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スクムビット通りソイ23にある、ベトナム料理店「Le Dalat」へ知人より食事に誘っていただいた。 まずは第一印象…ベトナム料理は本当に野菜が多い!! しかし、地理的にも中国料理の影響も多大に受けているのは明らかで、決してヘルシー料理だけかと言うとそうでもなく、多種多彩に渡った料理を目にすることが出来る。 ゴイクンに代表されるような生春巻きにはじまり、野菜の炒め物、ディル(西洋パクチー)が山ほど乗ったサーモンステーキ、ココナッツを使ったお菓子etc… タイ料理の雰囲気がどことなく似ている感じを受けるのは、決して間違いではないと思う。 が、やはりどこか違うとも感じるのはベトナム自体が中国たけではなく西洋列国(特に旧・宗主国フランス)の影響も多大に受けてきたからであろうか? 国土全部が海に面しているからであろうか? また、南北に極端に長いからであろうか? ベトナム料理も非常に奥の深いルーツを持った料理が数多くある気がする。(6月30日) |
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ココナッツミルクにレッドカレーペーストと卵、そして各種シーフードを混ぜ合わせた生地に、スゥイートバジルを併せて、蒸した料理。 バイトーン(バナナの葉)等で包んで出来ているものも多いが、今回食したものは、アルミホイル包み。日本でも出来そうなタイ料理の一つである。 レッドカレーペーストを使っているので、基本的には辛い。然しながらココナッツミルクの使用量を増やせば味もマイルドになり比較的食べやすいと思う。 シーフードに限らず、肉類と一緒に作っても美味しいはずである。(6月21日) |
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ホーモック タレー (シーフードのココナッツ包み蒸し) |
‘ファラン’というタイ語は日常生活内では白人や西洋人の事を指す呼称である。語源は、1,600年ほど前にヨーロッパに帝国を築いたFrank族の人々をペルシア人が「フランジ」と呼んだことによるそうである。 また、グァバ(guava)は英語で日本語では蕃石榴(バンジロウ)と呼ぶ。私も知らなかった。 一般的に、グァバは表皮が赤く、中身が白い果物で、タイ在住の白人が日焼けして皮膚が赤くなっていることに例えて、この名前がついたのであろう、と手持ちの辞書(タイ日大辞典)には書いてある。 なるほど、タイらしい単純な命名方法である… この、タイボーラーンという品種は、表面ではなく、中身が赤く、非常に芳香の良い物であった。このままテーブルの上に置いておくだけで部屋中が芳香に包まれた。 ただ、グァバ自体は総じて特に味の美味しい果物ではないと思う。(6月20日) 『おまけ』 右の写真は買った時のパッケージラベル(by TESCO Lotus)。 一番上にはタイ語と英語での商品名。 二段目には内容量の0.452(kg)の文字が見える。 三段目は左から加工日(18日)、品質保持期限(21日)、kgあたりの価格(69バーツ)。 そして四段目には価格、32.00バーツ。 |
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ファラン タイ ボーラーン (大昔のタイのグァバ[直訳]) (Traditional Thai Guava[英訳]) |
バイトゥーイと呼ばれるタイの香草に包まれたチマキ。“バチャーング”と言うタイ語の語源は中国南部の潮洲地方の語である。 一週間ほど前、タイの中華街、ヤワラートにはこのチマキが、大量に店頭に並んでいる時があった。 後日、知人の中華系タイ人から聞いたところ、丁度この時期にチマキを食べる習慣が華僑の人々にはあるそうで、いわゆる季節物の料理であった。 何故、この時期に‘チマキ’なのかは、華僑のタイ人でも知らなかったが、とにかくチマキの季節との事でおすそ分け。 (6月19日) |
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バチャーング (中華ちまき) |
タイ人の間でも近頃は健康食ブームだそうである。 その流れで、今までは高所得者の食べ物だった「日本食」がだいぶタイ人の中所得者層にも広まってきた。 日本食の中で、タイ人が好きな物のひとつ“サーラーイ”、「海苔」。海苔は海苔でも、タイ人が好むのはいわゆる一枚海苔ではなくて、‘ヤム・サーラーイ’と呼ばれる、ごま油で和えた「中華風冷し若布サラダ」。あまり健康的でない気がする若布を、タイ人はガンガン食べている。 高所得者タイ人はこの前菜‘ヤム・サーラーイ’の後に続いて、トロ、ウニ、カンパチ、サーモン腹身の造り、神戸牛の照り焼き、たらば蟹の炭火焼… という風に食事をしているのを見かける。 全然健康的でない気が… (6月17日) 写真は、タイ料理店で食べた、海苔入りの美味しいスープ。 |
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ゲーン チュート サーラーイ (海苔スープ) |
バンコク市内には世界各国の料理店が存在している。 その内で、唯一のスペイン料理店がBTSスカイトレインのチットロム駅そばにある“Rioja(リオハ)”。 一軒家を改造して作られているこの店は、中に入るとその雰囲気がバンコクの喧騒とは正に対照的で落ち着いた、しかしスペインBGMが勢い良く流れている非常に素敵な料理店である。 お通しでオリーブを突っつきながら、まず注文したのはパエリヤ。 この店でも名物であるようで、一皿約700バーツ(2人前)で注文と同時に作ってくれる(下写真) その他アラカルト料理も充実はしていているが、ランチ時であればランチセットメニューが前菜・メイン・デザート・コーヒーが付いて260〜300バーツ++ と非常にお徳。 外とにはテラス席も。バンコクは今の時期、日中は特に暑いのでオススメはしないが、夜や比較的涼しくなる年末年始前後であれば、こんな所で食事をするのもイイ感じ。(6月15日) |
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正に旬です。 ライチ。 とってもデカイです。 一粒の大きさが。 今回直径7cm強のものも発見。 そして、とっ〜ても甘いです。 一つ食べたら、無くなるまで、やめられない、止まらない…。 日本ではコタツでTVを見ながら食べるミカンのように、バンコクでは冷房が効いた部屋の中で食べるライチが最高です。 皮を剥き始めたら、マジで止まりません。 それくらい、今の時期のライチは美味しい〜。 是非、6月タイに来る機会があれば、食べて欲しいタイ果物。 小粒のライチは、1kg20バーツ〜40バーツ位であるが、立派で美味しいタイ北部のライチは今の時期でも1kg90〜150バーツと値段も立派。 しかし、今それでも高いライチを食べる価値は有り!!!![写真のライチは1束≒1.5〜2.0kg これくらいなら一度で食べられる!] (6月12日) |
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リンチー (ライチ) |
「カイ・チィアオ」を“卵焼き”といつもこの‘晩餐’では訳しているが、正しくは‘溶き卵揚げ’としたほうが良いと感じるくらい、この卵焼きはどうしても油っこい。 中華鍋へ大量の油を入れ熱した所に、溶いた卵を流して‘揚げ焼き’するから仕方ないのであるが、変な油を使っている店で食べると、本当に、ホント〜にマズイ。 一般的には、何故か「ムーサップ」、豚のひき肉を共に使って作られる事が多い料理であるが、注文時に要望をすれば勿論、鶏肉でも、海老でも、烏賊(イカ)でも作ってくれるはず。 先にも書いた、料理に使っている「油」は通常のレストランであれば大抵新しい油(主にナッツ油)を使っているので間違いは無いが、屋台ではまれに店主が経費節約の為に、レストランで廃油になった黒ずんだ中古油を安く買い取って使っている場合があるので、注意!が必要である。 (6月8日) |
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カイ チィアオ クン サップ (海老入り 卵焼き) |
「ソム・タム」という料理は、タイ語で“マラコー・ディップ”と呼ばれる熟していない青パパイヤを使ったサラダである。 マラコー(パパイヤ)でなく、マムアン(マンゴー)を使って作られたヤム(サラダ)が今日の料理。 使ってある調味料や材料は上記主材料以外はソムタムとほぼ一緒。 マムアン・ディップ(青マンゴー)はタイ人にはよく食べられている果物で、日本人がマンゴーと聞いてイメージする、黄色いマンゴー(マムアン・シュック)と同等に扱われている。 この、青マンゴー。あっさりとしていて、程よく酸味があり確かに美味しい。 私個人的には、このシュック(熟)とディップ(生)の間のハーン(半熟)のマンゴーが好きである。(6月6日) |
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ヤム マムアン (青マンゴーのサラダ) |
スープ料理2品。 「タイスキ」はタイスキでも、以前に紹介した鍋に少しずつ入れていく、「日本の鍋式タイスキ」とは形の違うタイスキがタイにはある。 その名も「スッキー」とだけで呼ばれていて、料理店というよりは屋台メニュー。 鍋にスープと野菜や主材料(今回は海老)を入れて煮込み、タイスキのタレで味付けをしてある。 スープよりも野菜がメインといった感じの料理。ヘルシ〜 「ゲーンチチュート…(以下略)」は中華風スープ。「ゲーン」が料理名にあると、カレーを想像し易いが、スープだって列記とした「ゲーン」である。 豆腐、豚挽き肉、春雨が入っているのがごくごく一般的なスタイルであるが、希望を言えば、なんだって入れてくれる。 全く辛くないスープなので、タイに来た日本人に是非とも食べてもらいたい一品。これまたヘルシ〜 (6月5日) |
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スッキー ナーム クン (タイスキ風 海老入りごった煮) |
ゲーン チュート タオフー ウンセン ムー サップ (豚のひき肉と春雨入り スープ) |
在ネパール日本大使館の大使に仕えている公邸料理人の知人、O氏(30歳)から頂いたネパール土産のお酒。 原材料は「米」で、いわゆる焼酎のような感じである。そのままロックでも、水割りでも結構飲みやすい。ただアルコールの香りがストレートで、目をつぶると病院の香りのよう気も… O氏いわく、「一瓶100円しないよ。」 ・・・凄い。 ビンには、「DUTY FREE」の印が張ってあるものの、それ以外のラベルは一切なし。「お酒」とも書いていない。無色透明のビンで、水と間違えて飲んでしまいそう。 でも、Duty Freeの水なんてないか… 審議の程は不明だが噂によると、焼酎の起源は、タイ近辺の東南アジアで、そこから沖縄に入ってタイ米から造られる「泡盛」が出来、日本本土に渡って、芋や、米、麦といった現在の「焼酎」が形成されたと言う話。 このネパールの焼酎も、起源はその伝播したルートの一つなのだろうか? ・このネパールの料理人O氏のプログ→ふらふら料理人 ネパールの話、食事の話等が盛り沢山で結構面白いですよ〜 Let's cook NEPAL !!!(6月4日) |
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ネパールの酒 |