Let's  cook  Thailand

アロイ!! タイ料理
2003年10月 トップへ戻る
ガイトートにカオニィアオ(もち米)と言えば、イサーン(タイ東北)地方の名物料理である。
ガイトートとシンプルに揚げているだけなのであるが、揚げる直前まで、漬け込みダレに漬けてあるので、味が中心の肉にまで浸透していて美味しい。そして外側は、高温の油で一気に揚げているのでカリカリ、中はホクホクの状態である。 タイの鶏肉ってホント美味しいですね〜
サイクロンは、ネームと並んでタイ独自の腸詰ソーセージ。ドイツにもソーセージは多種あるが、タイにもサイクロンとネームは村の数と同じ位の種類があるそうである。(10月31日)
ガイトート
(鶏の唐揚げ)
サイクローン
(ソーセージ)
ガイトート もも 1本 20バーツ(≒55円)
       胸 1枚 50バーツ(≒139円)
サイクロン 40バーツ(≒111円)
「ぱちっ、ぱちっ」と大きなフライパンで、白や透明色をした物体を炒めている店があった。 かなり香ばしい香りを放っていて、とても美味しそう。 それにしても一体これは何? といった感じで、一気に興味をそそられた。 店員に聞くと「イカの卵」ということ。 大量に作っている割には、在庫としても残っていないので、おそらく美味しいのであろう。
小さな容器の中に、キャベツの千切りをひいて、このカイプラームックをのせて、ライムと唐辛子とナンプラーで出来たタイのソースをかけて出来上がり。
食感はプリッとしていて、独特の臭みも無く、予想通り美味。(10月29日)
カイ プラームック
(イカの卵)
カイプラームック 20バーツ(≒35円)
2ヶ月半ほど前に、ここでカイイャウマー、ピータンの話を載せたことがある。(→アロイ!!タイ料理vol.36)
そう、あのピンク色のタマゴである。 普通の日常のタイ料理であるにも拘らず、その独特の色から、1年半もの間私から「食べず嫌いの存在」として君臨していたこのピンク卵であるが、とうとう、口にする日がやってきた。 
在タイ暦が私よりもはるかに長いある方とタイ料理を食べに行き、その方が注文したのが、このヤム・カイ・イャウマー。
それにしても嫌な名前である。この料理名、直訳すると「馬の小便サラダ」。もう、それだけで「食わず嫌い」の対象であった。かわいそうな名前をつけられたものだ。
とうとう巡ってきた機会だし、この料理を注文した方は『美味しいよ』というし、まぁ、とりあえずチョット食べてみるか…と手を伸ばしてみると… おぉ、意外と美味しい(驚&絶句)。 
ナンダカンダ言って一口どころが皿の半分近くを食べていた私であった。  (10月27日)
ヤム カイ イャウマー
(ピータンのサラダ)
「ジャップ チャーイ」というのは豚のばら肉等を使った脂っこいスープなのであるが、この料理には炒めるという意味の「パッ」が付いていて、思わず注文してみた。
出てきたのはこれ。 まぁいわゆる、ただの野菜炒めという感じ。 
シンプルにオイスターソース等で炒めてあるだけなのであるが、これがまたいい味を出している。 「味の素」も恐らくというか、間違いなく沢山入っている気がしなくもないが、こういうときは、あきらめて食べるべし。
(10月27日)
パッ 
ジャップ チャーイ

(色々野菜炒め)
牛肉に火を通して、マヨネーズ・ライム・マスタード・醤油などを混ぜたカクテルソースで和え、生野菜と共になっている一品。 
果たして、これが本当にサラダなのか? という疑問がなくもないが、まぁ生野菜が少し多めにあることだしOKということにしておこう。 
使用牛肉は、硬くて評判のタイ・ビーフ。決してここの肉は美味しいものではなく、ステーキ等では硬すぎて食べないほうが良い。ひき肉にしてある料理や、このように一口大以下に切ってあると未だ幾分食べやすい。
このサラダ自体の味は合格点。 これを外国産の美味しい牛肉で作ったらもっと美味しいだろうにな… と思いながらも、ビール片手にこの皿への箸が止まらなかった私。(10月26日)
サラット ヌア サン
(ロース肉のサラダ)
お店のメニューには、日本語で「蛸のてんぷら」と書いてある。蛸(たこ)ではない。「プラームック」はイカである。ちなみに蛸はタイ語で「プラームック・ヤック(=鬼のイカの意味)」である。
てんぷらとは書いてあったが、実際てんぷらではチョットない。中華風の、衣に重曹を入れて揚げたときにぶわっと膨らむようにしてあるものである。 イタリア料理のベーニエのような感じでもあるか?
具はシンプルにイカのみ。梅入りのしょっぱくて酸っぱいタレと共にこれを食べる。
なかなかビールが進んでしまう一品。
(10月25日)
プラームック チュッ
ペン トート

(イカの中華風フライ・ベーニエ)
BTSチットロム駅から、南のルンピニー公園までランスアンという一本のタノン(通り)がある。このタノンの南側交差点に、ウォンリー・レストランがある。
タナッシーおじさんのドンブリマークまで付いているこの店は、ごく一般的な大衆食堂で、そこら辺のタクシー運転手から、華僑の人間、日本人観光客と多くの客層をつかんでいるようである。
地元タイというより中国に近いような雰囲気をも併せ持ったこの店では、料理自体のバリエーションも非常に豊かである。
写真の料理は豆苗を使ったシンプルな炒め物。オイスターソースと沢山の油を使って強火でさっと炒めただけの料理である。シンプルながらに美味しい一品。(10月24日)
パッ パック 
タオミィアオ

(豆苗の炒め物)
トムヤムと言えば…
まずはやはり 「クン」=海老
こちらもよく見かける 「プラー」=魚。
実は意外と多い 「ガイ」=鶏。
そして今回のものは、「カー・ムー」=豚足である。
豚足は結構タイ人の間でも食べられる食材で、カオ・カー・ムー(豚足のせご飯)はその専門屋台があるほどである。確かに、脂っこい事は事実であるが、トムヤムとして食べるとそこまでしつこくはならないので、悪くはないかもしれない。(10月22日)
トムヤム カー ムー
(豚足のトムヤム・辛酸っぱいスープ)
ンコクのパンティッププラザといえば、あのマイクロソフトのビルゲイツが怒ったという、海賊版CDの温床地であった所である。現在では、アメリカの抗議が効いたのか、かなり規制が厳しくなったようで、まっとうな商品のほうが多く並んでいるようである。
この建物の道路を挟んで向い側に鯛焼き屋がある。 バンコク市内でもここぐらいでしか見かけたことはなく、ちょっとした日本人コミュニティーでも有名な場所。
初めて、ここで鯛焼きを購入した。ちょっと意外にも結構美味しく、合格点。
この値段(↓)も良心的でタイ人にも受けているようである (10月21日)
ブンパン
(鯛焼き)
ブンパン 1コ 5バーツ(≒14円)
「春巻」は広東語で「チョンギュン」。昔、立春に「春餅」という生地で春野菜を包んで一緒に食べる習慣があり、それが春巻きに発展したという説がある。
「ポピア」というタイ語は中国からの外来タイ語である。おそらく中国の地方言葉であろうか。 タイに春巻は言葉と共に入ってきたようである。 
「トート」はタイ語で揚げる。揚げていない春巻は「ポピア・ソット」という(ソットは火が通っていないと言う意味)。
但しベトナムのライスペーパーを使った生春巻とはちょっと違う。(10月9日)
ポ ピア トート
(揚げ春巻き)
ポピアトート 40バーツ(≒114円)
カノムは「お菓子」、トゥアイとは「器」という意味である。 
カノムトゥアイは、その名の通り、器に入れて作ったココナッツミルクのお菓子。器の中は2層になっている。粉や寒天(卵か?)を使って固めてあるので、ゼリーのような蒸しプリンのような食感である。
ココナッツミルクには若干の塩味がついている事も有る。 今回は、あるお店の中で食べたが、大体は→写真のように、道端で籠を担いだオバちゃんが売っている事が多い。目印は「トゥアイ」。 籠の上に小さな器が沢山載っていたら、カノムトゥアイ屋である。(10月7日)
カノム トゥアイ
(ココナッツミルクのお菓子)
カノムトゥアイ 20バーツ(≒37円)
ココナッツミルクをドリアンにかけて、甘く炊いたカオニィアオ(もち米)と一緒に食べるタイの有名なお菓子がある。ドリアンではく、マンゴーものもあり、かなりカロリーが高そうなお菓子である。
それの今回はドリアンアイスクリームで出来ている物を発見した。
ドリアンを食べると、一口目には慣れていないと強烈な香りがするが、慣れてくると段々と美味しく感じてくる気が私はする。ただ、ダメな人はタイ人でもとことんダメなようであるし、好きな人は止まらなくなほど好きなようである。(10月6日)
アイスクリーム トゥリアン
カオニィアオ

(ドリアンアイスクリーム
もち米添え)
アイスクリーム トゥリアン カオニィアオ 50バーツ(≒143円)
この紅い色は、タオフーイ゛ーという紅腐乳が入っているためにつく色である。
味は一種独特の味わいで、好みがハッキリ分かれるような感じ。
具はシンプルに魚のルークチン(つみれ)やカマボコなどが入っているものから、そこのお店独特の具を入れている所もある。
今回のお店はショッピングセンターのマーブンクローン7階にある、このイェンタフォーの専門フード店。いまどき風にチョットこじゃれた雰囲気の中、オーソドックスなタイ料理が売られていた。(10月5日)
クイッティアオ
イェンタフォー

(紅腐乳入り麺)
クイッティアオ イェンタフォー 45バーツ(≒128円)


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