Let's  cook  Thailand

アロイ!! タイ料理
2004年1月 トップへ戻る
タイのもち米(カオニィアオ)から作られているお煎餅。 カオタンと呼ばれており、これ自体は比較的どこのスーパー等でも売っているのを見かける。(左写真)
「マミィアオ・ラーオ」というものは、このカオタンと一緒についていた葉っぱに肉の味付けされたすり身が巻かれているもの(右写真)で、若干の酸味と共にこのカオタンの“おかず”になっていた。

ラーオとはラオスのことで、どうもこれ自体はタイのも物ではなくラオスの物のようである。一緒に食べたタイ人も「見たこと無い」と言っていた。
カオタン マミィアング ラーオ
(もち米せんべい ラオス風味)
タイの水質レベルは最悪。水道水は飲む物ではない。 はここでの常識。

今まで、街中に日本の公園にあるような水飲み場が有ることはあったが、地元タイ人すらも誰も飲まない、チョット気味の悪い物であった。 ところが…最近街中に、なんか雰囲気の違う水飲み場が登場してきている。 
「Drinking Water」と書かれているこの物体は、どうもタイの水道局がバンコク内の約200箇所に設置したようで、一番上にはタイ語で「飲み水・清潔」と書かれている。
冷却器が内蔵されていて、水質は水道局が責任を持って毎日チェックするそうであるので、冷たく安全な水がコンビニで買わなくてもバンコクの街中で飲めるようになるという。

早速、私は試飲してみようと水道コックを押すと… み、みっ、水が出てこない…
まだ利用開始していないようであった。 噂によると今月末から運用開始。 しかし外に置きっぱなしで、乾季の今はいいが、雨季になってもきちんと管理してくれるのであろうか…? 
設置場所は主な主要幹線道路なので、どこも渋滞が発生しやすい場所。(写真はBTSプルーンチット駅下)
200箇所もある全ての水飲み場のチェックが果たして毎日出来るのか? 
出来なくなったら、お得意の言い訳「ロッ・テット(渋滞で…)」とか言い出しそうで、チョット不安。
ナム・ドゥーム
(飲み水)
ナムドゥーム 勿論フリー・無料 (の予定)
タイには何故か、珈琲のメーカーで“スズキ”という会社がある。 間違いなく日本の鈴木さんが作った会社なのであろうが、何も会社名を“スズキ”にしなくても… と私個人的には思う所である。
このスズキコーヒーはタイ国内ではかなり大きい会社で、街中にはスターバックスのような珈琲ショップを何箇所も持っているし、スーパーの珈琲売場では、必ずこの会社の珈琲豆が置いてある。 写真の缶コーヒーも普通にコンビニで入手できる。
この缶コーヒーの味自体は、決して飲めない味ではなく、日本の缶コーヒーに近づけたタイ人用コーヒーという感じである。
スズキ・カフェ
(スズキコーヒー)
一缶 15バーツ(≒42円)
タイの地ビール「ビア・シン(シンハービール)」のビンの形が変わった。 以前のズングリむっくり系から、ヨーロッパや日本タイプのスマートな形になってしまった。 
では、以前のズングリむっくりの形の空き瓶はどこに行ったかと言うと… ←左写真の通り。
ビア・シンは1933年に始めて作られた。 その為、ビアシンの製造会社は70周年記念ビールをクラシックタイプで作製し販売開始した。 そこで使われているのが、このタイプのビン。
ビール自体はノーマルビア・シンよりアルコールが抑えてあり5.3%になっている。
しかし、このビール、発売開始が昨年の終わりごろで、もう少しで70周年が終わる、というタイミングでチンタラと発売してきた。
今年は71周年。あんまり街場のレストラン等で見かけることなく、一部の酒屋やコンビニ等で売っているだけのような気がするのは、私だけであろうか…
ビア・シン・ジェッ・シップ
(シンハービール・70)
ビア・シン・ジェッ・シップ 大瓶 43バーツ(≒120円)
ビールのつまみ。 道端の屋台で、袋に入った状態の揚げた豚肉が売られていた。 
揚げてからある程度時間がたっているようで油がまわっている可能性があり、当たりハズレは分らなかったが、とりあえず買ってみた。 結果を先に言えば当りでも無く、ハズレでもなくし。そんな感じであった。
豚肉は揚げる前に漬け汁につけてあったようで、肉のの中心部まで味が染込んでいた。ニンニクと一緒に揚げてあるようで、香ばしく、最後上から降りかけているパクチー(中国パセリ・香菜)が油っぽさを若干軽減してくれている
ムー トート
(豚肉スライスの揚げ物)
ムートート 1枚5バーツ
カオプラーオ 5バーツ(≒14円)
コンビニに寄り、ビールを一本買った後、途中の屋台でカオパット(焼き飯)を袋に入れて持ち帰り、家で食べようと決意。
早速注文屋台で、カオパットを頼むと、「豚肉も鶏肉も海老も売り切れて無い」との事。あー…

仕方なく唯一あったプラームック(イカ)で作ってもらったのであるがやはり何か物足りない。ふと横を見るとカオマンガイ(鶏肉ご飯)屋台があったので、そこでガイトート(フライドチキン)を単品で注文した。
自宅に帰って、二品を合体させたのが、写真の料理。

トータル50バーツと言う価格ながら、かなりのボリュームがあり、また、ガイトートも良いビールのつまみになってくれた。
焼き飯の味が薄ければ軽くナンプラーをふりかけて食べると良い感じで塩味が入ってくれて非常に美味しい。 
カオパットムック
ガイトート

(烏賊の焼き飯と鶏の唐揚げ)
カオパットプラームック 20バーツ (≒56円)
ガイトート 30バーツ (≒84円)
「ガイ」とは“鶏”、「バーン」とは“家”という意味である。
ガイバーンでおそらく“地鶏”と訳しても間違いないであろうと思い、左記の日本語名にしてみた。 
今晩はそこら辺のエアコンのないカラオケ付きタイ料理屋で食事。ビールと一緒にこの鶏唐揚げを頼んだ。 とりあえず、旨い!!の一言に尽きる。 肉もしっかりしていて、味もナンプラー等で程よく塩味が効いている。 
雰囲気で食べているので尚更美味しく感じる、とはきっとこういう事なんだろうと思いながら、食べる。 
エアコンの効いた室内で、タイダンスを見ながら優雅に食べるだけが、タイ料理じゃない!! と改めて思った食事であった。
ガイ バーン トート
(地鶏の唐揚げ)
あるタイ人の知人より頂戴した品。 
乾物で、塩味がついている。 カシューナッツを始め色々な香草が乾燥状態で入っていてビールのおつまみに最適という。 緑の葉っぱは「バイ・マックルー(こぶみかんの葉)」である。バイ・マックルーはトムヤムクンの中に必ず入っている、あの葉っぱ。
他にもタクライ(レモングラス)や唐辛子の乾燥も入っていて、まさに“タイっ!!”という感じの一品である。 どこで売っているかは不明であるが、多分大きな土産物屋等にあるのであろうか?
カムホム
(香草・おつまみセット)
幾度と登場しているが、再び。タイのチキンライスである。
タイのチキンライスとはいっても、元々の発祥は中国南部であり、タイ料理っぽくはないタイ料理である。

食堂・屋台によっては、御飯と肉を別々に持ってくれるところも有る。今回の店はまさにそんな店で、また肉の皿の中には、希望すると鶏の内臓を入れてくれた。 

「動物の内臓」はタイ語で「クルアン
・ナイ」。 タイで食事をするときに、覚えておいて損のない言葉だと思う。
カオ マン ガイ
(茹で鶏のせ御飯)
バンコクのプラトゥーナム付近にある屋台では、この烏骨鶏(うこっけい)のスープを置いてあると言う話を以前から聞いていたことがある。 
今回、仕事先の上司に連れられていった場所に、このスープがあった。
烏骨鶏は、元々アジア東部の原産で、皮・肉・骨共に黒い色をしている鶏である。中国料理でも同じような料理がある。恐らくこのスプガイダムもそこから来ているのであろうか? 漢字にも有るとおり、鶏とはいえ烏(カラス)のような鶏である。見てくれは決して良いとは言えない。 
味はいわゆるシンプルな鶏のスープであり、決して美味しくないわけではない。ハマればきっととても美味しく感じるであろうスープである。
スプ ガイ ダム
(烏骨鶏のスープ)

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