Let's  cook  Thailand

アロイ!! タイ料理
2003年11月 トップへ戻る
「茶碗蒸し」と聞くと日本料理の専売特許のような気がしなくも無いが、実はタイにも全く同じような料理がある。それが(←)これ。
大体、中に入っている具は野菜がメインで、入っていても鶏肉ぐらい。 銀杏はこの国にもあるが、カイトゥンの中に入っているのをみた事は無い。
味自体は、正直タダの茶碗蒸し。ただ、日本人が食べると、当然であるが“昆布と鰹だし”を使っている訳ではないので、ちょっと物足りない感じがする。 (11月30日)
カイ トゥン
(タイ風・茶碗蒸し)
カイトゥン 10バーツ(≒28円) /個
なんか、ゴチャッとした感じで、あまり美味しそうではないかもしれないが、屋台でバミー(中華麺)を買い、自宅でドンブリにあけたら、こんな状態であった。
主な具はヌア(牛肉)とルークチン(つみれ)、それに野菜。スープは「ナムトック」といい牛肉の血(肉汁)が入っているので透明ではなく、茶色系。 
屋台で袋に入れてくれた時点で唐辛子が入っていたので、結構辛いバミーであった。
注文時にはやはり、そこまで細かく言わないと、チョット後々ツラい。
バミー ヌア ルークチン
(牛肉入り中華麺)
バミーヌアルークチン 大盛 30バーツ(≒84円)
タイ人のなかで、「日本食」は最近ひとつのブームになっている。 今までの「日本料理=高級料理」というイメージは徐々にではあるが薄らいで来ている様である。
現在タイ国内には数々の日本料理チェーン店があるが筆頭は何と言っても「Fuji (富士)」。
本当にどこの店もいつも良く客が入っている。値段もタイ人が食べれる値段で、まぁ、そこそこである。
“とんかつそば”はタイ人の中ではポピュラーな日本料理の一つ。 チョット不思議な気がしなくも無いが、ここでは普通にメニューに載っている。
タイでこの料理は普通なので、「豚骨ラーメン」を頼んだら、聞き間違えて「とんかつラーメン」が出てきたという、嘘の様な本当の話が実在しているのである。 
とんかつ・そば とんかつそば 110バーツ(≒307円)
鍋の上で肉を焼き、その周りにある溝にはスープを張って、野菜や肉、麺を湯がいて食べる。 タイスタイルの、食べ放題である。炭火を使っているので、大体こういうお店は屋外にあることが多い。
汗を大量にかきつつも、氷入りの冷たいビールをぐっと飲む。至福のときである。 
数ヶ月前、このタイプのある店で、屋内で炭火を使っていたところ、換気が出来ていなかったため、客が室内でバタバタと倒れる事件が発生した。 チョット考えられないような事件だが、タイでは起こっても確かに不思議ではない気もする。 ちなみに、その店は現在も屋外で営業中。
焼・しゃぶ食べ放題!! 食べ放題  96バーツ(≒281円)/1人
代表的なタイ料理の1つである。 生の空芯菜をニンニク・唐辛子・調味料とともに、ガンガンに熱したフライパンに入れ、一気に仕上げる料理。 簡単な料理だけに、これを食べるとその店の「腕」がわかる、とまで言われている料理である。
「パックブン」は、空芯菜のこと、「ファイ・デーン」は赤い炎という意味で、正にこの料理法を表している名前である。(11月15日)
パックブン ファイ デーン
(空芯菜の炒め物)
家鴨(あひる)である。 何故か高級料理と言うイメージがあるのは、北京ダックのせいであろうか。
タイでも、確かに他の肉類(鶏・豚・牛)に比べると若干高いが、そこまで驚くような値段ではない。 タイでは屋台でも、気軽に食べれる食材の1つである。
ペッヤーンは家鴨を丸ごとローストにして、肉と皮を食べるもの。焼いた後は、首に輪をつけられてぶら下がっているので、店によっては提供時も皮がパリパリの所がある。
私個人的なオススメは、MKレストランの“MKペッヤーン”とヤワラートの中華街で食べる、肉厚のベッヤーン。 
御飯にのせても良し、バミー(ラーメン)にのせても良し、そのままビールのあてにしても良しである。(11月11日)
ペッ ヤーン
(アヒル焼)
ペッヤーン 110バーツ(≒310バーツ)
ヤワラートはいつ行っても不思議な街である。
不思議というか、正にバンコクの中の中国。
ここはタイではない空気が流れている。 チョット道を外れると「タイ」なのであるが、路地を曲がった瞬間に「中国」になる。私は中国に行った事が無いが、そんな街である。
ネオンでキラキラと輝く看板は中国語とタイ語。ここにいるのは90%以上中国・華僑人である。

街中に天津甘栗を発見した。(←写真) タイ語の看板では“ガオラック・イープン”と書いてある。日本では[天津]というくせに、ここでは[イープン](=日本)である。良く分らない… 
ガオラック イープン
(日本の栗?)
オート三輪(トゥクトゥク)が暴走しているバンコクの中でも、特に何故かその勢いが強まっている(→)ように感じる場所がある。
バンコクの中華街・ヤワラート。
ここにちょっとした有名なクイジャップ屋がある。
場所は…チョット説明しがたい場所。ヤワラートの中心通りの途中にある。いつヤワラーに行っても、この店が開いている時間帯には、店の周りに常に人が沢山いて、この店の人気の程が窺える。 胡椒がかなりきいているピリッとした風味のスープの中に豚の臓物やばら肉、それと、クルッと巻いた太麺ビーフンが入っている。
私のある知人(日本人)は、このクイジャップを食べるために毎週のようにここへ通っていると聞いたことがある。(11月2日)
クイ ジャップ 
(モツ煮込み麺)
クイジャップ 30バーツ(≒83円)


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