンタフォー(腐乳) 
などなど、からで好きなもの通しを組み合わせる事が出来る。(但し、物によってはの具は選ばない)

隣に座ったタイ人は「センレック・イェンタフォー」を注文していたし、その隣は「バミー・ムー・ナムトック」、そのまた隣は「センレック・トムヤム」。テンデばらばらである。組み合わせの数だけメニュー数のある屋台である。
バミー・ムー
ナム・サイ
豚肉入り麺 20バーツ(≒64円)
とにもかくにも、屋台や食堂で昼食を食べているタイ人オフィスワーカー、OL問わずして注文がドンドン入っているのがこれ“バジル炒めご飯”。
ナンプラーとオイスターソース、唐辛子とにんにく、そしてガパオ(ホーリー・バジル)の香り高い一品。

唐辛子は主にプリッキーヌーという小さいながら激辛の唐辛子のみじん切り(粗切り?)がそのまま入っているので、注意が必要。
つくりたて、温かい状態で食べるのがベスト。辛さをちよっとでも強く感じた時は添えてある目玉焼き(カイダーオ)を口にポイッ!! 目玉焼きには卓上にあるナンプラーをちょこっとかけておくのがベストですね!
ガパオ ムーサップ
カイダーオ ドゥアイ!
豚ひき肉のバジル炒めごはん 目玉焼き付き! 30バーツ(≒100円)

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