Let's  cook  Thailand

アロイ!! タイ料理
2003年7月 トップへ戻る
日本のアパートには、台所が有るのは普通であるかもしれない。しかし、タイでは逆に一軒家でもない限り台所は無いところのほうが多い気がする。
昔から外食産業(屋台産業)がはるかに日本よりも進んでいる国である。
私も自宅で料理を作った事は皆無に近い。 その為、ある程度の規模のアパートにはレストランや食堂が併設されている。 
私の住んでいるアパートにも喫茶店のような、食堂のような、名前は「コーヒーショップ」と言う店がある。 メニューを見ると、料金は屋台より一回りくらい高いが、各種いろいろなタイ料理が揃っていて、内線で電話すれば部屋まで届けてくれる。実は1年4ヶ月ここに住んでいながら未だに一度も利用した事が無い。そのうち利用してみようかな… と思いつつ内線電話に手が伸びない私。 
今ちょうど、タイは雨季のど真ん中である。 この時期になると、屋台やスーパーにとうもろこしが並んでいる光景をよく見かける。日本の旬は一応「秋」であるが、タイでは一足早く今からである。 とうもろこしは世界中で栽培されている食物で中南米原産と辞書には載っている。 タイ語の「カオ」(カーオが正しい発音)は「ご飯」という意味であり、このと単語が付いているということは、とうもろこしがタイでも御飯と同じく主食の1つして考える風潮があったのではないかと推測が出来る。 ちなみに、西洋の主食「パン」はタイ語で「カノム・パン」と言う。「カノム」は「お菓子」と言う意味。確かにタイでパンは主食ではなく菓子の一種と考える風潮が強い気がする。
(ただ、私が感じる限り、西洋文化流入が進んだ現代では、私がパンとミルクで朝食をとっていたとしても、あまり特異な目では見られない気がする。私がタイ人ではないからであろうか? そうではない気もする。)  (7月27日)
カオ・ポート
(とうもろこし)
カオポート 1本10バーツ(≒29円)
 「ムー・トート」と聞いたら「豚肉の揚げ物」ということで“とんかつ”が浮かびそうであるが、違う。タイ料理店でムー・トートといえば正に素揚げである。但し肉自体は一度タレに漬けてあって味が染込んでいる。その為噛めば噛むほど味が出てきて美味しい。若干脂っこいのがキズであるが、この際気にしはいけない。(←ダイエットの敵…)  ちなみに余談であるが“とんかつ”はタイ語でムー・チュップ・ペーン・トートというのが正しい。この言葉、覚える必要はない。タイでもトンカツの置いてある日本料理店では100%『トンカツ』で通じる。
 こういうもの(ムー・トート)と併せる御飯といったら、やはりただの白飯よりカオニィアオが良いと思う。ここで「カーオ・プラーオ(白飯)」を頼んでも別に好みなのでタイでは特に問題ないが、オススメは何てったってカオニィアオ、である。(7月26日)
ムー トート
(豚の素揚げ)
カオニィアオ
(もち米)
ムートート 40バーツ(≒116円)
カオニィアオ 10バーツ(≒29円)
カオマンガイはここに久しぶりの登場のような気がする。 タイ料理でカオマンガイと言えば左の茹で鶏をのせた御飯の事を指すが、後ろに「揚げる」という意味のトートが付くと揚げ鶏のカオマンガイになる。御飯は鶏のスープで炊いたものでその上にスープをとる際に茹でた鶏肉をのせて食べ、そのスープは御飯と一緒に食べるという非常に無駄の無い料理(?)である。 
 しかし、家庭で作るにはやはり時間と手間がかかりすぎ、基本的にはタイ人も外で食べるタイ料理である。
「タイ料理」とはいってもこの料理、元々のルーツは中国南部の海南島が発祥とする説が有力で、中華系の店に行くとまず間違いなく『海南鶏飯』と書いてある場合がある。 まぁ、どこが発祥にしろタイ人に聞けば間違いなく、何の疑いも無く「カオマンガイはタイ料理」と言い切るはず。 そんな料理である。 カロリーは高いがやはり私が大好きなタイ料理の1つ。 (7月25日)
カオ マン ガイ と 
カオ マン ガイ トート
ガトーンというのは、「サントル」という、タイで今の時期が旬の果物。
これをヤムにしてしまった料理があった。

味は… 酸っぱくて、甘くて、そして辛い!!  道端の屋台で購入した時に、あまり辛くしないでとは言ったものの、やはりからかった。ガトーンの他にはピーナッツが入っている。正直、今まで食べた事の無い味。私にとってはちよっと辛い味…  (7月24日)
ヤム ガトーン
(サントルのサラダ)
マカーム(マッカム)とはタマリンドという右写真の植物のことである。硬い殻の中には甘酸っぱい実が入っていて、これを料理に使ったりする。 写真の料理は、タイ北部から東北地方にかけてよく見られる田舎の食べ物で、タマリンドスープの中に、バイマックルー(こぶみかんの葉)やタクライ(レモングラス)などの色々な野菜や鶏肉が入っている。
正直言って、かなり酸〜っぱい!! そしてめちゃめちゃ辛い!!  
私は鶏肉などの具を食べるには何とか耐えられたが、スープは飲めなかった…(7月21日)
ガイ バーン 
バイ マカーム オーン

(鶏肉とタマリンドのスープ)
ガイバーンバイマカームオーン 50バーツ(≒146円)
“ガラムプリー”とはタイ語でキャベツの事。 タイにも、こういう料理がある。シンプルな野菜炒め。
ただ、使っている調味料は醤油ではなくて、ナンプラーやシーユーカーオ(中国醤油)なので、若干日本で食べるそれとは味が違う。
この料理は若干薄味で作られていて、タイ人はこれにナンプラーを数滴たらして、自分好みの味に仕上げて食べていた。
上に乗っかっているのは、ムー・トート・グローブ。豚ばら肉の揚げ物である。これがまた、いい味を出していて、美味しい。基本的にこういう野菜炒めには、唐辛子は入っておらず辛くない。  辛くしたい人は、ナンプラーと共に漬けてある生唐辛子を混ぜて食す。
(7月20日)
パッ ガラムプリー
(キャベツ炒め)
昨日のソムタムに引き続き… こちらも久しぶりの登場。ヤムマーマー。
今回の食事場所は、スクムビット通りソイ38にある有名な屋台街。 


 ヤムマーマーは実際には色々な種類があるが、ここの屋台で頼むといつもシーフード版が出てくる。たかがインスタントラーメンを使ったヤム(和えサラダ)だと思って馬鹿にして口に入れると、意外にも悔しいながらに美味しいと誰もが思ってしまう一品。 
 タイのインスタントラーメン会社“マーマー”を侮る無かれ。なにせ、有名タイ料理に数えられる“ヤムマーマー”の名前にまで進化してしまった、ただのインスタントラーメン商品の名前である。(7月15日)
ヤム マーマー
(マーマーのサラダ)
ヤムマーマー 50バーツ(≒145円)
久しぶりの登場である →ソムタム。 タイ・イサーン(東北地方)料理の代表的な料理の一つ。 ソムタムにも色々な種類があり、このソムタム“タイ”と蟹が入っているソムタム“プー”はよく食べられている。“プー”(蟹の意味)の方は沢蟹の塩漬けが入っていて、あまり衛生状態も良くなく、そして辛いのであまり観光等で来ている日本人が食べるものではないと思う。私もここ一年近く口にしていない。代って“タイ”の名前が付いているソムタムは、ピーナッツや、干し海老が入っているのが特徴で、“プー”程辛くも無い。また、『唐辛子、一粒だけね』と注文のときに言っておけば、邪道かもしれないが日本人には程よい辛さのソムタムが出来上がる。 (7月14日)
ソム タム タイ
(青パパイヤのサラダ)
ソムタムタイ 30バーツ(≒87円)
まずは…ファンの方ゴメンナサイ。

 テレピやラジオで最近よく見かけるタイでブレイク中のアイドルで、この「F4」と言うグループがある。4人組の男性ユニットで、日本のSMAPみたいな存在であろうか?
 どうも台湾出身らしく、中国・広東語(?)で歌を歌っているのをよく見かける。ただ、何故かタイの人たちはこのユニットは日本のユニットであると信じている事が多く、CDもこれまた何故か店の「JAPANESE-POP'S」のコーナーに並んで゜いる。 この写真にある男性も「Ken」と名乗っており、いかにも日本人である。(日本人名を名乗っていない人もいる)
皆、顔はどう見ても日本人ではないのであるが… これって一種の流行りなのであろうか。 
現在タイで発売中のペプシに期間限定登場中。
ペプシー
トゥア・リソンとはピーナッツ。タイにも色々な種類の豆がある。 スーパーに行くと、このようなピーナッツや、ヒマワリの種、南瓜の種など、ちょっとしたつまみになるような物が量り売りさけている。 ちなみに、このピーナッツ揚げの価格は100バーツ/kg  
 
チャーンは「象」という意味で、タイの大手ビール銘柄の1つ。ここの会社が出している炭酸水は、タイで最もポピュラーなソーダである。勿論砂糖は入っていないので、ウィスキーやカクテルなどにもこの水は良く使われている。(7月9日) 
トゥア リソン トート
(ピーナッツ揚げ)
チャーン ソーダー
 ここ数年の話なのであるが、バンコクにもスターバックスが出来た。 しかし、価格はやはりバンコクでも世界共通価格をそのまま採用しているので、正直ここでは高すぎる。 1杯100バーツ前後するコーヒーは、タイ人の普通階級層の人達が飲む価格ではない。 例えば、日本人だって日本のスターバックスで1,500円もするコーヒーは誰も飲まないであろうと思う。現在はバンコクの中心地(外人の居る所)のみの出店しなっているが、この先もこの状態は暫く続いて行くと思う。
 
 変わって、右は屋台で食べたタイ料理の領収書。チョット文字が見難いが上からズラッとタイ料理の名前が並んでいる。カオパット(炒飯)、ナムトックムー(豚肉温サラダ)、カイジャアオ・ムーサップ(豚挽き肉の卵焼き)… など料理が5品。それに御飯を沢山とビール(大瓶)を飲んでお腹いっぱいになって苦しくなったところで、お会計。
しめて235バーツ(≒680円)。そんなものである。(7月7日)
スターバックス バイ セット
(領収書)
 私の職場(日本料理店)の支店の一つがバンコク郊外のあるゴルフ場のクラブ内に入っている。タイ国内では非常にゴルフをしている日本人が多く、タイなのに客の6割〜8割以上は日本人と聞いた事もある。なので、ここのゴルフクラブには地元タイ料理と日本料理、それと簡単な西洋料理がパンなどの軽食と共に併せて置いてある。  そこで食べた賄いタイ料理。賄いとはいっても、普通にお客に出すような料理そのものである。 左の写真二品とも定番のタイ料理。 ゴルフを終えた日本人客もビールを一杯飲みながらこういうタイ料理を食べて帰宅する人が結構多いと感じた。 (7月5日)
カオ パッ ガイ
(鶏肉のチャーハン)
コー ムー ヤーン
(豚のど肉焼き)
バイトゥーイという名の葉がある。香りのある葉で、昔からタイでは芳香剤代わりや匂い消しなどに使われてきた。タイ菓子にもよく使われていて、緑色をしているタイのお菓子は大体このバイトゥーイを使って作っているものである。 
…と、そこまではよく分かるのであるが、何故か、タイにはバイトゥーイ入りの牛乳がある。しかも発売している会社は日系の「明治乳業」。微妙に緑色をしているこの牛乳は、味もこれまた微妙なテイストで、完全にタイ人好みの甘〜い牛乳。決して美味しくないわけでもないが、決して毎朝飲みたくなるような味でもない。 (7月1日)
ノム バイトゥーイ
バイトゥーイ味の牛乳


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