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再び、バンコクの中華街・ヤワラートにて。 ガラスのボウルに、ドカンと御飯、スープ、名も知らない貝、椎茸、そしてアワビ(パオ・フー)が沢山入っている。 写真ではあまり具は見えないが、実はこの御飯の下に隠れている。 器ではなくてボールである。写真は少し小さく見えるかもしれないが、実際は直径22cm位の大きさ。 一人で食べる量ではなく、複数で食べないと、食べきれない。 価格も、カオトムにしてはかなりの値ではあるが、まぁ納得価格。(かな…?) |
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カオ トム パオフー (アワビ雑炊) |
カオトムパオフー 500バーツ(≒1450円) |
実は、現在タイは「ジェー」週間である。「ジェー」というのは、中国から来た華僑の人々の習慣で、この期間中は、肉魚類を一切食べず、野菜のみの食事にするというものである。英語では「VEGETARIAN
WEEK」と書いてある。 勿論、タイ人全員がしているわけではないので、実際「ジェー」をしている人々は一部であるが、街中には、「ジェー」料理を示す黄色い旗をあちこちで見かけることが出来る。 そんななか、私はヤワラート(中華街)にいって、贅沢にも「ジェー」ではないフカヒレを食べてきた。贅沢とはいっても、一杯900円以下で納まる。 何度か行ったことのある繁盛店なのであるが、やはりこの日は大繁盛という感じではなかった。そりゃお客さんが、「ジェー」だったら、フカヒレ・アワビなどを売るわけにもいかない。(9月29日) |
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フー チャラーム (フカヒレ・スープ) |
フーチャラーム 300バーツ(≒870円) |
私の大好きなイサーン料理。 どちらも肉系であるが、カオニィアオ(もち米)と生野菜と一緒に食べると良い。 イサーンは、元々タンパク源が不足していた時代が長く、肉や魚といった食料は貴重な物であった。 ここの地方料理は、いかにして生活に必要な栄養を摂取するか、と言う大きなテーマのもとに成り立っている料理が結構ある。 魚・肉が無ければ、カエルなどの小動物や虫を食べて飢えをしのぎ、栄養を取ってきた地方なのである。 (9月23日) |
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ナム トック ムー (豚肉の香辛料サラダ) |
コー ムー ヤーン (豚ノド肉の炭火焼) |
野菜炒めである。 基本的に、このメニュー名を言って注文をすると、基本的に辛くない料理として仕上げてくれる。 屋台で言うと、とりあえずそこにある野菜で作ってくれる。 調味料は、塩・コショウ・オイスターソース・化学調味料 等。 辛いタイ料理の箸休め的料理。 ただ、この料理名を日本人が言っても、なかなかタイ人には伝わりにくい。 私は一回で伝わった事が殆ど無い。パットの「ト」とバックの「ク」は学問的に言う『無声音』で発音してはいけない。発音してしまうと何故かタイ人は理解してくれない場合が多い。あぁ〜… (9月21日) |
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パット バック ルワム (各種野菜炒め) |
パット バック ルワム 20バーツ(≒58円) |
ビールのあての続き。 御飯(カオニィアオ)と一緒に食べてもとても良い感じなのであるが、共にビールが有ると思わず唸ってしまいそうになる一品。 特製の漬けダレに漬かっていた牛肉を炭火で焼いて、一口大にカットしたもの。THAI BEEFなので、正直肉質は硬いが、これぐらいの大きさになっていれば、ビーフジャーキーもそうであるが、気にならない。(9月20日) |
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ヌア ヤーン (牛肉の炭火焼) |
ヌアヤーン 40バーツ (≒116円) |
ヤムというのは、直訳で「和える」という意味がある。この写真ように色々な野菜や主材料(今回は目玉焼き)をナンプラー・マナオ(ライム)汁などの調味料で和えた物は、ただのサラダというより、これだけで立派なおかずの一品になる。 辛いものを食べる時にはやっぱりタイのビールは欠かせない。このレオビールは、タイビールながらに、ドイツ・ミュンヘンからの技術が入っていて(マークのところにミュンヘンマークが入っている)、非常に品質としては決して低くないと私は思う。しかも安い。 邪道という人がいるかもしれないが、やはり氷入りで飲むと、アルコール分が少なくなるので、かなりの勢いで、ビールが飲める。 (9月19日) |
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ヤム カイダーオ (目玉焼きのヤムサラダ) |
LEO ビア | ヤムカイダーオ 40バーツ(≒116円) |
タイ人いわく、イカの塩辛だそうである。 プラーラーは調味料の一種で、魚が原料。実はこれ、私が食べられない、タイ料理の一つ。私から言わせると「臭い」。タイ人が言うには「いい香り」。そしてその次に言う言葉が、最初の言葉「日本のイカの塩辛と同じ感覚だよ」。 んー、確かにそういわれると納得出来なくも無い。正直、日本人の中でも好き嫌いがはっきりと分かれると思う。私、塩辛は大好きなのだが… 今回のソムタムは、このプラーラーに日本人の中では悪名高い(?)プー[蟹]入り。 私は一口食べて完全にgive up 知人の日本人がこれをおいしそうに食べているのを遠くに見ているだけであった。 ゴメンなさい。(9月18日) |
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ソムタム プー プラーラー (発酵魚と蟹のソムタム) |
ソムタム プラー ラー 20バーツ(≒59円) |
テーブルに運ばれてくるのは、液体が入って炭火でガンガンに熱くなっている鍋と、野菜と肉 (今回は豚肉とその内臓)。 しゃぶしゃぶである。ただ、タイスキではない。こちらはタイ(というか、ラオス)の昔からあった鍋料理である。 正に煮込み!! という感じで、ルールはなし。とにかく材料を鍋に放り込んで、火が通ったらアツアツを食べるそれだけである。 野菜には、白菜やパッブン(空芯菜)、ビーフン、ホーラパー(バジルの一種)が使われていて、これがまた美味しい。 ホーラパーは独特の香りがあるが、この香りが肉の嫌な臭みを消し去ってくれて、また健康にもよさそうでGOODな料理である。 (9月17日) |
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チムチュム (イサーン風しゃぶしゃぶ?) |
チムチュム 80バーツ (≒235円) |
スクムビット通り、ソイ26のパクソイ(ソイの入口)にとあるイサーン料理屋がある。場所的にも非常に外国人が多い地域なのであるが、この店内は完全にタイである。外が闇に包まれると、近くで働き終えたと思しきタイ人労働者が集まり、酒を交わしながらカラオケで盛り上がって行く。またあるタイ人は一人で来て、御飯とおかずを注文し、晩酌をした後に、言葉も発さずに家路についていく。そんな感じの店である。 壁にはタイ語のみで書かれたメニューがある。勿論どれを注文してもOKだが、時にはメニューに無いものも可能であれば何でも作ってくれる。 テーブルには、コカコーラのビニールクロスが敷いてあり、入り口には食材とソムタムを作るためのクロックとサークが置いてある。 この店は家族経営で、料理は時にここの息子が運んできてもくれる。 知人らと日本人7名で行って、かなりの量のものを食べた。 (9月16日) |
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