Let's  cook  Thailand

アロイ!! タイ料理
2002年4月その1    トップへ戻る
日本に「ジャイカ(JICA)」という団体があるのをご存知だろうか。日本の工業技術などを、タイなどのいわゆる発展途上国の人たちが学べるように支援している団体である。今回、私と同じくしてタイに渡った日本人の中に、ジャイカでタイと関ってきた方がいて、そのタイでの歓迎会に招かれ行った。
右のムーパッペットは豚肉をマクアプロ(丸なす)やマクアプゥワング(スズメナスビ)、プリック(唐辛子)らの野菜と供に炒め、ココナッツミルクで煮てあるもの。(4月10日)
ムー パッ ペット
(豚のチリペースト炒め)
ガイナントートは名前のごとく鶏の唐揚げ。ただ、唐揚げの上にはホムディェン(タイのエシャロット)のフライがふりかかっていた。添えてあるのはパクチー(中国パセリ)、キュウリ。
クンケーコーはとても盛り付けのきれいな料理だった。甘酢のたれにボイルした海老を漬けて食べる。グラスには生野菜が添えられていて、それと供に食べる。
ガイ ナン トート
(地鶏の唐揚げ)
クン ケー コー
(蒸し海老と甘酢ディップ)
カオパッとは焼飯のこと。ガイが鶏でプーは蟹。タイ米で作ると非常にパラパラ。日本米で作るとべちゃべちゃしてこうも上手には仕上がるまい。供にプリック入りのナンプラーが添えられていて、各自で好みの塩味に仕上げる。基本的にタイ料理は食卓に出て来る料理は薄味。このようにして食べる人が好みで味を付ける。
カオ パッ ガイ
(鶏の炒飯)
カオ パッ プー
(カニの炒飯)
ムーマーオは脂身の多い部位(バラ肉?)を素揚げして、生の野菜などでライム和えした料理。脂っこいのかと思いきや、ライムのさわやかさと、上にのっているホーラーパー(スィートバジル)でさわやかに食べれる。美味。プラーローリーディートディアウーは川魚を観音開きにして揚げた料理。この魚の種類は解らなかったが、川魚特有の癖は無く、あっさりしていた。これも専用の甘酸っぱいたれに漬けて食べる。
ムー マナオ
(豚のライム和え)
プラー ローリー
ディート ディアゥ
(一日干し川魚のフライ)
プラーチョンとは雷魚のこと。タイではポピュラーな魚のひとつ。この料理は一尾丸まる使った料理。オーブンで焼いた雷魚に甘酸っぱい唐辛子ソースをかけてある。超美味。
酒が入ると陽気になるのは万国共通なのだろうが、ある意味外国人としてタイ人の酔っ払いは特に陽気に見えた。この食事会のためにわざわざ250kmも離れた所から高速道路をぶっ飛ばしてきた家族もいて、宴会にかけるエネルギーはもの凄い。ちなみにこの家族、このために仕事を早退して来たと言う話。翌日も朝から仕事と言っていたけれど果たして間に合ったのだろうか…
プラーチョン
コーティーム
(焼き雷魚の唐辛子
ソースがけ)
昼、スクムビット通りsoi29の屋台食堂といった感じの店で。総称カーオケーンと呼ばれるおかず乗せご飯。おばちゃん(店員)に食べたいおかずを言うとそれをご飯の上に乗せてくれるシステム。今回の物は鶏の内臓野菜炒めとゆで卵。ゆで卵は殻を向いた後、甘しょっぱい液体に漬けて味を染み込ませてある物。結構甘かった。そしてかなり作成後時間も経っていたみたいで、黄身が紫かがっていた。少し気味悪。(4月9日)
カーオ ケーン
(おかず乗せご飯)
26バーツ(≒81円)
夜、知人にタイ料理の美味しい店に連れて行ってもらった。久しぶりにバンコクでの本格的レストラン。スクムビット通りのsoi55・トンローにあるトンクレングという店。客も沢山入っていて盛況ぶりもなかなか。
トートマンクンはいわゆるタイ風薩摩揚げの海老バージョンといったもの。衣もしっかり付いていて日本人に馴染み易い一品。なぜかこの料理には蜂蜜入りの甘いたれが供される。しかし、なぜかこれがまた合う。
(店名)トンクルアン→http://www.thonkrueng.com トート マン クン(海老のすり身団子揚げ)
カオクルッカピは、皿の中央に薄紫色をしたカピ(アミの塩辛)入り炒飯が盛られていて、その周りにあるおかずと供に食べる一品。今回のおかずは上中央から右回りで、ホームデェーン(エシャロット)、青マンゴー、豚肉そぼろ、卵焼き、干し海老、豚肉を甘く煮て加工したもの、プリック(唐辛子)。ポーピアトートは日本でもお馴染みのいわゆる春巻。ただタイではこれにスゥイートチリソースが添えられる。
カオ クルッ カピ
(炒飯、各種おかず添え)
ポーピア トート
(春巻)
クンオップウンセンのオップとは、蓋付の鍋を使って少ない水分で加熱する調理法。蒸し煮(braiser・ブレゼ)と同様。鍋にねぎ、生姜などを入れ、春雨を加えて、シーズニングソースやオイスターソースで味付けし海老を入れて蒸し煮にしたもの。パクチー(中国パセリ)とにんにくの辛いたれが付いていて、これを適量春雨とあわせると、美味。写真には隠れているが、この春雨の下にはビッグサイズの海老がゴロゴロ4〜5尾入っていた。これ一品で210バーツ(≒651円)。
クン オップ
ウンセン

(海老と春雨の
土鍋蒸し鍋)
揚げた魚と野菜の炒め物 5人で、上記5品に水やビール1本の飲み物が付いて、トータル907バーツ(≒2812円)。
カオマンガイ トートは普通のフライドチキンを鶏だしスープで炊いたご飯の上に乗せている物、20バーツ。かなり衣が硬くてバリバリしながら食べた。ポーピーア ソットチーンは訳す事が困難。直訳すると「月餅風の麻、新鮮な中国」。わけわからん。モチっとした生地の中に茹でた鶏、もやし等の野菜が包まっていて、上から甘い餡がかかっていた、15バーツ。で、今日も食べた氷のデザート。黄色い物体はトウモロコシ。シロップと一緒に食べると…結構イケる、10バーツ。(4月8日)
カオ マン
ガイ トート
(フライドチキンのせご飯)
ポーピーア
ソット チーン

(中国風生春巻)
3品で45バーツ(≒140円)
まだ若干体調が悪く、水分を取りたくてフルーツを購入。西瓜は日本のものより糖度は低く、水分は多かった。右の盛り合わせは左上よりアグゥン(ブドウ)、チョンプー、ケエンタールゥープ(ウリの一種)、アグゥン。
アグゥン(ブドウ)2種共に酸味が強かったが糖度もそこそこ。チョンプーは洋ナシみたいな食感と味。ケエンタールゥープは熟れてないメロンといった感じだった。(4月7日)
ティエングモー
(西瓜)
ポンマーイ
ルゥラム
(フルーツ盛り合わせ)
西瓜・10バーツ(≒31円)
盛り合わせ・25バーツ(≒78円)
カルフールのフルーツ売り場の隣には左下写真のような惣菜売場があり、ここでカーオ(ご飯)と鶏のラープを購入。ラープはイサーン(タイ東北)地方の料理で、ムー(豚)やガイ(鶏)を生の唐辛子と香草で合わせた料理。超激辛。この鶏肉には火が入っているが肉にも火が入っていないものもあるらしい←タイは衛生観念がしっかりしていないので生肉には要注意。右上に付いているのは生キャベツ。あまりに辛い時は、この生野菜を少し食べれば不思議と辛味が和らぐ。ちなみに水を飲むのは余計に辛味を強く感じてしまうので逆効果。それでも水を飲んでしまう私。
ラープ ガイ
(鶏のラープ)
ラープ25バーツ・ご飯5バーツ
合わせて30バーツ(≒93円)
右写真は今日も買ってしまった果汁100%ジュース。主成分はケーロート92%・、ターン(砂糖やし)8%。「ケーロート」というのはタイ語で人参の事。英語名からの派生語。英語で人参は「キャロット」それをタイ語読みすると「ケーロート」。 味はまるで甘ったるい人参ジュース。
惣菜売り場 ナム ポンラマイ
(果物ジュース)
ジュース20バーツ(≒62円) 
不覚にも体調を崩しかけた。この暑さと新しい環境にやられたのだと思う。もうこの際は思いっきり食事と水分を取って、汗をかいて寝よう!と決意。刺激の強い辛いタイ料理を控えて今日はおとなしくパンと野菜ジュースとフルーツで。タイに来る直前「タイはパンがおいしいらしい…」という未確認情報があったので確かめてみた。んー、普通。日本の菓子パンと大して変わらない。ただ、この気候で保存をよくするためであろう、保存料等の薬品臭いにおいはバリバリした。野菜ジュースは日本の緑黄色野菜ジュースと違い、本当に野菜成分が多く、果汁の多い日本のものと違いちょっと苦かった。(4月6日)
タイはフルーツの種類が豊富である。スーパーに行くとよくわかるのだが、様々な種類のフルーツが置いてある。今日はPALM NUTというフルーツが山盛りになって特売されていたので、買ってみた。周りは黒と緑の硬い表皮に覆われ、中を割ると写真のような物体が出てくる。ひとつ取り出し、半分に割ってみるとみずみずしい果肉が出てきた(→写真)。食べて見ると…味がしない。糖分も少ない。白っぽい皮は取りづらく、そのまま食べてみると苦い。一体これはどうやって食す物なのだろうか?私の持ってきた資料にも記載無し。
PALM NUT 野菜ジュース1本81バーツ(≒250円)。高い!!
PALM NUT 1パック25バーツ(≒78円)
今日も昼はcarrefourのフードセンターにて。カーオカームーはゼラチン質の多い豚足やその他の部位を、じっくりと柔らかくなるまで煮込んであって、中華の角煮と同じ感じ。ただし、使っている調味料は当然タイの物を使っているので、香りは若干違う。しかしこれにも八角の香りは付いていた。バーミークローブ(揚げ麺)は上から野菜と肉のあんがかかっている麺。
(4月5日)
カーオ カー ムー
(豚足煮込みごはん)
バーミー クローブ
ラートナー

(あんかけ揚げ太麺)
2品で35バーツ(≒108円)
近所の屋台にて。昼は揚げ麺だったので、夜は汁ありのバーミー(太麺)で。かなりの薄味で、卓上にある調味料セット(クアンプゥング)で味付け。ナンプラーと砂糖と粉末唐辛子(プリックポン)を適量入れて食べたら、美味しかった。
バーミー ナーム
(チャーシュー入り太麺)
バーミーナーム屋台 25バーツ(≒78円)
帰り際ムーヤーンを焼いていたので購入、自宅に持ち帰った。1本5バーツ(≒16円)。看板には何が書いてあるのかを調べてみたら、「豚肉のステーキ・昔風 1串に付き 5バーツ」。これが昔風のステーキなのだろうか?確かに炭火で焼いてはいたけれども…
ムー ヤーン
(豚肉の串刺しステーキ)
4本20バーツ(≒62円)
BTS(スカイトレイン)、オンヌット駅に隣接しているデパート「Lotus」の中にあるフードセンターにて。バンコクのデパートにも大体このようなフードセンターが付いている。ただ日本と違うのはクーポン制であるということ。料理を作っている人が非衛生的なお金を触れずに済むようにという事と、店舗のテナント費を確実に回収するためとの事。食べたのは定番「カオマンガイ」大盛。鶏のスープも付いている。タイ料理には珍しくスープ付の料理。鶏のスープで炊いたご飯にのっている。辛くないし、日本人に馴染み易い一品。私の好物。(4月4日)
カオ マン ガイ
(茹で鶏のせごはん)
30バーツ(≒93円)
スクムビット通りSoi77にいよいよフランス系のデパートcarrefourがオープン。昼に食べたLotusのフードセンターとおなじでクーポンを購入して食事を購入する方式。左はご飯の上におかずをのせてくれる「カオケーン」。3種類のせてくれて25バーツ(≒78円)。安かったので、もう一品。右はセンミー(極細麺)にあんがのっている。全く辛くない料理。20バーツ(≒62円)
カオ ケーン
(鶏肉の唐辛子炒めと
目玉焼き)
センミー ラートナー
(あんかけ極細麺)
2品で45バーツ(≒140円)
実は昼、夜とデザートも食べた。この手の店の前には色々な種類の素材が置いてあって、それを何個か選択し上からシロップと山盛りの氷がのる物。左は2種類。タプティムとは慈姑(くわい)に粉を付けて色水に漬けて茹でたもの。周りはゼリー状で中はサクサク。タロとはタロイモ。右は3種類。一見カエルの卵に見えなくもないのがヘアリーバジルの種。ぷちっとした種をぷるんとした物が覆っていて、喉越しはバッチリ。黒いゼリーはチャオクゥエイという中国原産の仙草ゼリー、あとはおなじみナタデココ。日本の物と同じ。
タプティムクローブ
プワックのデザート
ナタデココとメンラック
(ヘアリーバジルの種)、
チャオクゥエイ
(仙草ゼリー)の3点盛り
共に15バーツ(≒47円)ずつ
スクムビット通りのSoi 5にあるスーパーの一角に24時間営業のフードセンターがあった。値段は屋台の倍ほどではあったが、外国人街だけあってタイ人の客は2割程度。厨房では強健そうなお母さんたちが機敏な動きでどんどん料理を仕上げていた。料理は定番のバジル炒め。うまい
ヌア パット バイカパオ
(牛肉のバジル炒め)
57バーツ(≒180円)
左の豚ロース肉のソテーは日本の生姜焼きみたく全く辛くなかった。逆に右の炒め物は殆ど野菜類が半生で、プリック(唐辛子)も細かくなって沢山入っていたので激辛。チラッと上に写っているカーオ(ご飯)が本当に美味しく食べれた2品
(豚ロース肉のソテー
、カーとココナッツ風味)
ムー パッド
プリック

(豚肉と野菜の
唐辛子炒め、
ココナッツ風味・激辛)
ご飯も併せて40バーツ(≒125円)
トムヤムクン
(えびのスープ)
ソムタム
(青パパイヤのサラダ)


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