Let's  cook  Thailand

アロイ!! タイ料理
2003年6月その1 トップへ戻る

前回は、エジプト・アラブ料理であったが、今回はタイの地球の反対側、メキシコ料理。 店内には、サボテンやメキシコ色に彩られたテーブルなどか置いてある。唐辛子を沢山使う料理としてタイや韓国と同じように良く挙げられるメキシコ料理。テーブルにひかれた折敷がタイ産の物なのはご愛嬌。
 実は私、レストランでメキシコ料理を食べるのは初体験。メキシコ旅行経験のある方と一緒に店に行き、もう殆どお任せします!!状態で注文をしてもらった。

 食前酒、というか水代わりにマルガリータ。トルティーヤが前菜代わりにテーブルに出てきて、チーズディップ、ピザと頼んで食べたところで、コンビネーションとしてタコス・ブリトー・アンチラダスが直径30cm近い巨大皿にドーンと盛って出てきた。
さすがにその量にはビックリ。 欧米はやはり一皿に盛る感覚がタイや日本とは違う。  
結構、ヘトヘト(?)になりながらも、何とか食べきったところで、締めでデザート。バナナのラム酒焼き。 
写真は撮らなかったものの、最後に食後酒を飲んでお腹一杯、満足満足。
家に帰ってから飲んだ、温かい緑茶がこれまた美味しかった。(6月15日)
Margarita Tortilla Chili cheese Dip
88バーツ
Pizza
78バーツ
Combination
288バーツ
Banan con Rum
78バーツ

 バンコクには、本当多種多様の民族が集まっている。
スクムビット通りのソイ3は、一歩踏み込むと一面アラブ世界が広がっている。雰囲気だけでなく匂いまでタイではない。バンコクにいながらにしてアラブを味わえる。
そんな所の真ん中に位置しているのが、今回利用したレストラン「SHAHRAZAD RESTAURANT」。ガイドブックによるとアラブ料理・主にエジプト料理を出しているそうだ。
 サービスの従業員は→写真のような格好をしていて、お酒の販売はしていない正統派。客層もタイ人は殆どおらず日本人は私達だけ。後は皆アラブ世界の人達ばかり… ということは、味は本場のものそのものであるという事であろう。
 日本のレストラン場合、どんな外国料理でも結局は日本人を対象にしているのであろうかが、タイの場合は違う。こういう店はアラブの人を対象に商売をしているので、店の位置から、照明から、店内の雰囲気までアラブ〜って感じである。

・上のサラダは、シリア風サラダ。「一体どこがシリア風??}」という感じであるが、多分人参を生のまま大きくきるのがシリア風なのであろう…(そんな訳ないか…)
・羊肉とグリーンピースの煮込みは、フランス料理のナバランのよう。というか、まさにそれ。
・ひき肉のスパイス焼きは店頭で、実際に炭火でそういういでたちのオッチャンが焼いていた。店にいる客のかなりの確立でこれを注文していて、どうやらこの店の看板料理らしい。
・チャパティはよくインド料理で見かける全粒粉を使った焼きパン。かなり粉っぽいが、汁物につけたり、カレーなどを挟んで食べると良い。と思う。
・最後に、UM-ALIというチョット怪しげなデザートを頼んでみた。 これがまたウマい!! とは言ってもかなり甘ったるく、甘党の私にはヒットしただけであったのではあるが、なかなかオススメである。 表面はブリュレのようにしてバーナーか何かで焼いてあり、中はスープ状。練乳か何かのスープの中には、豆、パンらしきもの、それとなんかのフルーツらしきものが入っていた。よく分からないけれど、まぁ一度試してみる価値有りの一品、かな? (6月13日)
羊肉とグリーンピースの
トマト煮込み
羊のひき肉・
スパイス串焼き
(シーク・ケバブ)
チャパティ  UM-ALI シリア風サラダ 60バーツ (≒174円)
羊肉とグリーンピースのトマト煮込み 150バーツ (≒435円)
ひき肉のスパイス串焼き 170バーツ (≒493円)
チャパティ 20バーツ (≒58円)/枚
UM-ALI 70バーツ (≒203円) 
緑茶ブームはここまで来た。とうとう、ゼリーにまでなってしまった。
色々な種類のぜりーを出しているジュレシリーズのチャーキアオ、緑茶である。コンビニでの販売価格は1つ5バーツ。
早速味見してみると…やはり予想通り甘い。
まぁ、ゼリーなのだから甘くなかったら確かに美味しくないかもしれないが… この甘さがまたなんとも言えず不自然。ちゅうか、ゼリーにしなくても良いだろうという感じ。
次は、どんな緑茶製品が出てくるのであろうか?(6月12日)
ジュレ ライト・チャーキアオ
(緑茶のゼリー)
「プラー・チョン」とは雷魚の事。タイ、特に南部以外の海のない地域(北部・東北部)でよく食べられている淡水魚である。元々アジア東部が原産の魚である。朝鮮では「カムルチイ」とも呼ばれている。別名「台湾ドジョウ」。
「パッ」は炒める、「トート」とはタイ語で揚げるということ。「バイクンチャーイ」はセロリ。タイのセロリは西洋セロリと違って太くはない。香りなどは一緒なのだが、タイのほうが青臭い気がする。
しかし、匂いにクセのある淡水魚の料理には、これくらい匂いのきつい香草を使ったほうが匂い消しになっていいのであろう。
タイの海のない地域の人達はこういう淡水魚も重要なたんぱく源で、淡水魚を使った料理が数多くある。(6月10日)
パッ プラーチョン トート
バイ クンチャーイ

(雷魚の揚げ物とセロリの炒め物)
昼過ぎ、急におなかが痛くなってきた。 朝食は抜いたので、昨晩食べたものが原因なのか!?
…とも思ったが、よく考えたら、昨晩就寝時にあまりにも暑くて上半身何にも着ずに、しかもタオルケットもかぶらないで腹丸出しで寝たのが、原因だと推測 →おそらく正解!!。 後悔先に立たず。   腹痛の薬も持っていなかったので、仕方なく我慢していたら、タイ人の従業員が、「スプライト飲みなさい!!」と言って来た。 よく聞くと、腹痛時、薬代わりにこれを飲むのは、ある程度タイ人の中では常識らしい。  
 ただ…スプライトはそのまま飲むのではなく、「塩」を溶かして飲むのである。仕方なく半ば強制的に飲まされたところ… 急にトイレに行きたくなり、10分後には腹痛が回復した。  
その後、話を聞くと、「スプライト+塩」は便秘に良いらしい。ホントであろうか…  
「あの〜、でも私、便秘ではなかったんですけれど…」(6月9日)
サプライト
(スプライト)
サプライト 11バーツ(≒31円)/缶
 中国の楊貴妃が愛したとされる果物、ライチ。SARSの影響で日本には中国本土からのフレッシュライチ・輸入が止まっているという話であるが、タイのものはタイ産なので勿論そんなことは関係ない。
 ライチは今がちょうど旬。産地はタイ北部・チェンマイ県やチェンライ県の辺りである。今回は街中の屋台で購入。伊勢丹やWTCのある辺りである。 「1kgいくら?」と聞くと「35バーツ」と返ってきた。まぁ、そんなものか…と思い購入し、職場に持っていったところ、同じ所で同じライチを25バーツで買って来ていたタイ人従業員がいた。
 35バーツというのは外国人料金であった。やられたー。 (6月8日) 
リンチー (ライチ) リンチー 35バーツ(≒100円)/kg ≪タイ人には25バーツ≫
 下で紹介しているカラバオデーンもそうであるが、タイのTVコマーシャルを見ていると、この缶コーヒーのCMもよく流れてくる。
 「Birdy」 と商品名がついているこの缶コーヒーは、今年タイ国内での発売10周年。 TVCMもタイで英雄のプロ男子テニスプレーヤー(世界ランキング・アジア第一位)や人気歌手などを起用しておりなかなかの力の入れようである。 この缶コーヒー、発売元はあの「味の素・タイランド」。 裏話を聞いたところ、この商品のTVCMを製作したのは「電通・タイランド」。どちらも言わずと知れた日本の大企業である。
 さてさて、肝心のこの商品の味は… 日本にもこの手の感じの缶コーヒーはあるとは思うが、私が大好きな愛しの「サントリー・BOSS」にはまだ程遠い…。 ゴメンなさい味の素さん。
 右写真は、Birdyコーヒーキャンディ。 どこにもありますね、この手の商品。(6月3日)
バーディー
(缶コーヒー)
バーディー 缶コーヒー 11.50バーツ(≒33円)
   国民的バンド・ 「カラバオ」特集!!
タイで発売されている栄養ドリンクは沢山種類がある。その中で、最近、最も販売力に勢いがあると言われているのが、「カラバオ・デーン」という商品である。(←上左写真、上中と上右の写真はカラバオデーンのCM映像の一部) 

「赤いカラバオ」という名のこの商品は、タイでは知らない人はいないといわれているくらい有名な、国民的バンド「カラバオ」のエート(ヴォーカル)によってプロデュースされた商品である。
「カラバオ」はデビュー20年を迎えたいわゆるオジサンバンドであるが、現在もその人気はトップレベルに位置している。日本で言う“アリス”や“JAY WALK”のような渋さも持っているバンドで彼らの歌った「MADE IN THAILAND」と言う曲は80年代にタイ国内で爆発的なヒットをしたそうである。 
 私は、彼らをテレビCMでよく見かける。主な出演CMは自身プロデュースの「カラバオデーン」の他、ビール大手の「チャーン・ビール」のCM。 
勿論どちらのCMも、バックで流れている曲は彼らの曲で、「チャーン・ビール」のCMで流れている「コン・タイ・ル・プラーオ!!  (タイ人ですか〜!?)」と言う曲はなかなか私的にヒット中のオススメ曲である。  
 
カラバオは、トレードマークとして、角の長い水牛をモチーフにしたものを使用している (中右写真、最近発売された20周年記念ベストアルバムのジャケット)。
いかにもっ、という感じで、栄養ドリンクのラベルにもなっており、このマークがまた彼らの人気を維持している一つの効果のような気もする。

チャーンビールのCM(下左と下右の写真)では、エートのキャラクターを生かして、象や色々な地方のタイ人たちと共に出演しているCMが流れていて、いかにも“タイ人の為のタイのビール”というアピールをしており、最大手の『シンハービール』に対抗している。


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