Let's  cook  Thailand

アロイ!! タイ料理
2005年3月 トップへ戻る
タイ、特にバンコク都内のコンドミニアムやアパートの下層には必ずといっていいほどミニマート(小売店)と、ランドリー、そして小さなレストランが併設されている。 どこもかしこも決して大きくない店舗なのだが、大抵の店はその商売だけで営業者自身の生計が成り立っている様でもある。
私の住まいのアパートにも例外なく、上記3店舗が併設されている。ミニマートはコンビニより1割ほど高めだが、アパートの中にあるというのはコンビニ以上にコンビニエンス(便利)であるので出不精の私は非常に重宝している。
レストラン(?)で売られている食事はごくごく一般的な大衆タイ料理で、タイの注文屋台のような感じのスタイルである。 
今日、入り口に『スペシャル・オススメ』と言うことで“豚肉のマスタード煮”が載っていたので、思わず入って食事をしてみたが、正直期待はずれ。 まぁ、普段は大衆タイ料理をメインで作っているのであるから、無理して西洋料理もどきを作ってみても、こういう感じになってしまうのであろう。 しかし、それにしてもこの一皿で185バーツ(≒520円)は高い!! 他のタイ料理は1皿50バーツ前後なのに… そういえば入り口にも値段は書いていなかったな〜… (3月27日)
アパートの下のレストラン ムー マスタード
(豚肉のマスタード煮)
昨晩は知人にお酒をご馳走になってしまい、ついつい飲みすぎてしまった…
深夜1時30分。
帰途、ほろ酔い気分のまま近所にある屋台に座り、ふと注文したのが、何故か「カオ・パット(焼き飯)」であった。 
勿論、バミー(麺)でも他の料理でも良かったのだが、昨日の晩餐は「カオパット」。(3月23日)
カオ パット ガイ
(鶏肉入り焼き飯)
“クイッティアオ”というタイ語は「麺類」の事を指す総称である。 ところがこの“クイッティアオ”はタイ語らしからぬタイ語のように感じる。手元の資料不足なので詳細を私は不明なのだが、なんとなく中国語っぽい気が私はする。 やはりタイ料理の『ヌードル』も元々は中華世界から移入してきた食文化なのであろうか?
タイにおいて“クイッティアオ”というとセンミー、センレック、センヤイに代表されるようなライスヌードル(米麺)系とバミーと呼ばれている中華(卵)麺の二つに大きく分かれている。写真左はセンレック、右の写真はバミーである。 
クイッティアオはタイ人の「食事」の中でも重要な食事の一つで、身分に違わず食べられている食事である。 
インスタントラーメン業界は日本の物ほどレベルは高くは無いものの、発売されている種類は豊富で、また製造会社も多数ある。 中でも『マーマー』という会社のインスタントラーメンは、業界ダントツトップの会社で、『マーマー』というとタイ語でインスタントラーメンの事を指す代名詞になってしまっている位である。 つまり、日本の日清カップヌードルもタイ人からしてみれば『マーマー』なのである。「マーマー」恐るべし。 (3月20日)
クイッティアオ
(ヌードル)
久しぶりに凄い物を見つけてしまった。
自宅の近所にある、24時間開いているタイ人率の高いカフェにて。
ここのカフェのメインは勿論コーヒーや茶、料理・菓子である。 何度と利用したことがあるが、値段も味もそこそこで、雰囲気も他の外資系カフェと違いどこと無くタイ風で居心地も悪くない。
今回、この店に行ったら新商品ということで「ソーダー飲料」が置いてあった。しかもある種類は「コーヒーソーダ・紅茶ソーダ・バイトン(バナナの葉)ソーダ・・・・・」と目が点になる商品ばかり。
よし! とばかりにコーヒーソーダを注文して飲んでみた所… 目が点どころか、体か固まってしまった。
これ以上のコメントは不可…。(3月16日)
カフェ ソーダー
(コーヒーのソーダ割り)
カフェソーダ 30バーツ (≒84円)
タイの地方(特に東北・北部)では“サトー”と呼ばれる酒が造られている。
元来、政府に認可された酒(サトー)は少なかったため、いわゆる『密造酒』としてその街々で飲まれていた物であったが、近年徐々に認可されたサトーが街中で堂々と販売されるようになってきたそうである。
写真のサトーは、今回訪れたロッブリー県のある村のサトー。甕は厳密に蓋がされているが、その蓋を開けると独特なサトーの香りが漂ってくる。
竹で出来たストローを差込み、中に水を注ぎ込んで飲む。 
今では、バンコクのコンビ二でも簡単にサトーを入手して飲むことが出来るが、この甕のサトーはまた、コンビニで売られているサトーとは一味も二味も違う感じであった。
非常に甘みが強く、アルコールも強い。調子に乗って飲みすぎると非常に危険なお酒である。
タイ米から作られた有名なお酒で、沖縄の泡盛があるが、それとも全く違う感じである。(3月12日)
サトー
(タイ米の酒)
一甕 150バーツ(≒420円)←安い!!
両品の料理名にある“パッ”というタイ語。本来は“パッt(phat)”とカタカナでは表現しづらい[T]の子音がくっ付いている。 タイ語は元来カタカナでは表現出来ない言語である。アルファベットで記述している書物をも多く見かけるが、これまた結構テキトーである。 (一応法則はあるらしいのだが…タイ人も分かっていない)

タイ料理の名前というのは、「料理法」+「調味料」+「食材」のタイ語の組み合わせであって、一般的な料理名を除いて特に順番に法則という物は感じられない。
例えば左の写真で紹介している料理は「料理法(パッ・炒める)」→「調味料(ガパオ・バジルの葉)」→「食材(ムー・豚)」と言う順番だか、「ムー(食材)・パッ(料理法)・ガパオ(調味料)」でも通じる料理名になる。
ただ先にも述べたように、一般的に浸透している料理名は別で、「トム・ヤム・クン」を「ヤム・クン・トム」と言っても通じない。それどころか別の料理の形になってしまう(この場合は「茹でた海老の辛いサラダ」になってしまう)。
こればかりは慣れるしかないとタイ人は言うが… (3月11日)
パッ ガパオ
ムー

(豚肉のバジル炒め)
パッ プリック
クン

(海老の)


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