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バンコク・プラトゥーナム四つ角交差点の近くに、老舗の「T-レストラン」がある。 ここはシーフード専門店で昔よりの人気店。 昨今、ここ近辺の区画整理により、次々と周りのシーフードレストランが姿を消していった中、「T-レストラン」は数少ない“残った”店である。 決して綺麗・清潔とは言えない店内ではあるが、客入りは毎日盛況。 私が知っている限り一度も変わっていない、使い古したボロボロのメニューも一応はあるが、希望を伝えれば、新鮮な材料(魚介類)で可能な料理は何でも作ってくれる。 (1月31日) |
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オースアン (牡蠣の卵とじ) |
プラームック グラティアム トート (いかリングのニンニク揚げ) |
薄いパン生地の上に、ぷりぷり海老のペーストを塗り、その上に胡麻をびっちりと貼り付けて揚げた物である。 料理というより、スナック菓子的な食べ物で、ビールのあてにはバッチリ。元々は中国の料理なので、タイ料理店では注文しても、「無いよ」と返って来ることが殆ど。 店では、ほぼ間違いなく仕込み(用意)をしてある料理なので、ペースト状の海老の鮮度が悪くなっていたら『ハズレ』。 逆に新鮮な海老であれば、当然とても美味しい。 中国料理名は「芝麻炸蝦」。この皿で150バーツ(≒450円) (1月29日) |
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クン トート ローイ ガー (海老ペーストの胡麻がけ) |
ちょっと訳ありで、某ホテルのブュッフェーランチを利用した。 ここのホテルに限らず、ブュッフェーで常にフルーツ盛りが出てくるのは、ここタイでも「お決まりパターン」である。 “スイカ”・“パイナップル”・“チョンプー”・“グァバ”・“ザボン”…は「タイの通年お決まりパターン」。 (1月27日) |
2ヶ月ほど前、ここに「フレンチフライ」の話を掲載しましたが、それに対してあるタイ人の方(P氏)より下記のメール(日本語)を頂きました。 思わず唸ってしまう内容だったので、ほぼそのままで掲載させていただきます。 はじめまして、私はPと申します。 つい最近、このサイトを見つけました(^−^) 日本人から見たタイのこと、感想などにとても興味があり、拝見させていただきました。 日記もとても面白く、一気読みしそうでした。 いろいろ、タイに関しての疑問を持っているみたいですので、私はタイ人としての個人的な意見を参考にしていただき、もっともっとタイ人の心を深く理解してもらうことができたら、幸いです。 「フレンチフライ」→ マスタードが山盛りにきたことなど、私はタイ人としてなんとなく店員さんの気持ちが分かります。 タイ人は普通マスタードを食べません。 フレンチフライと食べるなんて、もっと想像が付かないことです。 でもお客さんが「マスタードを下さい」とお願いされたら、食べない人にとって、どんだけの量でいいだろうかが分からないことです。 タイ人は基本的に優しい心があるので、足りないより、余るぐらいほうがいいだろうと思って、その結果は写真のようになってしまったと思います。 良い性格ではないかもしれませんが、余裕があったほうが気持ちがいいという気持ちはあっちこっちに見られます。 例えば、マックドナルド・KFCなどで、フレンチフライを食べるときに、お皿にケチャップ・チリソースをのせるときも半端の量じゃないと思います。ポテトがなくなっても、ケチャップがまだたくさん残っているのがよく見かけます。 またはちょうど良い量を用意して、最後のポテトをお皿に擦ってケチャップと付けることも、タイ人にとってちょっと汚いイメージがあります。 果物の屋台(ロッド・ケン)で皮などをむいている果物を買うとき、マイ・ジム(フォークの変わりに使う、木からできた細い棒)と砂糖などがたくさんもらえると思います。これはタイ人の心遣いのです。(^−^7) |
久しぶりに、ヤワラート(中華街)へフカヒレを食べに行ってきた。 「フカヒレ」と聞くと「高い」というイメージが沸かなくもないが、バンコクの中華街の場合、この値段はピンきり。『ピン』の値段が付けられないような超高級品から、『きり』の廉価な物まで色々なフカヒレが存在しているのである。 私が今回注文して食べた物は…ご多分にもれず、「廉価フカヒレ」。 ただ、そうはいっても、フカヒレはフカヒレ。 超高級品の「端」や形だけが悪い「クズ」が入っているだけなので、普通に食する分には、非常に満足度が高い。 肝心の値段も写真にある鍋一台ののフカヒレ鍋が300バーツ(≒870円)である。日本では考えられない値段。 しかも、備え付けで出てくるモヤシとパクチーは取り放題。モヤシに至っては、芽と根がきちんと手で摘まれ取り除かれており、手間もかかっている。人件費の安いタイならでは。 味は味見をしてみて、若干薄いようであれば、「シーユゥ・カーオ(写真左下)」、中国・タイの醤油(白)を入れると、日本人好みの味になると思う。 (1月23日) |
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フー・チャラーム・ナーム・デーン (フカヒレ鍋・しょうゆ味仕立て) |
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シーイゥ・カーオ (中国・タイの醤油[白]) |
モヤシとパクチー |
これは『ゴーイ・シー・ミー』という名の料理。 左下の写真はこの料理のメニュー名。中国料理店のメニューなのであるが、「鷄絲麺 (“鶏”は旧字体)」と中国語でも書いてあるのが読める。 タイ語で「ゴーイ」という単語は“すくう・掃き寄せる”という意味ではあるが、この料理のタイ語名(ゴーイ・シー・ミー)は「鷄絲麺」の中国(南部・潮洲)語読みが転じたものであろうと予測できる。 日本語で言えば、『鶏肉と野菜の細切り入り、あんかけ揚げ中華麺』。 揚げられたパリパリ麺の上に、鶏肉と野菜を醤油味で炒めてとろみが付けられた「アン」がたっぷり乗っており、誰が食べても「旨い」と感じることが出来るであろう料理である。 屋台で注文する性質の料理ではないため、中華専門店などだけで注文できる。(1月18日) |
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先日オープンした、大型ショッピングモール「サイアム・パラゴン」のキャンティーン(社員食堂)。 4階の売場横にある社員専用口から、現在も建築中の5階へと続く細いコンクリート階段を登ると、このキャンティーンがあった。ここへ入るには専用のカードが必要。(但し、肝心のガードマンはよく見ていないが…) ここは、いわゆる‘フードコート’。飲み物売場から、カオゲーン屋(ぶっ掛け飯屋)、クイッティアオ屋(麺屋)、お菓子屋、と多種の店が揃っている。 巨大な建物なので、働いている従業員の数も半端ではなく、食事時の時間であると、1,000席以上あるスペースがすし詰め状態になるそうである。私が今回行った時間は飯時ではない午後3時半。なのに↑上写真の通り混雑しており、席がなんとか空いている状態であった。 ここの食事は、パラゴンで働いているタイ人従業員に至って好評。 確かに、私も3店舗から料理を集めて食べたが、どれも本当に美味しかった。しかも値段は市価より2〜3割安い。バミー(麺)が20バーツ〜で、カオゲーンも15バーツ〜。 50バーツあれば充分に食べられる。 (1月12日) |
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タイ人の賄い料理 |
数ヶ月前、バンコク・日本人居住地区のスクムビット通りソイ39に「伊勢」という小料理店がオープンした。「伊勢」は東京・神田に本店を持つ“地鶏専門店”で、度々グルメTV番組等でも紹介されている店なのだそうである。 タイ(特に中部)は良く知られている通り、良質な鶏肉が成育されている地域で、その多くが欧州や日本へも輸出されている。「伊勢」はそのタイ産鶏肉の『良い所』を常に提供している店ということで、在住日本人の間では知られている。 この店のランチタイムに行ってみたが、なんとメニューは「親子丼のセット」一本。 その自信の親子丼を早速食べてみると… 「んぅ、美味い!!」。久しぶりに美味しい親子丼が食べられた。夜は他の地鶏料理も提供しているようでもあるが、鶏肉好きの私としては、もうちょっとメニューに品数があると嬉しい。 タイ国内では昨今の鶏インフルエンザ騒動で鶏肉の需要が減っているかと思いきや、今では2〜3年前の初期発生で混乱したとき程でもなく、どこの鶏肉専門屋台(カオマンガイ屋)も復活し元気である。もう鶏インフルエンザも「マイペンライの域」なのであろうか。 そんなワケ無いのだが。(1月10日) |
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伊勢の親子丼 |
「100 PIPERS」というスコッチウィスキーがある。タイではコンビニやスーパーなど、どこでも売られているウィスキーで、また価格も700mlの物が日本円で1,000円程度(300バーツ前後)で購入できるため、ビールに次いで庶民の間ではよく飲まれている酒である。 このウィスキーの製造元を見ると『CHIVAS BROTHERS』の文字があった(↑)。 そう、このウィスキーはあの「シーバス リーガル」と同じ製造元のスコッチ・ウィスキーなのである。 一般的なシーバスが12年(以上)貯蔵・熟成に対して‘100PIPERS’は8年(未満)。 主な違いはそれだけ(?)なのであるが、価格は3倍近くも違う(タイでシーバス小売価格は950バーツ前後)。 ある人に聞いたところ、「日本でこの100PIPERSを売るとCIVAS REGALが売れなくなるので、日本では殆ど売られていない」との事。 調べてみた所、日本でもネットでこのウィスキーを通信販売をしている所があったので、その真偽の程は分からないが、タイではこの100PEPERSがスコッチ・ウィスキー市場を席巻しているのだけは確かなようである。(1月6日) |
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100 PIPERS (左・「100 PIPERS」と「シーバス・リーガル」) (右・先日近所で立っていたスコットランド人 「100 PIPERS」のコマーシャルだった) |
新年初回から「石灰」でスイマセン(笑)。 タイ人でも「都会の人間(=バンコク人)」にはあまり知られていない、この石灰。 実は、ドリアンやマンゴー等のフルーツの熟成を早める為の“石灰”で、「タイの田舎ではよく使用されており、有名」(byイサーン出身者)なのだそうである。 その名も「虎印のフルーツ蒸らし石(炭)」。このブルーの袋が目印で、中には「それらしき小石」が入っている。価格は1kgで28バーツ。 使い方は、中に入っている「石」を新聞等で包み、そこの近くに熟らしたいフルーツを置き、必要に応じて密封すると良いのだそうである。 はっきり言って、バンコク市内でこれを探すのは困難。ローカルスーパーマーケット(BIG-Cやロータスなど)でも売ってはおらず、超ローカル市場ではないと売っていない。「石」なので、日本へのお土産にも不適当である。 (1月3日) |
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プーン (石灰) |