Let's  cook  Thailand

アロイ!! タイ料理
2002年7月
その2    トップへ戻る
スクムビット通り、ソイ36(路地番号)を100m程入ったところに「レストラン・ビエンチャン」がある。ビエンチャンは、タイ国境に面したラオスの首都名。ここはラオス・イサーン料理屋である。ラオスとタイは違う国ながら、言葉や文化が似ている国同士である。イサーン(タイ東北)地方の方言とラオス語はほぼ同じだそうだ。
アメリカの某雑誌に''世界一不思議な国"と評された「ラオス」。最貧国の一つで、首都・ビエンチャンは''世界一何も無い首都"と言われている、と知人から聞いた。いつか行ってみたい。(7月20日)
レストラン ビエンチャン外観 パック
(生野菜)
「ゲーンチュート」は淡白なスープという意味である。多種多様のゲーンチュートをよく街中で見かけるが、このタオフー(豆腐)入りは中でもポピュラーな物の一つ。味は日本で食べた事があるような、どこか懐かしい味。鶏だしのスープの中に豆腐と野菜などが入っていて塩味も薄い。タイ料理は全体的に味がハッキリとしていて濃いのが特徴のような気がするが、この料理はそれには当てはまらないと思う。ただ店によってはかなり味の濃いゲーンチュートを出している所もある。
カオニィアオはもともと、この地方の物である。イサーン・ラオス料理屋に行けばこのように竹篭に入って出してくれることが多い。中にビニール袋が入っているのはご愛嬌。
ゲーン チュート
タオフー
(豆腐スープ)
カオニィアオ
(もち米)
ゲーンチュートタオフー 90バーツ(≒265円)
カオニィアオ 15バーツ(≒44円)
「ラープ」とは元々タイ語で「平らな」という意味で、この料理名はイサーン地方の広大な平原を表わしているそうだ。イサーン料理の代表的な料理の一つで、肉に生の野菜や大量の香草と唐辛子が合わさってサラダになっている。一番上に乗っている香草はミントの葉。肉は火が通っているものがバンコクでは主流であるが、地元に行くと生肉を使ってこの料理を作っている場合があるそうだ。ハッキリ言ってかなり危険である。私がそれを食べる事は無いと思う。また、生肉に牛や豚の「生血」を混ぜたラープもあり、これも私が口にすることは命を懸けて食べない限り不可能、マジで。
ガイヤーントートはぶつ切りにした鶏肉を炭火で焼いて揚げてある一品。もう、このまましゃぶりついて食べるのが一番美味しい。甘辛いたれが共に供されるが、甘さも辛さも強いたれで、ちょっと日本人には得意ではない味のようである。別段たれが無くても美味しくこの鶏は食べられる。
ラープ ヌア(肉の辛いサラダ) ガイ ヤーン トートー(鶏肉の揚げ焼き) ラープヌア 90バーツ(≒265円)
ガイヤーントート 200バーツ(≒588円)
「スッキー」とはタイスキの事であり、この名前が「スキヤキ・ソング」から来ている事は先日紹介した。今日は、そのスッキーの変形版とも呼べる2品を食べた。
左は、スッキーの豚入りチャーハン。味は…「んー」と言った感じ。タイの屋台で食べるスッキーは酸味が強いことが多く、また独特の風味を持っている。この独特さ加減は、ちょっとこのチャーハンには合わない。
右はマーマー(インスタントラーメン)のスッキー味。友人から強く勧められて食べてみた。詳細は下記にて。(7月19日)
スッキー ヘン
ムー
(豚入り、タイスキ風炒め)
マーマー スッキー
(タイスキ味
マーマーラーメン)
スッキーヘンムー 30バーツ(≒88円)
マーマー 4.50バーツ(≒13円)
スーパーで買物をしていたら、怪しい日本語で「ざる」と書かれたインスタントラーメンが売っていた。「???」と思ったのだが、タイ人はざるそばならぬザルラーメンという物も日本人はいつも食べていると思い込んでおり、このような商品がある。食べてみたが、とても凄い味。漬けだれの醤油は甘いし、麺は変な麺だし。そんな感じであった。
変わってマーマーはタイで最もポピュラーなインスタントラーメン。先日食べた「ヤムマーマー(マーマーサラダ)」はこの商品を使ったものである。1袋定価5バーツ(≒15円)ととてつもなく安い。これはスッキー味てあるが、他にも色々な種類の物が存在している。正直私はインスタントラーメンがあまり好きではないのであるが、これは美味い!! スープにはトムヤムのペーストが付いており、スープ自体は安っぽくなくかなりタイ料理としてもイケルと思う。これをサラダやあんかけにして普通の店頭に並ぶ料理にしてしまったタイ人はやっぱり凄い。
オイシーザルラーメン
(インスタント
ザルラーメン)
マーマー スッキー
(タイスキ味
マーマーラーメン)
オイシーザルラーメン 12.50バーツ(≒37円)
タイの道端には場所・時間を問わずに肉や魚の串焼き屋が出ている。種類は豊富で、丸焼きの魚から、レバーまである。1本5,6バーツがだいたいの相場のような気がする。
購入したのは右写真の3本。上から「鶏の三角」「ネーム(酸味ソーセージ)」「鶏もも肉」。ネームというのは、イサーン(タイ東北)地方の物で、酸味を付けて味付けした挽肉をソーセージにしたもの。かなり酸味がきつく、独特の味をしていて、腐った生肉のような気がしなくも無かった。(7月18日)
ヌア ヤーン
(肉の串焼き)
串焼き 1本・6バーツ(≒18円)
ナムプリックは塩漬けの魚と様々な野菜、唐辛子などを合わせてすり潰し味噌のような状態にしたもの。タイ人はこれをご飯の上に乗せて食べたり、写真のように野菜に付けて食べたりする。超激辛ではあるが、少量だけ付けて食べると美味い。
ナムプリックは辛いので、一緒に頼んだご飯は辛くないものを、と思い、ガイガティアムを注文。コショウが使われてはいるものの、全く辛くない。このご飯に上記のナンプリックを付けて食べる。やっぱり美味い。
ナムプリック
(辛し味噌)
ガイ ガティアム
プリックタイ
(鶏のニンニク炒め、
コショウ風味)
ナムプリック 15バーツ(≒44円)
ガイガティアムプリックタイ 25バーツ(≒74円)
イサーン料理専門屋台にて購入。タイ料理で「ラープ」と呼ばれる、肉と野菜の激辛サラダはポヒュラーな料理の一つであるが、このナムトックは、そのラープに近い。敢えて大きな違いと言えば、ナムトックは鍋にいれて火にかけるといった事ぐらいであろうか。
イサーン料理の特徴を述べる時、「とにかく辛い」と言う事以外に、生野菜とカオニィアオの食文化を外す事は出来ない。生野菜は何もここの地方の人でなくても沢山食べてはいるが、料理の付けあわせとして常に食卓に並んでいるのはやはりこの地域の大きな特徴である。またイサーン地方出身の知人で25歳までご飯は3食「カオニィアオ」しか食べた事が無かったと言っている人がいた。カオニィアオはイサーンの人にとってそういう存在である。
ナムトック ヌア と カオニィアオ
(肉の辛いサラダともち米)
ナムトックヌア 25バーツ(≒74円)
カオニィアオ 5バーツ(≒15円)
昨日はヤムマーマーであったが、今日は少しまともにヤムウンセンを食べてみた。基本的に使われている調味料(ナンプラー・マナオ・砂糖・唐辛子など)は一緒であるのがこの「ヤム(サラダ)」の特徴。ただ、当然その量によって味はだいぶ変化に富み、このヤムウンセンは日本人用に作ったのであろうか、唐辛子が少ししか入っておらず、あまり辛くなかった。私の前例からしてこの料理は超激辛で出される事が多かったので注文時にある程度覚悟していたのだが、それは結局要らない心配であった。私達日本人にとっての適度な辛さであれば、当然であるがかなり食べやすい。ちなみに写真に写っている赤いぶ物体はトマト。
タイではサラダもご飯にも良くあわせるので、白ご飯を一緒に頼んだのだが、さすがにそれだけでは物足りなかったので、目玉焼きを乗せた物を注文した。「ご飯に目玉焼き」これだけでも店のメニューにしっかりと載っている。(7月17日)
ヤム ウンセン
ムー
(豚肉入り春雨サラダ)
カオ カイダーオ
(目玉焼きご飯)
ヤムウンセン 40バーツ(≒118円)
カオカイダーオ 10バーツ(≒29円)
パッヘットガイ、「ヘット」はキノコの意味。中国・タイ料理ではおなじみの「袋茸(フクロタケ)」が大量に使われている。日本では少し高価なこのキノコもタイでは安価である。全く辛くない。
で一方、パッペットノーマーイの「ペット」は"辛い''という意味である。ノーマーイ(筍)といったらプリック(唐辛子)といった具合に良く見かける組み合わせである。こちらは激辛。
やはりカオケーン(おかず乗せご飯)で2品以上乗せるときは、バランスを考えて注文をした方が当たり前の事ながら、良い。
パッ ヘット ガイ
(袋茸と鶏の炒め物)
パッ ペット
ノーマーイ

(筍の唐辛子炒め)
カオケーン 25バーツ(≒74円)
パッツィーウの「ツィーウ」とはいかにもタイ語らしからぬ発音である。中国語の分かるタイ人の方に聞いた所、やはりこれは中国・潮州語の「●(豆と支を合わせた字)油・ツィーウ」という中国醤油から来ている名前との事。タイ料理は中国系の調味料も沢山使われており、他にも、オイスターソースやタオチオ(大豆発酵調味料)などがその例としてあげる事が出来る。隣国ではないものの、タイ料理もまた、中国、特に潮州地方文化の影響を多大に受けている料理である。
とうとう、念願の料理(菓子)を口にすることが出来た。その強烈な匂いから、タイ人にですら嫌いな人の多い「フルーツの王様・ドリアン」。甘く炊いたカオニィアオ(もち米)の上にこのドリアンを乗せ、若干塩味の付いたココナッツミルクを大量にかけてこのカオニィアオトゥリアンを食べる。正直私は今までこのドリアンに、その匂い(いや、異臭)から手を出せずにいたのだが、今日のこれを食べてからはすっかりドリアン好きになってしまった。匂いはやっぱり強烈だがなかなかの味をしている。
パッ ツィーウ
(タイ風焼き麺)
カオニィアオ
トゥリアン

(ドリアンとカオニィアオのココナッツミルクがけ)
パッツィーウ 25バーツ(≒73円)
カオニィアオトゥリアン 30バーツ(≒88円)
「ヤム・マーマー」、間違いなく日本で販売する事の出来ない料理だと思う。「マーマー」は日本で言う「日清チキンラーメン」といったような存在でタイでは最もポヒュラーなラーメン会社。「ヤム」はサラダ。そうこれはインスタントラーメンのサラダである。タイ人はこの何てことのないインスタントラーメンに大量の魚介類、野菜、調味料を加えて一つの「タイ料理」として確立させてしまった。凄い。タイ人でこの料理を食べた事の無い人はまずいないと思う。それほどタイではポピュラーな一品。味は…これがまたその安っぽさからは想像できないくらい豪華で美味い。ライム汁、ナンプラー、砂糖、唐辛子とタイ料理に不可欠な「酸・塩・甘・辛」のすべてが入っており、これを食べればタイ料理の全てを食べた気にもなれる。かも知れない…(7月16日)
ヤム マーマー
(インスタントラーメンの
サラダ)
カオ パット ムー
(豚肉チャーハン)
ヤムマーマー 50バーツ(≒146円)
カオパットムー 25バーツ(≒73円)
「アユタヤ」と言う地名をご存知だろうか。バンコクから北に100km程の所に位置しており、古代遺跡のある街である。ここの地方料理で、有名なクイッティアオ(麺料理)がある。それがこれ。今ではバンコクのあちこちでも食べられている。この麺の最大の特徴は「ナムトック」にするかという事である。ナムトックとは「滝」という意味であるが、ここでは豚や牛の血をスープの中に入れるという意味になる。血入りスープ麺、ちょっと抵抗のある料理ではあるが、食べるとなかなか美味。ちなみにナムトックにしなくてもOKである。具も肉だけでなく、臓物や野菜など色々と入っていた。ちなみに名前の「ルア」とは「船」の意。川・運河の多いアユタヤでは昔、船上屋台でこの料理を販売していた事からこの名前が付いているそうだ。現在、船上屋台は一部の作られた観光地のみに存在しているだけになった。(7月15日)
クイッティアオ 
ルア アユタヤー
ムー
(アユタヤ風豚の
クイッティアオ)
カオ ケーン
(おかず乗せご飯・
豚肉の煮込みと
鶏の唐揚)
クイッティアオルアアユタヤームー 30バーツ(≒87円)
カオケーン 25バーツ(≒73円)
タイの友人宅にて。食卓にここの家で並ぶおかずはお母さんの手作り料理と市場で買ってきたおかずそれぞれが並ぶ。家族皆で料理を囲む様は、日本と同様である。タイには「いただきます」や「ごちそうさま」と言った言葉が無いので、何気なく席に付いた時から食事が始まる。
日本人は食事前に手を合わせる習慣があるが、タイではそれをしないほうがいいと思う。タイで「合掌(ワイ)」は人や仏像に対し(宗教を超えても)尊敬の念をこめてするだけのものであり、タイ人が食物にワイをしているのを見た事が無い。(7月13日、14日)
食 卓 カイ チィアオ
(お母さんの卵焼き)
街中の市場ではタイにおける食文化の現状をよく見ることが出来る。色々な驚きと発見が多い中、やはり「これはちょっと…」と思わせるのが、タイ人の衛生観念の無さである。私は市場にある肉屋で冷蔵庫を使っているのを実は見た事が未だに無い。つまり外に出しっぱなしなのである。(ここでは肉だけを取り上げるが、何もこれに限った事ではないのだが。)
大きなバットに入った肉の塊は、万人が品定めする為に手で直に平気で触っているし、売るときに使う包丁は錆だらけ。使い終わった後も洗っている気配は皆無…。こんな状態なのに平然と民衆はこの誰が触ったやも知れない肉を買っていく。「ウゲゲ」と思っている私の横で友人が豚肉と、レバーを購入。嫌な予感はしたが、帰宅後家の食卓に並んだのは、これ等を使った料理。客として来ている以上、出された料理に手をつけない訳には行かず、半分祈りながら口に運んだ。しかし、火はキチンと入っているし、腐敗しているわけでもない、味も悪くない。で、その後も、腹に問題は特に無かったのだが、途上国特有のこの衛生観念だけはタイ料理でもやはり、いただけない。
豚肉の炒め物 豚レバー炒め
市場で一目で鯖と分かる魚が売られていた。一応確認の為、この魚の名前を聞くと「プラー・サーバー(サバ魚)」と返事が返ってきた。タイ語でも鯖はサバ。ただ、ここでの特徴は火の上にバイトーイ(バナナの葉)を敷いて焼くという事。このサバを食べると日本で食べるそのものとは風味も味も全く異なり、一瞬別の魚に錯覚してしまうほどであった。タイ人はこのサバに唐辛子等が入っている辛い特有のソース(ナンプリック)をかけて食べていた。

結論を先に言うと、タイのバナナはやっぱり美味しい。と私は個人的にそう思う。クルウェイ(バナナ)を焼いて食べるのはタイ人の得意技。また、タイのモンキーバナナはこうして食べるのがこの上なく美味いと思う。
プラー サーバー
ヤーン
(鯖焼き)
クルウェイ ピン
(バナナの炭火焼き)
バイトーイ(バナナの葉)に包まれているのはココナッツ入りの焼き煎餅とでも言うべきのカノム(菓子)。味はそんなに個性の強いものではないような気がするが、ちょっと日本人には好き嫌いがはっきりと分かれそうな味である。1枚目を食べた時より2枚目が、2枚目より3枚目が美味しい、といった感じで私はそんなに抵抗無く食べる事が出来た。食感は生焼けの煎餅といった感じであったが…。
変わって日本人に大人気のお菓子がこのカノムモーケン。食べた事のある日本人で「これが美味いと思わない」、といった人は私の周りにまだいないという位、凄い人気である。一見洋菓子のような外見で、表面はパリッと中はモチッとしている。ココナッツミルクと芋の焼プリンと形容しても良いと思う。
バンチー
(ココナッツ煎餅?)
カノム モーケン
ちょっと今回はカイダーオ(目玉焼き)の話を。タイ料理で「カイダーオ」はかなり重要な位置を占めていると思う。タイ人は食堂・屋台に行くとご飯の上によくこれを乗せて食べている。パッガパオ(バジル炒め)などの辛いおかずとの相性は最高である。カレー類・他の炒め物にもよく添えて食べているのを見かける。昨日紹介したカイチィアオ(卵焼き)と同様で大量の油で揚げ焼き状態にするので、多少表面がカリカリしている。黄身が半熟だったり、キチンと火が通って固まっていたりと基本的に火の通し加減の指定は無理、いつもどこでもバラバラである。半熟の物は当然火がキチンと入っていないので、作ってからかなり時間の経っている目玉焼きを出している店には注意が必要だとも思う。卵好きの私は良くこれを付けておかずを食べている。(7月12日)
ゲーン ガティ
ガイ カイダーオ
(鶏肉のココナッツカレー・
目玉焼き付き)
ナムトック ムー
(焼き豚のサラダ)
ゲーンガティガイカイダーオ 25バーツ(≒73円)
ナムトックムー 20バーツ(≒59円)
私がタイでこの料理を見たときの第一印象は「ウゲッ!!」っといった感じであった。甘く炊いたカオニィアオ(もち米)の上に熟したマンゴーを乗せ、塩味の入ったガティ(ココナッツミルク)をかけて食べるのである。
ところが、一度口にするとこれがまた絶妙の組み合わせで「美味い」(タイの気候の中で食べているのがその一因であるのは間違いが無いが…)。左写真、この3点が店で買った物。カオニィアオとマムゥアン、ガティ。マムゥアンに直接書かれている"14''という数字は「このマンゴーの値段」。自宅で一人寂しく食べるのに、きれいにマンゴーを切って見た。右写真は上からガティをかけている所。
味は…ご想像にお任せします。あっ、でも本当に美味しいですよー。
カオニィアオ マムゥアン
(マンゴーともち米のデザート)
カオニィアオマムアン 3点で40バーツ(≒117円)
カイチィアオムーサップは日本語訳にしたら「卵焼き」であろうが、ちょっと日本の物とは感じが全く異なる。ただ焼くというより沢山の油の中で揚げ焼くといった感じである。このような作り方なので、卵は非常に沢山の油を吸い込んでいて、その油の質が悪ければ当然これの味も格段に落ちるのであろうと思う。そこで、今日は油が新しい可能性のある朝に食べてみた。ハズレたら朝から最悪だったであろうが、結果は大当たり!!今までどこで食べたそれよりも今回が最も美味しかった。油料理はなるべく油がきれいな状態の店で食べるべきだとやはり思った。
カーフェーイェンはタイにしかないアイスコーヒーである。何が特徴かと言うと、その甘さと安っぽさ(笑)。元フランス植民地のベトナムには「ベトナムコーヒー」としっかりしたものがあるがタイに植民地の歴史と言うものは無いので、こと「コーヒー」にいたって言うと独自の発展を遂げてしまった。それの結果がこのインスタントコーヒーとコンデンスミルクを大量に使った激甘のコーヒーである。タイにはブラックコーヒーが存在しないという笑い話があるが、まんざら嘘でも無いのかも知れない。私は未だ見たことが無い。(7月11日)
カイ チィア
 ムー サップ
(豚挽き肉入り卵焼きご飯)
カーフェー イェン
(タイ版アイスコーヒー)
カイチィアオムーサップ 25バーツ(≒73円)
カーフェーイェン 8バーツ(≒23円)
先日改めて過去のこの「晩餐」を見返してみたのだが、あの「トムヤンクン」の登場が極端に少ない事に気が付いた。確かに、ここしばらく食べていない。そこで思い切っていつもの食堂で昼に注文してみた。
「日本に家庭の数だけ味噌汁の味があるように、トムヤンクンもまたタイの家庭の数だけ味がある」と知人のタイ人が言っていた。ここの食堂の家庭の味はこんな色のトムヤムクン。見かけによらず激辛で、そのまま食べるのは私にはちょっとしんどい。そこでタイ人と同じような食べ方で食べてみた。「ご飯乗せ」である。すると、痺れるような辛さだったものがご飯と一緒に食べると一瞬にして食べやすく美味しい辛さに大変身。正直驚いた。最初は「えー、トムヤムクンとご飯!?」と思ったが、ところがドッコイであった。オススメ!!
トム ヤム クン
(海老の辛酸っぱいスープ)
トムヤムクン(ご飯付き) 35バーツ(≒103円) 
よく行く近所の「Carrefour」にあるフードセンターで「カキ氷」を食べた。沢山ある種類の菓子具材中から2,3種類を選んで氷とと共に盛ってもらい、上からシロップとココナッツミルクをかけてもらう。タイでは定番のデザート。今回は左写真の2種類を選んだ。
ロットチョンは上新粉で作られている。このような独特の形の団子で、バイトーイと呼ばれる香草(葉)で色づけと香り付けがされている。
チャオクゥェイは元々中国の薬草の一種である「仙草」から作ったゼリー。初めて食べた時はなんとも不思議な漢方の匂いだが、一度食べきってしまうと、その不思議な魅力に取り付かれてしまう、という女性にとても人気のある具材。バンコクにいる日本人駐在員の奥様方にもかなりの人気があるそうだ。
ロット チョン
(上新粉団子)
チャオクゥェイ
(仙草ゼリー)
ナムケンサイルワムミット 10バーツ(≒29円)


トップへ戻る